首腰ほぐしの励行で

「わしはね、55年もの長い間、精神病院の中から日本を見つづけてきました。だんだん狂っていく日本を・・・もうわしの出る幕じゃない・・・日本全体が精神病院になってしまったんじゃ。完全にね」

昭和43年に明治座で上演された「葦原将軍」の登場人物のセリフらしいが、あまりに今の日本の状況を言い当てているようで戦慄を覚える。

今の日本がマトモと思える人はどのくらいいるのだろうか。もしマトモと思う人が9割を越えているのなら、まさに日本全体が精神病院になってしまっているであろう。

経営のみを考え再稼働を推し進めようとする電力会社、経営を優先したがため廃炉にすべき老朽化した欠陥機械を使い続けて今回の事故を起こした電力会社、24歳以下においては細胞分裂の過程であるにも関わらず、北関東から東北一帯の汚染によって被曝した無数の若人を救う措置を今に至るまで一切とらない関係機関、それだけの被曝公害を起こしていながらいまだにただの一度も関係部署が捜査もされない現状、汚染食品が産地偽装され499ベクレル以下の放射性廃棄物なみの食品が混ぜられて人々の口に入ってしまった現実、そういう内部被曝という未曾有の健康クライシスの最中でありながら一向に無頓着な医師たち、いや内部被曝というカテゴリーは医療教育におけるタブーであり何も教わっていないんだ、と言って人ごとのようにうそぶく医療関係者、理系や医療系の学者が今に至るまでまともに放射性物質の脅威を啓蒙しようとしない現状、ただのひとりも懺悔することなくいまだに熱核融合の研究を続ける者たち、原発関連の特殊法人など関係機関にいまだに大金が落ちていること、運動会をやることがまるで復興のきざしであるように見せながら子供たちをさらなる被曝へと追い込む教育関係者、事実を伝えることはほとんどなく大本営発表にいそしむメディア、メディアと司法とダークサイドが一体となった政治謀略スキャンダル、そんな現実を垣間見ながらも普通に生活している自分。

おかしいのは自分なのかこの日本なのか。

精神病院化した国で正気を保つ方法は教わっていないけど、なんとか正気を保つしかない。

こと医療健康に関してが私の一番危惧する分野であり、そこに焦点を当てた記事を今まで多くしてきた。政治的な部門は本来得意ではないがなぜかブログを始めたら政治的な事も多く書いている気がする。それは結局、人間の健康と政治はつながっているからだ、というフラクタルな世界観の再認識となった。

原子構造から宇宙の姿まですべては相似なスタイルが反復されている。

細胞のミクロな世界を垣間見るとまるで高倍率の天体望遠鏡で覗く大宇宙の荘厳な世界と酷似していることに驚く。

細胞核やミトコンドリアは惑星で小器官は小惑星。サイトゾルはそのまま漆黒の宇宙空間である。

宇宙の真理、生命の神秘に思いを寄せると束の間の平静が訪れる。そういう自分は案外、ノンキであり精神が破綻しないですんでいるのだからありがたいと思わなければならない。

低線量被曝地帯に住み、しらずに汚染食品を食べているのに果たしてこんなにノンキでいいのだろうか。

「原発事故は決して終わらない。チェルノブイリ原発から放出された放射能の影響は、何十年も続く。チェルノブイリと福島で、放射性物質によって、どれくらいのガンやほかの病気が起きるか、予測もできない」ヘレン・カルディコット医師

今、静かに未曾有の健康被害が進行している。時折、寒気がするのは既にそれを肌が知覚しているからであろう。

皮膚は情報を的確にキャッチするセンサーである。この世の空気、時代の空気を読むのも皮膚である。その皮膚が今、敏感に反応している。

できる対策はすべてする。そのうえでノンキにするなら「葦原将軍」まではイッテしまわないでしょう。

汚染されていない空気がどんだけありがたいものか。失って初めてわかるもの。

フランスのノーベル賞医学者のシャルル・リシエが唱えた「ホモ・スツルツス」の呼び名こそ我ら人類にふさわしい呼称である。

愚かなサル。

いい加減に目を覚ませよ!

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2012.05.13 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

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