ぬくもり 10

「日本が原子力大国になった原因の一端は、被曝の問題を人間の生命との関わり合いの中で捉えていないからだと思います。被曝の問題を考える時にも様々なアプローチがあり、経済や政治、国際法という観点で切り口を見つけるのが法律家や政治家であり、生命という観点でメスを入れるのが医師などの医療関係者です。医療関係者は人間の生命と深く関わり合って生きているだけに「生命とは何か」「生きていく人間にとって原爆とは何なのか」を、太く深く考えることができます。しかし、実際の現実は生命というものと対決している医療関係者は、原爆という問題を積極的には取り上げようとしないのです。私は若い医師たちに対しては「被ばくに関心を持てないのであれば、いったいお前のどこに他人を手術して幸せにする力があるのか」と忠告したいです。わたしの話しに対してたくさんの人が反応してくれるけど、私と同じように考える医者はとても少ないのです。威力の大きな爆弾としての原爆の被害は理解するけれど、内部被曝がゆっくりと人を殺すことを確信できる医師はほとんどいません。彼らの尺度は現在の医学であり、その現在の医学が内部被曝の脅威を認めないかぎりは、彼らはその一線を離れられないのです。ただ、私がもっと言葉を持っていたなら、周りをもっと巻き込めたはずですから、被ばくについて無関心な医者が多いのは私の責任であります」参照「肥田舜太郎、鎌仲ひとみ『内部被曝の脅威』ちくま新書」

4年前に3.11が勃発して、私は即座に放射能から身を守る養生法の提言を開始した。当時、親しくしていたネットの友人のサイトに、あらゆる思いつく限りの方法を3.11当日から連日に渡って書き付けていった。

その交流の中で友人がある老境にさしかかった医師が広島の路上で杖をもちながらも背筋をシャンとして風に吹かれながら立ち、自身の回顧録を語りつつ原発反対を訴える講演の動画を紹介してくれた。

その医師こそが内部被曝の脅威に精通し、原爆症の原爆ブラブラ病の解明に取り組んだ希有なる医師、肥田舜太郎先生その人だった。時に94才であったので、あれから4年が経過して今や98才を迎えていると思われます。

決してメジャーな疾患ではないし、むしろ誰もが避けて通りたいような原爆の後遺症を自身のライフワークに据えて、誰にも言えない内部被曝に侵された患者たちの苦しみを救いとってきた肥田先生のお顔には医療者の理想とも言える慈愛が溢れています。

「被曝に関心がもてないのなら、医療者として価値はない」との言葉に突き動かされて、私もここまで必死に内部被曝とは何なのか?どうしたら内部被曝による健康被害を減殺できるのか?を追及し続けてきました。

なにしろまったく被曝に立ち向かう医療などいうカテゴリーがいまだ確立されていないのですから、すべて手探りで、一から全部、自分で調べ上げなければなりません。

いったい放射性物質が体内に入ったらどんな挙動をし、どんな動態を見せるのか?そしてその結果、どんな症状疾病が予想できるのか?さらに、どうしたら「未病治」に未然に症状疾病を抑え込むことが可能か?

こうした一連の自問自答の中で磨き上げられた養生法こそが私が独自に編み出した『ネバネバヒート養生法』だったのです。

冒頭参照本の中に記載がありますが、原爆製造の主導者であった科学者のオッペンハイマーとエンリコ・フェルミは原子炉施設のハンフォードで作業をすると必ず、

その作業後にはロス・アラモス研究所のマンドール医師のもとで「キレーション」という点滴治療を受けていたのです。

この「キレーション(キレートとは「カニの爪」を意味し、キレート分子のビタミン類が放射性金属元素をつまんで体外へと便や尿として排出させる治療がキレーション、キレート分子にはビタミンの他にクエン酸やアルギン酸ナトリウムなどの多糖体がよく知られている)」

という点滴治療は大量のビタミンを配合した点滴治療で、体内に取りこまれた放射性物質により発生するフリーラジカル(活性酸素)を打ち消し、

重金属である放射性物質の体外への排出を促進する医療として、今もリッチランドの住民に行われている治療である。

つまり原爆制作に関わった首謀者であるオッペンハイマーとエンリコ・フェルミは充分に内部被曝の脅威を自覚しており、だからこそ作業後には一目散に医師のもとへと駆けつけて「キレーション」に勤しんでいたのだ。

それほど放射性物質が人体に悪いものと知りながら、なぜ原爆を作り、なぜ日本の広島と長崎に投下して一瞬にして30万人近くを殺傷し、その後60年間も内部被曝ぶらぶら病で数十万人を苦しめるという鬼畜の所業に手を染めたのだろうか?

マッドサイエンティストとは悪魔のような狂信的な科学者の総称だが、この二人にはその称号こそがもっともふさわしいかもしれない。

かの相対性理論の生みの親であるアインシュタインもまた、原爆制作チームの一員だったのだ。

科学はヒトを幸せにするためにあるはずだが、なぜかくも科学は歪んでしまったのだろうか?

手塚治虫は「鉄腕アトム」をもってして、本当は原発に反対していたと聞く。今まさに「火の鳥 未来編」のリアルな現実が地球に招来された。

御前崎近海はあのプラントが止まって汚暖水が吐き出されなくなったことで、ワカメをはじめ周辺海域の生物相にとっての適切な海水温が戻り、繁殖力を増したワカメが地元の漁師のワカメ漁を活気づけている。

ワカメにはガン抑制効果が顕著なネバネバ多糖体のフコイダンが豊富に含まれる。

人類はかつて5万年前に東アフリカを旅だって以来このかた、ずっと海藻を摂取することでアルギン酸ナトリウムやフコイダンを摂取して、他種族にはない高い免疫力を保持してきたと私は仮説を立てている。

そう人類は「ホモ・海藻食・サピエンス」なのだ。

内部被曝を防御する旅路は、人類を健康にする食を追及する旅でもありました。

もしも原爆や原発がこの地球上に存在しなかったら、ヒトは一生健康で生物学的なヒト寿命の120才まで軽く生きることができただろう。

誰がこんな病人ばかりの星にしやがった?

マッドサイエンティストやマッドドクターには、そろそろお引き取り願おうぜ!

ってことは、そろそろオレの出番?(笑)

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2015.03.14 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

コメント

まだ

早い(笑)
受け手の側がテレビや新聞の(ネットもかな)鎖に
つながれていますからねぇ。自分のいのちにキチンと
向き合って生活する人がもう少し増えてから。
Live long and prosper.

2015/03/14 (土) 07:41:01 | URL | 桑畑五十郎 #- [ 編集 ]

 ★トムクルーズの宇宙戦争で人類を破滅の崖っぷちから救ってくれたのは何と足元にある地球の土壌菌、微生物だったというのは今日の事態への暗示だったんでしょうか?
 ☆トンデモ扱いの常温核融合を人間の体内でフツーにやっているのが腸内微生物でビタミンなどの栄養素をそれこそモトから作り出してくれてもおり、その原子を転換というか変換する能力で放射性物質も捕食し無害化してくれているわけですね。
 ★そういやスリーマイルの時、日本人の開発した微生物の溶液が除染に使われたという話もありました。 乳酸菌を含む食品は伝統的に日本に多く味噌やヌカ漬けはその代表ですね。
 ☆味噌汁に今村サン推薦のヌルヌルワカメをいれ玄米が何が何でもいやだダメよならゴマ代用、最後に納豆でもつければどこででも安く手に入るものバッカの組み合わせでほぼ完全武装出来るわけでホント日本はいいもの持ってんですが他文化強要でここのところ妙なモン食わされてきましたからw
☆ヒントはいつも足元にありか水中にありで、カラダの不調や病気も最終的に酸化還元みたいな話に収束帰納してくるわけであり水の重要性に気づくとともに腸内微生物含めての自分なんだという風に自己認識を改めることなんでしょうね。
 あ、今も降ってきた有害宇宙線をバクテリア類が集まってきて食ってくれてますよ(キット!)
 

2015/03/14 (土) 07:47:33 | URL | koganei #- [ 編集 ]

仰る通り

受付でですが抗がん剤にて治療されている方々と向き会う日々です。
いたたまれない。やっと1年半が経ち慣れて、適応できました。
本当の養生法は金かからんと思います。
検査もない、投薬もない、検査オペ、摘出オペもない。

対処療法には限度があります。

医療者とは、儲からないもんなんです。

2015/03/14 (土) 21:28:52 | URL | 三十路 #yvBXw2pY [ 編集 ]

みなさん、さすがツワモノ揃い!

ワオ、桑さん、お久しぶりっす!

そうっすね、まだまだ世界戦デビューは先になりそうだわさ(笑)

もうちょい、筋トレして、パトリック・スウェイジっぽくなってから、アハハ。

ここんとこ3.11後4周年を記念して、エッジでソリッドな記事を心がけてますが、

少し、こんな感じでいってみます。



koganeiさん、毎度っす!

常温核融合・コールド・フュージョンと言えば生体内原子転換のルイ・ケルブランと桜沢如一も忘れちゃあかんし、

大阪大学の荒田教授に北大の水野教授も、たしか重水素をヘリウムに原子転換するのに成功してますね。

このへんも将来的には放射能の無毒化と関係してくるテクノロジーですな。

人間の致死量の500倍のガンマ線を浴びても死滅しない耐放射能細菌のデイノコッカス・ラディオデュランスの

ゲノムをヒト細胞にウイルスベクターを使って水平移動すれば、果たして放射能地獄の世界でも生き延びることが可能なXメンが誕生するかどうか?

まっ、SFチックな妄想はともかく、現実的なキレートやミネラルガードやヒートショックプロテインによるアダプティブサイトプロテクションな養生法で当面はしのぎましょうかね。

もうちっと、そんな方策のキモの情報を公開します。



三十路さん、儲からない医療を実践して早24年、儲からない事を誇りにできる程には、まだ人間はできていませんが、命にウソをつかない医療をすることだけは誰にも負けない自負があります。

ほんと、ゼニなんかかけない養生法こそが最高の医療です。

2015/03/15 (日) 00:35:50 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

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