命を耕す 22

[ 「 施灸によって、白血球数が著しく増加することについては、既に青池正徳博士や原志免太郎博士によって報告され、針灸界でもこのことは常識になっている。だがこれらは無病の動物に行った実験であり、原志免太郎博士の如きは、家兎に0.5グラムもの大灸をすえた実験である。0.5グラムの灸というと、人間の大人の拇指頭大にも相当する大灸であって、人間の体よりも遙かに小さい家兎にとっては、大火傷に該当するような過大な熱刺激である。だからこの実験を人体にあてはめて考えることは、妥当でないように思う。その後にも、人体に施灸した実験報告があり、白血球の増加が認められている。だが、それらは病体に施されたものでなく、正常な人体においてなされたものであった。そこで、病気のために白血球が著しく減少したような人間の場合に、灸を施して果して白血球が増加するであろうか。そうした実験報告がほしかった。ところが、私は子宮癌手術後にレントゲン照射をやって、それが過剰となり、骨髄における白血球の再生能力が低下して再生不良性貧血症となった患者の治療を引受けてやったことがある。それは2例だけであったが、2例ともが長期間病院に入院し、輸血をつづけ、どうしても白血球が増加せずに困っていた。お灸をはじめると白血球が増加しはじめ、根気よく針灸治療を継続することによって、白血球数が正常数に回復し、遂に治癒したのである。これについては、日本針灸治療学会で発表し、会誌にもその報告がのっている。ところが、本年(43年)になって、よい1例を得た。これは50才前後の男性で、睾丸に悪性腫瘍が出来、それを手術したが、転移と再発を予防するために、コバルトとレントゲンの照射を患部と腰臀部とに繰り返し行った。その結果、著しく白血球の減少を来たし、血液1ミリ立方に対する白血球数が3000以下となってしまった。もう既に生命にとっての危険信号である。病院側では、これが正常値(5000)にもどるに、少なくとも数カ月以上かかるといって心配していた。私がこの患者に、9月に全体的な治療を施して灸したところ、約1ヵ月の施灸で、今まで3000以下だったものが5000となったのである。病院側でも、この成績を見て非常におどろいているとのことで、私も非常にうれしい。私としては、この治験によって、人間の病体に施した灸によって白血球数が著明に増加したという実証を得たのが何よりうれしい。 」引用 代田分誌「針灸臨床ノート・下巻」医道の日本社

灸文化の衰退が、ガンや痴呆、アレルギーをはじめとする各種の免疫病の増大と密接に関わっていると推測します。ガン保険に金使うんなら、毎日、足の三里に灸したほうが、よっぽど「ガン保険」になりまっせ。↑ 文中の原志免太郎博士は、ご夫婦で60年間、毎日、足の三里と背中の腰のツボに、お灸をし続け、奥様は96才、原博士は108才の長寿をまっとうしております。博士のご子息が博士よりも先にご他界されてしまい、博士がもう一度、院長に返り咲き104才まで聴診器をもって診察にあたられたそうで、医師でありながら、身をもって灸の効用を実証してくださいました。深く深く感謝申し上げる次第です。とかく、西洋医学と東洋医学は対比して優劣論で語られることが多いような気がしますが、それこそ、ワンワールド支配層の双頭戦略の術中にはまる愚であり、奴らを利するだけかと思います。あえて、今まで医師でありながら鍼灸に取り組んだ方々を取り上げてきたのは、西洋医学を修めた医師でありながらも、東洋医学の発展に貢献して下さった方がいる事を知ってほしかったのと、実際に彼らの見解が非常に有益だからです。とらわれない、ニュートラルな思考・姿勢にも魅力を感じるからです。患者側にしてみれば、いかにリスクが少なく、早く病状を除去できるかということが最重要なわけで、東西医学の優劣など問題外でしょう。今日、久しぶりに、空き時間があったので、自分の体に灸をしました。快感のうちに、しみじみ、『日本の宝』だと感じ入りました。『気持ちいい治療』ってのが、東洋医学の最大の魅力でしょうね]








はい、これが少し手直しをしてありますが、2010年の10月のある日に某サイトの掲示板に私が書き込んだコメントです。

当時と今とあんまり言ってることが変わっていないことに皆さんも気づかれることと思います。

ただ、この代田分誌の治験例において注目すべき箇所がございます。

それはすぐに皆さんも着目した通り、いわゆるガンに対する放射線療法がガン患者の白血球数を著しく減少させてしまい、ガン患者の免疫力を大幅にスポイルし、ダウンさせてしまうことは、よく知られておりますが、

このガンに対する放射線療法の副作用が、灸治療をメインとした鍼灸治療によって非常に短期的に抑制されて、ガン患者の免疫力が即効的に回復したという驚くべき実例がここには記載されているのです。

実は私が受け持った私の治療院の患者さんに、初期のガンを手術した後に、抗癌剤を処方されて、やはり抗癌剤の処方後に白血球数が大幅に減少するという副作用を経験された方がおります。

しかし、この私の治療院のもとガン患者さんが、通常のガン患者さんと異なるのは、外科手術の前も後も、抗癌剤を処方されているあいだも、私の気功指圧と温灸を継続的に受療し続けて、

白血球数の劇的な減少を抑制し、免疫力を維持したことにあります。

彼女は、手足が痺れ、頭髪がすべて抜けてしまう猛烈な抗癌剤の副作用にも負けずに、私の気功指圧と温灸を受け続けて、ついに6クールの抗癌剤の予定を、主治医とかけあって4クールで終わらせて、

外科手術の後遺症となる足の付け根のソケイ部のリンパ節の浮腫も発生せずに、半年間の休業を終えて、ついに職場に現役復帰して、

今も元気に仕事に勤しみ、ヨガ教室へと通い、だいたい週1回のペースで私の気功指圧と温灸を今も継続して受療しております。

彼女はいわゆる今や殺人療法と呼び声も高い現代医学の癌の三大療法を受けながらも、なぜか殺されることはありませんでした。

なぜ彼女は殺人療法とチマタでは盛んに糾弾される抗ガン三大療法をされても、命を失うことはなかったのか?

それは彼女が私の気功指圧と温灸を味方に付けて、みずからの身心をみずからの意識でコントロールしようとしたからに他なりません。

そう彼女は癌を通して、気功的なライフスタイルを獲得したと言えるのです。

であるのなら、わたしたちは彼女を見習って、まだ癌になる前に、気功的ライフスタイルを一刻も早く手に入れるようにすれば、癌にもならずに、いまや日常的な危機となった放射線による被曝によって白血球数が減少することも防げるはずです。

私が今回のシリーズで、なぜ気功と指圧を取り上げているのか?

そろそろ賢明な読者の皆様は、感づいておられるでしょう。

福島第一原発事故からすでに4年が経過しました。

いまだ収束もせずに、噂では地下に溶け落ちた核燃料が最近になって再臨界を起こし、膨大な放射能プルームがまた地表へと噴き出して、全地球へと拡散しているとの分析も聞きます。

冒頭の治験例はあくまで外部被曝による免疫不全への防御に鍼灸術が有効であったという実例ですが、内部被曝においても免疫不全が引き起こされることから、

同じような未病治の養生法が有効であろうと予測できます。

内部被曝で体内に侵入した放射性核種をつまみだすネバネバな食養生にプラスして、ゲノムやタンパク分子の損傷を修復するヒートショックプロテインの分泌を促進する鍼灸指圧治療や行気導引エクササイズを習慣化したネバネバヒート養生法の実践は、

今後も実際に益のある有効な被曝対策の目玉、王道と私は見ております。

ネバネバとはネバネバせずとも、植物の細胞壁はすべてネバネバ多糖体であることを忘れないでください。

人参スティックで、十二分にネバネバは摂取できて、腹腔マクロファージから旺盛にインターフェロンが分泌されることで、抗ガン、抗ウイルスの無敵なハダカデバネズミ体質を獲得できるはずです。

フォースはオカネをかけずに、身近な実践で手に入れるが得策です。

脚下照顧

『気の王国』への鍵はいつも足元に転がっているのです。

スポンサーサイト

2015.04.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

kouhakudou

Author:kouhakudou
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR