命を耕す 17

「 Q. 近代医学の立場からは、気などいうものは受け入れることはできませんよね」

「これはもう、近代医学のシステムとは正面衝突してしまう。臨床医学の場面で近代医学と中国医学を結びつけたり、それが共存することはできるし、現実にそうなっているわけですが、理論的に結びつけることは非常に困難です。どこに困難があるかと言うと、近代医学は解剖学をベースに出発していて、この解剖学というのは簡単に言ってしまえば、死体の解剖から始まっているわけです」

「 Q. 命のない物質ですよね、死体は」

「中国医学の場合は、生きている身体から出発している。中国で死体の解剖をやらなかったというのはフィクションでして、実際はやっていた。古代には解剖学はかなりやられていたんです。それが、三国時代の頃から解剖に基づかない医学のシステムが完成していくんです。解剖学、つまり死体の観察と分析から身体を考えるということは、運動器官や内臓器官などのいろいろなオーガン(器官)の集合体として体を理解することが基本となる。それぞれの器官が、それぞれに機能を分担する、分業して体を動かしているという考え方です。ところが、中国医学では器官は一義的なものではない。気のほうが本質的な役割を果たしているのであって、器官は気の容れ物にすぎない。もっと言えば、身体それ自体が気の容れ物であり、気が流れている場が身体なのだと捉えるから、そもそもの出発点がぜんぜん違っているんです。

ところが、気というものが存在し、働いていることを立証するとなると、近代医学の方法をベースにしているかぎり、気は見えないものですから立証は非常に困難です。じゃあどうしたらよいのか?気を捕捉しようとするなら、気の現れてきた効果やその働きの結果をキャッチして、そこから気の性質を考えていくしかない。現在の気の研究はそういうやり方をしています。もうひとつの方法は、トレーニングを通して気を実際に体験してみる、あるいは気による治療効果をとらえていく。そして、この二つの研究成果をくっつけて、そこから気がなんであるかを考えていくということです。

中国を代表する物理学者の銭学森さんなんかは、唯象気功学ということを提唱しています。これは気の現象を記述していくということで、今の段階は、いろんな現象的データを集めてみる、それを蓄積する段階であって、その理論的な根拠についてはまだ解明できそうもない、と言っている。ぼくもそう言っていいと思うんです。物理学で例えれば、気体を加熱すると膨張する。そういう性質があることを経験的データとして集積していく。じゃあ、どうしてそういう法則が成り立つのか、気体の体積と熱の間には一定の定数があることが分かったとして、なぜそうなるのかという理論づけは今のところまだできない 、ー そういうことだと思います」
哲学者・湯浅泰雄との対談「気の人間学へ向かって」のインタビュー録より





全世界待望の「気の何たるか?」を知り、指圧の素晴らしさを再認識し、命の本質へと到達する、

今世紀最大の医学革命を成し遂げんとするアヴァンギャルド指圧師の今村光臣がお届けしている珠玉の名演説シリーズ(笑)、

「命を耕す」第17講義がここに開講いたします。

今日はちっと時間がないので、あまり書けないんですが、まずもって、連日本ブログに詣でてくれている常連読者の皆様には改めて多大なる感謝を申し上げます。

ありがとうございます。

それで、ここんとこまず記事のはじめにゴチンッ!としたコンテンツ密度の高い基礎資料を配置しているんですが、この基礎資料の数々が、実はもの凄く貴重なシロモノでして、

例えば本記事冒頭で取り上げたこの哲学者の湯浅泰雄氏も、先の記事で取り上げた福増廣幸氏もロバート・C・フルフォード博士も、

みな今やご他界されており、ナマの発言は今となってはもうここにあるもの以外は取れません。

さらに福増氏の発言などにいたっては、それこそ著書も1冊あるかどうかというほどに少なく、わたしから言わせれば福増氏のこの発言録などは億単位の価値があると思うくらいに貴重だと認識しております。

よって、皆さんはそんな超貴重な情報を指をワンクリックして手に入れることができたんだから、超超超幸せなんですよ!と実に恩着せがましく、強調しておきましょう(笑)

まっ、私の貴重な発言(笑)も、そのうち目一杯放出しますので、まずは気の何たるか?を知るための基礎資料となる本シリーズの冒頭文は再読再読で、

読書百遍意おのずから通ず、の要領で何度も読んでその身心に貴重なコンテンツをインストールしてください。

今日から極意は無しです。

あっ、そろそろ娘とネバネバヒートの朝ご飯を頂く時間です。

では、次回の講義まで、またね〜!

みじかっ(笑)

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2015.04.16 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

コメント

駄文・短

こんばんはです。

生足が増えだした今日この頃ですが(自分は黒タイツ派(笑))、基礎資料のファイル欲しいです。
週末に自分でも検索掛けますけど、漠然と検索掛けて良いのか悩んでいるところです。
このシリーズの導入部分は本当に面白いので、試験勉強の合間に色々と調べたいです。

何回か前の基礎資料の中に、釈迦の呼吸が出てきましたよね。
昔実践してたの、すっかり忘れてました(笑)
記事以降、毎日実践を復活させました。
思い出させてくれて、本当にありがとうございました。

2015/04/16 (木) 19:17:33 | URL | クチブラ #2JEUmp5Q [ 編集 ]

目のやり場に困るオヤジ派、でも視線が(笑)

第一級の基礎資料の良さが分かってもらえて、とってもうれピーです!

5年前のD党在籍当時も、基本的に基礎資料を提示して、自分のコメを付記するというスタイルでやってましたが、

当時も基本は超レアものを惜しげもなく公開という太っ腹体質でしたね。

痩せてるけど(笑)

それで今回も、レアもの主体でして、絶版書籍からの引用が多いです。

本記事の湯浅先生の対談も検索かけてないけど、初版が1989年12月9日の発行日となっておりますが、

ちなみにこの本の題名は「別冊宝島103号 『気は挑戦する』」で、

出版社は「 JICC 出版局」です。

福増先生のインタビュー記事もこちらの本に掲載されてます。

福増先生のインタビュー記事は、また取り上げます。

釈迦の呼吸法のくだりの、西原克成先生の本は入手可能かと。

あとは、レスラーの船木誠勝氏のインタビュー記事が掲載されているのが、

「プレイボーイ 別冊・集英社ムック 『気が癒す』」集英社

ですね。でもこれも、初版が1992年12月31日で、たぶん、入手不可じゃないかと。

湯浅先生の本としては、自分はまだ読んでいないけど

『気・修行・身体』平河出版社

という本がたいへんに良いという噂です。

取りあえず、本シリーズでは、ちょっとやそっとでは、手に入らない超一級の世界遺産クラスの時価数億円クラス、

いなカネに換えることなどとうていできない、という貴重な気に関する基礎資料を全面公開という方針で、

今後も進行していきますので、ヨダレを垂らしながら、涙を流しながら、読んで頂ければ幸いです(笑)

ブラちゃん、こんな感じで如何?

2015/04/16 (木) 20:15:22 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

駄文・感謝

おはです。

相変わらず貴重情報、駄々漏れのハリーに感謝です。
福一は困るけど、ハリーの方は大歓迎ですわ(笑)

高いレベルでの実践は無理だけど、エッセンスだけでも身につけて、何らかの役に立てたいと考えてます。
飯山Gもヒートアップしてきたし、警戒レベルを上げないと生き残れないので都下だと(笑)

この内容がチビ達を育てているお母さん達に、少しでも入ると希望が持てるんだけどね。

さてさて。

2015/04/17 (金) 05:26:38 | URL | クチブラ #2JEUmp5Q [ 編集 ]

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