癒しの原点 26

「およそクスリと鍼灸を用いるは、やむ事を得ざる下策(げさく)なり。飲食、色慾を慎み、起臥(きが)を時にして、養生をよくすればヤマイなし」

東洋医学における医療者のランキングは上医(じょうい)、中医(ちゅうい)、下医(げい)の3ランクに分けられ、

最低ランクの下医は病気を治せないくせに金銭だけはしっかりかすめとるヤブ医のことで、今時の健康指南番を装いながら

ヘンテコな医療器具を推奨しまくるステルスマーケティングブロガーみたいな詐欺師もこのへんに分類されるヤカラだがそれはさておき、

中医はよくヤマイに精通して病気を治す医療者を指す。

さてでは我が東アジアの医療界においてもっとも高貴なる上医の称号を与えられる医療者とはいったいどんな人物を言うのか?

これはこれまで何度も本ブログや他媒体の文章でわたしが訴えてきた通り、命の運用法を教え、命の大切さを説いて、いかにして命を養えばいいのか?の哲学や実践法を教えることで、

みずからの身心というものを知り、みずからのチカラで自分のイノチを養う能力を育む者を最高級の名医、上医と呼ぶのである。

現実の世界には恐らくはまだ上医と呼べる者はこれまでほんの少ししか出現していないだろうが、『養生訓』を著した貝原益軒はまぎれもない第一級の上医と呼べよう。

「草根木皮これ小薬、鍼灸これ中薬、飲食衣服これ大薬、身を修め心を治めるはこれ薬源なり」『通義録』

「いまだやまいならざるをちす」の「未病治」こそが医療の理想であり、医療が到達すべき桃源郷だ。

3.11後に私が発信した養生法コンテンツは実はそのすべては「未病治コンテンツ」に費やした軌跡である。

このわたしの真意をしっかりと把握して頂いた少数の方々に支えられて、ここまで本ブログを存続してくることができました。

これまでのご支援、ご声援に改めて感謝申し上げます。

さて、ウイルスに関しては、いま続々とコンテンツを充実させているところですが、何しろまだウイルスが発見されてからたった110年ほどしか経ておらず、

これまでは文字通りラテン語で「毒」を意味するこの毒作用の研究しか注目されてきませんでした。

そのため「邪正一如」のウイルスの善なる側面にはまったくスポットが当たらずに、こちらのウイルスの自然界における「正・善・良・薬」作用の実体はまったく未解明だったのです。

しかし人工か自然発生かは定かではない強毒性ウイルスのパンデミックが派手に演出されたお陰で、ウイルスに注目が集まり結果としてウイルスの何たるか?

に人々の関心が向き、ウイルスを別な視点で見る私のような人間がチラホラと出現し始めております。

特に様々な病気との関連でウイルスがいったいどのように関わっているのか?は臨床に携わる私のような医療者にとっては実にホットな領域となります。

これまで癌とは何か?については事細かく分析し、独自のユニークな私なりの見解を提示し物議を醸したのは記憶に新しいのですが、例えばウイルスがなぜガン細胞内に見いだせるかと言えば、

ウイルスには自己を増殖し拡散するという目的がありますから、細胞分裂が盛んなガン病巣に入りこめば自分たちウイルスもまたそこで繁殖して数を増すチャンスが生まれるのです。

レトロウイルスなどはホスト細胞がDNA合成をする際にそのDNA内に自身のRNAを逆転写酵素を使ってすべり込ませる方法を使ってホストのDNA機能を乗っ取りますので、

細胞分裂が盛んなガン細胞や生殖細胞や幹細胞にレトロウイルスやその他のウイルスが入りこむのはある意味、必然なのです。

つまり私の見立てでは子宮頸ガンの原因とされるヒトパピローマウイルス16型、18型やガン細胞に入りこんだカビである真菌類は実はガン化の原因ではなく、結果だろうとの仮説が立てられます。

DNA合成が行われる細胞分裂がガン細胞においては盛んだから、そこならば自身のコピーを大量に増殖できると見込んでウイルスがガン細胞内に入りこんだだけであり、

ウイルスそのものがガン化を促進しているわけではないのかも!、という「気づき」が舞い降りたというわけです。

ただヒトゲノムに融合し同居し共生しているウイルス由来データ46%が、ヒトの生理に及ぼしている影響は無視できないほどに甚大です。

このウイルス由来ゲノムがヒトのガン化や免疫疾患に密接につながっているだろうとの研究は今現在、鋭意続行中のホットスポットです。

ということで、今後も『養生訓』と『新ハリー流養生訓』の二重ラセンのダンスはヒートアップの予定です。

ウイルスを制する者は養生法を制する、はず。

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2015.01.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

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