新・命を耕す 18

ここのところ本ブログの読者さまのご来院が相次いでおります。

それというのも、先日来、飯山一郎さんが彼のブログで私のことやここのブログのことを

指圧の話題と関連づけて書いてくれたことが大きいのですが、

もともと私は飯山サイトの交流掲示板における健康板の常連だったいきさつもありまして、

今回は何度目かのフューチャリング、ピックアップ、クローズアップな事件でした。

ただ、以前と異なるのは、今回の反響は完全にこれまで取り上げてくれた時とはケタ違いに大きく、

とにかくアクセス数が驚異的に伸びたことがまず大きな相違点で、

次ぎには実際に我が治療院の「 鍼灸指圧 光伯堂 」に足を運んでくれての

リアルな交流にまで反響が発展したことも大きな変化となっております。

そうした経緯もあり、先日から本記事のスタイルを少し変更して、記事末に「光伯堂」の周辺情報を記載しております。

今後、被曝防御の手当てパワースポットである「光伯堂」詣りをして、

無病息災の御利益にあやかりたいご諸兄の皆様は、こちら記事末の「kouhakudou」周辺情報もくまなくチェックして頂きますれば幸いに存じます。



それでこうしてこれまではこのブログの読者だった方々を実際に治療する段階になってみますと、不思議に感じるのが初対面なのに、

ずいぶんと前からの知り合いのような気がして、とてもスムースにコミュニケーションが取れて、会話が自然に弾むという利点がございます。

またこのブログを継続して1年以上は長く読んでくれている場合には、以前にこのブログでネタにした話題が噴出したり、またコアな観点からの質問などもあり、

これは鍼灸業界でも珍しい新しい形態の患者さんと術者のインタラクティブな関係の構築ではないか、などと最近は思っております。



飯山一郎さんは私のことを「日本最強の治療師」とあだ名を付けてくれまして、それはそれはたいへんに光栄で嬉しく誇らしく思います。

さて、では最強の腕をもつ治療師は何でも治せるのか?と問われれば、それはムリー!と申しておきます。

ここのところご来院された読者患者さんにも話したのですが、ようは凝りにも色々とありまして、

30分間も指圧をしていれば簡単に柔らかくほぐれてくるような凝りを私は『活きた凝り』と呼び、

そうではなくて、いくら押しても揉んでもさすってもまったく柔らかくならずに最初の固いままの凝りを『死んだ凝り』と呼んでいます。

だから、「先生、わたしの体はどうでしょうか?」と患者さんに聞かれた場合に

私はまずこの自分の指感覚リトマス試験紙で判定された凝り指数をもとに

「あぁ、ぜんぜん大丈夫ですよ。凝りが動いてくるから、まだ心配要りません」と答えます。




この「凝りが動く」ということは、つまりは「凝りの『気』が動く」というのが正確な表現です。

ここコメ欄で昨今話題の「竜の巣」とか「凝り龍」と呼んでいる、この龍になぞらえる気のカタマリが動く感覚を得ることができれば、

その凝りにはまだ可逆的な可塑性がある、と判断できます。

それで、では気とは何か?という問題についてはすでに何度か記述しているので、ここではそれに拘泥しませんが、

ようはこちらの生命力の呼びかけにしっかりと反応できる凝りの持ち主なら、

その身心が快方向に正常化する可能性がある、ということになります。

このように気が動く凝りであれば、少しづつ継続して治療していけば、だいたいどんな症状でも2年間から3年間、治療し続ければ、

鍼灸指圧の治効バタフライ効果が超低周波のように全身60兆個の細胞内にまで発揮されて、体質改善が可能となります。

30年も患っていたしつこい花粉症がわずか2年の指圧治療と鍼治療で治ってしまうのですからね!




世に言うカリスマ・ゴッドハンドだの、予約が3年先まで一杯の神の手をもつ治療師だの、と言われる方でも、

まさか長年患ってきた花粉症を一発で1回の治療で治すなんて芸当は絶対にムリー!です。

また癌やパーキンソン症候群やリウマチや筋萎縮性側索硬化症などの器質的に変化が起こった難病のたぐいが、

わずか1回の治療で治ることも絶対に、断じて、決してありません。

「病気を治すのは来た道を戻るに同じ。病気になるまでにかかった時間だけを治療にかけなければ本来は病気は治らない」

とは昭和初期の鍼灸の名手と称えられた故・澤田健氏の言葉ですが、

癌などは1センチ大の大きさになるまでは普通は10年ほどかかりますので、本当は10年をかけて体質改善に励むくらいの気で

気長に取り組むのが癌を治すということの本当のプロセスといえます。



だから「こうすれば癌など簡単に治る」とか「ガンの正体がわかれば、治し方など簡単」とか「ガンなど怖くない」などという

ネットの中で踊る言説は私にとっては、実に軽々しい命の真実を知らない暴言といつも感じるのです。

命はすべてそうあるべくしてそうなるという整合性のある必然のもとにその症状を顕現します。

この命の神なるありように、何の敬意も払わず、「畏れと慎み」を抱くこともなく、まるでパズルでも解くように、

数学の因数分解の方程式でも解くように、これが原因だからこれを除去してこれを足せばすべてが治る、という

人体の生理現象がすべて酸化還元と電子の動きだけで構成されているとする線形的で予定調和の疑似科学説には、

決して騙されてはいけません。

命がそんなケータイや電池や電気器具のように充電が切れたから充電器にカチッとはめこんで充電完了、これで万事オッケーみたいに、

アッサリと癌や認知症やの変性疾患の難病のたぐいが治ってしまうほどに単純であるなら、どんなに楽でしょうか?

医者も鍼灸師も要らないよね(笑)

しかし、まったくもってヒトの命とは摩訶不思議で奔放でアヴァンギャルドでカオティックなありようが、その実体なのです。

とてもとても人智の浅知恵では読み解けないほどに深淵にして神秘な存在が命です。

だからこそ命を「畏れ、慎み」、かしこみ、かしこみ、わたしたち治療師はいつも敬意をもってファーストタッチに臨むのです。




「日本最強の治療師」であっても、たった1回では治せません。

もちろん、つねに一発で治すつもりで取り組んでいますよ!

でも、ほんらいは、たった1回で治してはイケナイのです!

もしも1回で治して、治ってしまうと、患者さんはそれまでの生活を見直すこともなく、身体と真剣に向き合うこともなく、

また元の木阿弥、元通りのライフスタイルに戻ります。

これでは1回の治療で良くしても何の意味もありませんよね。

1回で治す、治せるカリスマ・ゴッドハンドなんてオレに言わせりゃあ、なんの意味もねぇよ!

そんな治療はホンモノの治療師に言わせれば、やはり詐欺のたぐいに属します。




自分の身体と自分の心と真摯に真剣に向き合うモチベーションをその患者さんに持たせることができる治療師こそが

実はホントのホンモノの「日本最強の治療師」なのです。



これから当院を訪れるカスタマーのみなさま、そういうことですので、

長いお付きあいになるつもりで、当院にお越し下さいませ。




※ 当院「 鍼灸指圧 光伯堂 」の営業時間は

朝8時より夕方6時半まで、で

昼食タイムが正午12時から午後2時まで、となっております。

だいたい1時間コースの患者さんが8人ほどで

その日いちにちの予約は埋まってしまいます。

30分コースを希望する方もままありますが、

普通は1時間コースをみなさん受診されます。

またお時間がある方、遠方よりご来院される方、

鍼灸指圧を受けることを無上の喜び、エクスタシータイム!

至福の一時と悟る趣味人、通人、ディレッタントの皆様は

2時間コースに酔いしれるパターンもございます。

どうぞ、お好きなコースをお選び頂き、鍼灸指圧の治効バタフライ効果を

味わって頂き、真の贅沢、まことのリラックスに浸って頂きますれば

治療師冥利に尽きます。

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2015.05.19 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

コメント

「一回の治療で治るなんて偽者!!」
よくぞいってくれました。
そうですよ。生活習慣病なんて便利な言葉に騙されてはいけません。
日々の研鑽が大事ですよ。
思うように動いてこそ、人生楽しめます。
皆様のご健康をお祈り致します。
ぐぁんばってね~

2015/05/19 (火) 10:51:09 | URL | 大阪のおばちゃん #- [ 編集 ]

生「鍼灸指圧」活習慣

大阪のおばちゃん、毎度です!

いいっしょ、本音全開で(笑)

もっと過激なぶっちゃけトーク調でもイイんだけど、

ここは識見の高い方にも読んで頂いているんで、

あんまりハメを外せない(笑)

「1回で治す奇跡」の後を知りたいよね。

果たして再発していないのか?

それともすぐに再発したのか?あるいは別な症状が今度は顕在化したのかどうか?

だいたいこうした詐欺100%の自己宣伝にはフォローの情報が一切無いというのが通例で、

しかし、こうしたキャッチーな情報操作にいとも簡単にみんな騙されて、

変な治療師モドキにワラワラと吸引されて、虎の子の金銭をゴッソリともっていかれるなんて、

まったく真っ正直なことが大好きな江戸っ子は見ちゃあいられねぇぜ?

って、あっ、オレは江戸っ子じゃなかった(笑)

身体ってのは40代を過ぎたら鍼灸指圧なんかをして、手入れをしながら、鍼灸指圧に感応する身体作りをすることで、

ヒートショックプロテイン力を維持してアンチエイジングな健康力を手に入れるものなんですね、本来は!

でもこの「身体を作る」と言う視点がまだ一般化していないから、これを一般化することは今後の課題です。

40歳過ぎたら鍼灸指圧を生活習慣にするのは当たり前。

鍼灸指圧を生活習慣に!

これが常識化して一般化すれば、医療費による国家経済の破綻はアッサリと回避できる。

脚下照顧なんだけどね、つねに。

まっ、黙っていても何も伝わらないんで、これからもドンドン言います。

しかし節度をもって、上品にね(笑)

2015/05/20 (水) 00:59:32 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

何も自覚症状のない頃から東洋医学に浸ると、歳をとると、無駄に元気です。
私事で恐縮ですが、母の4人兄弟は皆糖尿病でしたが10人のいとこに糖尿病はありません。
鍛錬の賜物です。
子供の疳の虫って、前にもお伺いしましたが、
放っておいたら、治る子と、てんかんだの 熱性痙攣
だのややこしい子を身近に見ますが、関連ありますか?小児ばりにいきなはれと思うんですが
知らないようです。
東洋医学の啓蒙、期待してまっせ。

2015/05/20 (水) 11:49:40 | URL | 大阪のおばちゃん #- [ 編集 ]

皮膚は0番の脳

とは資生堂ライフサイエンス研究所の主任研究員の傳田光洋博士の名言ですが、

小児はり、などはまさに小児の皮膚という0番の脳を刺激し慰撫することで、

1番の大脳脊髄神経系や、2番の脳の腸管内臓・太陽神経叢を調節する

日本の関西地方に特有の子供に対する、おもてなし医療のタカラです。

その小児鍼の本場である関西は大阪においても、すでに小児鍼が下火なんですかね?

時代の流れとはいえ、もはや絶滅危惧種となった日本指圧と共に、

小児鍼の伝統の火も今後は絶やさないための啓蒙運動を展開せねばアキマヘンな。

まっ、ハリーがひと肌もふた肌も脱ぎますさかいに、見たかないだろうけど(笑)

大阪のおばちゃんの係累親族は自己養生の達人ぞろいですかね。いや立派、立派!

さてと、いかにして健康な時こそ鍼灸指圧を!のコンセプトを広めていくかが今後のミッション・インポッシブルならぬ、ミッション・ポッシブルですわ。

固い壁をぶち破るにもたゆまぬ蝶の羽ばたきの努力あるのみ。

2015/05/20 (水) 19:43:11 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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