兼愛 2

「古人、長生の術ある事を言えり。また、ヒトの命は我にあり、天にあらず、とも言えればこの術に志(こころざし)だに深くば、長生を保つ事、人力をもっていかにも成し得べき理あり。疑うべからず。ただ気荒くして、慾を欲しいままにして、こらえず、慎みなきヒトは、長生を得べからず」『養生訓』巻第一、総論・上19

こちら19番の言いたいことをひと言でまとめると、長生きすればイイことがあるけど、長生きするためには「真贋リテラシー」を徹底的に磨いて正しい養生法を身につけて、それを実践せよ。

さすれば長生きし、エエコトを味わえる、とでもなりましょうか。

わたしが3.11原発事故を受けてこんなブログを始めたのも、ひとえにホメオパシーの創始者であるドイツの医師サミュエル・ハーネマン(1755〜1843)が見抜いた産業毒物質という生体汚染源の「ミアズム」が充満する時代を迎えて

いかにして健やかな生を保ち、62桁の物理層と138億年の宇宙史とつながったこの貴き身体髪膚、四肢百骸、五臓六腑、腸管内臓と体壁筋肉系の「内蔵体壁反射、体表内臓反射」にインタラクティブに連動する

600の筋群と207の骨に支えられた274種類60兆個の細胞と1京8000兆個のミトコンドリアと数百兆の常在菌とヒトゲノムのイントロン領域46%のウイルスデータと

腸内に棲むT4ファージや鼻腔にいるライノウイルスやアデノウイルスやコロナウイルスや神経細胞に巣くうヘルペスウイルスをはじめとするヒト常在性ウイルスとが織りなす一大生命宇宙を

「変わらなくあるために、変わりつづけ」させるためにはいち医療者としていったい何ができるか?と自分に問うて、

それは今から300年前に貝原益軒が著した『養生訓』のように本当に役に立つ養生法情報を発信する事であろうと認識したからだったのです。

この3年間(実際は足かけ5年間)の提言の中ではすでに内部被曝を防御する方策については充分な提言をし、またミトトキシック(ミトコンドリア毒 ※わたしの造語ゆえに許可無く使用不可)

とジノトキシック(遺伝子毒)の2つの毒作用をもたらす強力な原発産業毒に対抗する実践的なアドバイスとしては

『ネバネバヒート養生法』という造語を編み出して、わかりやすくひとことで何が一番に養生にとって大切か?

を一瞬で頭に思い浮かべることができるように工夫して、この『ネバネバヒート』という用語の普及にここまで励んできた。

今さらだが、『ネバネバ』とは植物やバクテリアの細胞壁成分の多糖分子を指し、

『ヒート』とはヒトゲノムのセントラルドグマを起動する1.5%のタンパク分子合成データのエクソン領域によって生み出される生体防御タンパク質のヒートショックプロテインの事を言い、

この多糖分子の摂取による腹腔マクロファージのトールライクレセプターへの多糖のヒットと、ヒートショックプロテインの分泌によるこれまた腹腔マクロファージのトールライクレセプターへのヒートショックプロテインのヒットをもって

免疫の賦活改善に努めればあらゆる産業毒に打ち勝つアダプティブサイトプロテクション(適応的細胞保護)な『未病治ボディ&ソウル』を獲得することが可能だ、

とも、これまで何度もクドクドと広言してまいりました。

すべての産業毒は最終的にミトトキシックとジノトキシックの二大毒作用によりヒトゲノムを変異させて細胞のガン化を誘導することから、ガン化の予防策としても『ネバネバヒート』の効能を力説してきたのですが、

このガン化メカニズムの解読においては「ガンは敵ではなく味方であり仲間である」の問題発言が大いに物議を醸して、多くの称賛と同意に加えて、少なからぬ反発と憎悪をも引き起こしました。

このガン化プロセスのうんぬんについては、ドイツの医学者であり政治家であったウイルヒョーに始まる諸説が様々にあることに時系列に触れて

これまでのガン解読の流れを追いつつ、なぜではガン細胞が単なるワルモノではないと言いきれるのか、についても腫瘍関連マクロファージや制御性T細胞やオートファジー亢進をもってガン細胞が正常生理の延長にあることを詳説し、

そのような論説をもって実はしつこいくらいに私は記事に「なぜガンはテロリスト細胞ではないか」の理由を事細かく書き込んできております。

しかしそうした私独自の意見にはいっこうに目もくれずに、ただひたすらにヨソサマの専門家の意見を採り上げては、ガン細胞のガン化の原因はこれしかないのだ、と反対者たちは主張しております。

生命宇宙を構成するファクター(因子)やパラメーター(媒介変数)はそれこそ数え切れない程あり、そのどれもがケルト紋様やアイヌの意匠のような組み紐(ひも)の如くにしっかりと結ばれて、

まるでウイルスゲノムやヒトゲノムのように二重ラセンの綾(アヤ)としてくんずほぐれずに絡み合っております。

ですから何かひとつを病気の原因であるとする単一の要素に還元する「要素還元論」は生命現象の解読にはもっともふさわしくない手法であり、またもっとも危険なロジックと言えるのです。

こうした無数の複雑に絡み合った事柄を単純にシンプルに誰でもがわかりやすく理解せんとするロジックはいわゆる「アッカムの剃刀」と呼ばれるロジックの魔法であり、

世の中はすべてが陰謀で成り立っているとするチューボーレベルの陰謀論者の思考パターンと同列です。

実際に例えばエイズウイルスやエボラ出血熱ウイルスなどはいまだに人口削減のための人工ウイルスだと錯覚している陰謀論者がゴマンと存在しているのですが、

実際の自然な野生の生態系ではある種に「共進化」を経て共存している共生ウイルスがテリトリーに侵入してきた「棲み分け」のタブーを侵した近種のエイリアン(侵犯者)に感染すると、

感染初期の段階ではこの新型ウイルスがテリトリーを競合する近種を排除せんとした「攻撃的共生」を新しい近種の宿主の中で発揮して、

まだ免疫寛容を経ない新しい宿主の体内でエンドトキシンショック(毒素作用)を発生させて重篤な感染症を引き起こし感染した生き物の命を奪ってしまうのはごくごく当たり前の自然現象なのです。

たまたまヒトがチンパンジーの返り血を浴びたか、唾液をかぶったか、生焼きの肉を食べたかしてエイズウイルスがアウトブレイクのきっかけを得たのであり、

オオコウモリが宿主のエボラ出血熱ウイルスなどもどこかの市場で生きたコウモリが売られてそれを半生で食べたか、

あるいはエボラウイルスのキャリアのコウモリに噛まれたかしてヒトに感染爆発が起こったと見るのが、まともなウイルス学を学んだ者の常識です。

しかしそういうアカデミズムの常識をすべて人工ウイルス説という陰謀をカモフラージュするガセ学問と見なすのも、それはそれでありなのですが、そうした思考パターンではウイルスの真の役割すら見失ってしまいます。

これではそれこそアッチの思うツボであって、もったいないですよね?

そうアチラさんよりも、うんと賢くなれば陰謀にも陰謀論にも、もう騙されませんよ。

ガン解読においても癌の原因を単一の要素に還元する酸化・還元系のこれさえ決めればすべて解決的な「カミソリのような切れ味」のロジックが流行しておりますが、決して生命は単一な原理で動いていない事を肝に銘じ、

そのようなマヤカシの「 1 + 1 = 2 」なる超簡単シンプルな線形的な「わっかりやすいアッカムの魔法論理」などに惑わされずに、

本当に価値のある養生法である『ネバネバヒート』をこれまで通り、本ブログ読者様におきましても実践して頂きますれば幸いに存じます。

先に触れたチンパンジーから伝播したヒト・エイズウイルスはレトロウイルスの代表ですが、特にエイズウイルスは宿主の免疫系の司令塔であるTリンパ球に入りこみ

逆転写酵素によりT細胞のゲノムがエイズウイルスの支配下におかれ免疫系が抑制され、免疫不全を引き起こすことが恐怖される要因です。

しかしレトロウイルスとは元来は地球生命種を地球環境に適応進化させてくれる大事な大事なツールの役割を果たすウイルス様です。

恐らくはヒト・エイズウイルスも現在は「攻撃的共生」の初期感染の段階ですが、やがて「相利共生」の道をホストであるヒトとエイズウイルスが共に選択してヒトの免疫細胞による免疫寛容をパスして、

ついにヒト内在性レトロウイルスとなってヒトゲノムの谷間に新たな安住の地を見つけ、ホストのゲノムと一心同体になってウイルスの究極的な幸せであろうホストゲノムの種進化と共に歩む、ある意味「永遠の生」を得ることになるのでしょう。

ウイルスとはこのように本当に生命宇宙になくてはならないとてつもない大きな存在なのです。

ようやくウイルスの全貌が少しづつ見えてきました。

ウイルスパラダイムが次々にシフトし昇華していくアウトブレイクが我が脳端末ニューロン1000億個にカスケード・スパークしております!

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2015.02.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

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