兼愛 17

「養生の術は、心を静にし、身を動かすを良しとす。身を安閑にするは、かえって元気とどこおり、ふさがりてヤマイを生ず。たとえば、流水は腐らず、戸枢は朽ちざるが如し。これ動く者は長久なり、動かざる者はかえって命短し。これをもって、四民ともに事をよく勤むべし。安逸なるべからず。これすなわち養生の術なり」『養生訓』巻第一、総論・上26

生き物の本質は「息する物」ゆえに「活き物」で、動物の本質は「動く物」ゆえに、活き活きと息して動いていることが健康であり、さらに意気軒昂で粋な生き方が実現できれば言うことはないでしょう。

さて、ウイルス談義もだいぶ進展しておりまして、ようやく概要の概説が終わり、核心的なコア領域に到達してきました。

アメリカはペンシルバニア州セネカヴァレーにあるバイオテクノロジー企業の研究所の細胞培養物から新種のRNA型ウイルスが発見された。

のちにポリオウイルスと同じピコルナウイルス属に分類されたこの新種のウイルスはある驚くべき特徴を備えていることが判明する。

ウイルスは感染する細胞の細胞膜レセプターを認識して「鍵と鍵穴の関係」になる自分にピッタリとマッチするレセプターを持つ細胞だけに感染する性質があるのだが、

なんとこの新種のセネカヴァレー・ウイルスはヒトの神経系と内分泌系のガン細胞だけに特異的に選択的に感染し、

ガン細胞の中で増殖してバクテリオファージのヴィルレントファージ(溶菌性ファージ)がバクテリアに感染して感染バクテリア内で増殖してバクテリアを破壊するように

セネカヴァレー・ウイルスはガン細胞を、リーシス(溶解)か、破裂、に導き、壊したガン細胞から増殖したセネカヴァレー・ウイルスがまた細胞外へと飛び出して、次なるガン細胞へと感染して、次々にガン細胞を破壊していくのだ。

セネカヴァレー・ウイルスはこのようにガン細胞のみを選択的に殺傷する能力を有するが、決して健康な正常細胞を傷害することはないという。

セネカヴァレー・ウイルスは普通に自然界に存在するウイルスであるということである。

ヒトパピローマウイルスが子宮頸ガンの原因ウイルスであるとする仮説をもって、今や子宮頸ガンワクチンが作製されて、疫学的なエビデンスもなく国策により多くの日本の少女たちに打たれて、

その副作用により多くの少女が苦しんでいる事はいまだに進行中の事柄であるが、そもそもウイルスが癌の原因なのか?

そうではなくセネカヴァレー・ウイルスのようにウイルスは癌を殺すために癌に感染するのか?

あるいは別な言い方をすれば、ガン化するためにウイルスに応援を頼むからウイルスがガン細胞に感染するのか?

ガン化した細胞をアポトーシスするためにウイルスが感染するのか?

ガン化した細胞に感染するとウイルスも自己のコピーを増やすのに好都合だからウイルスはガン細胞に感染するのか?

このように色んな側面で多様な見方をすれば、まだウイルスとガン細胞との関係性がいまだまったく未解明なことがありありとわかるのだ。

それなのに、癌の原因はウイルスである、との仮説を提示して医学界はこの仮説を定説のようにしてすでに動き出している。

あのね、俺から言わせれば、まだまだガンとウイルスとの関係性がどんな風に絡み合っているのか?は、まったくわかんないぜ!

細胞がガン化することそれ自体がアポトーシス機序かもしれないんだから?!!!!!

ギリシャ語でアポトーシスは「 apo(離れて)」と「 ptosis (下降)」を合わせた言葉で、「葉が枯れて散る」の落葉を意味するとされるが、

つまりは細胞がガン化することはまるで秋になると緑の葉が色づいて黄色くなるが如くに、細胞の紅葉現象が起こり、やがて遺伝子やミトコンドリアや免疫細胞の誘導で枯れ葉がハラハラと地に舞うが如くに

アポトーシス機序が誘導される。こうした細胞のアポトーシス落葉現象の中で、実はウイルスもアポトーシスを促進するメディアとして活躍しているのかもしれないのです。

ウイルスはヒトゲノムのヒト内在性レトロウイルスとして、ヒトの妊娠時における胎盤形成におけるシンシチウム合成に関わることでヒトの生に重大な役目を果たすと共に、

ヒトの細胞がガン化した際におけるアポトーシス誘導に関わることで細胞の死にも重大な役目を果たしているのです。

ウイルスは生命現象の生死の重大な局面に密接に関わっていると見なせます。

感染症を引き起こす病原微生物としてのウイルスという見方を捨てて、

「ウイルスは敵ではなく味方であり仲間である」とするウイルス原理主義者になることで、見えてくる生命観は、実にアヴァンギャルドに鮮烈です。

ウイルスはまぎれもない私たちの養生の導師です。

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2015.02.18 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

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