癒しの原点 24

「養生の害2あり。元気を減らす1なり。元気を滞(とどこお)らしむる2なり。飲食、色慾、労働を過ごせば、元気が傷(やぶ)れて減る。飲食、安逸、睡眠を過ごせば、滞(とどこお)りてふさがる。耗(へる)と滞(とどこおる)と、みな元気を損なう」

いやはや益軒先生の独自の養生哲学はまことにクールです!

人体にもとから備わった60兆個の細胞核ゲノムのチカラを中医学では「先天の精」と呼び、

飲食を穀類の気「穀気・こくき」としてこの穀気の栄養と、肺呼吸による大気から取りこむ酸素を合わせて「後天の精」と称し、

ヒトの潜在的なチカラの源「先天ゲノムポテンシャルパワー」は、日々に体内に取りこむ飲食から吸収された糖質と脂質とアミノ酸とビタミンとミネラルとフィトケミカルと水分と、

呼吸から取りこんだ酸素や窒素の「後天栄養」により滋養され、日々元気百倍にパワーアップするのだと、俺流に翻訳できます。

そして先天の精と後天の精を合わせた元気というものは、うっかり食べ過ぎて脾胃に負担をかけたり、色事に熱心になり過ぎて疲れたり、働きすぎて筋肉疲労や精神的ストレスをかけすぎると、

せっかく充足されていた元気パワーの充電が切れてしまう。これ元気のマイナス要因なり。

そしてまた食べ過ぎ飲みすぎると消化不良になって消化産物が大腸内にヘドロのように溜まって宿便になり、便秘は万病のもとで

腸内悪玉菌のウエルシュ菌がインドールやスカトールの有毒物質を合成しこれが腸管内壁から体内に吸収されて血行性に60兆個の細胞に送られると

そこで腐敗物質が細胞内に侵入すれば細胞核の周囲で核DNAのガードマンとして解毒を担うミトコンドリアがこのインドールらを取りこんで

チトクロム酵素で解毒するのだが、余りに毒素が多ければミトコンドリアも疲れ果ててしまい毒素がついに細胞内オルガネラの機能を失調させて細胞生理が滞るだろう。

肉食の弊害とは肉食によって増えるウエルシュ菌が産生する有毒ガスであることは日頃、余りお肉を食べない者が、たまにたくさんのお肉を食べるとオナラが強烈に臭くなることでもよく分かる。

また働き過ぎとは逆に労働もせずにブラブラし過ぎていると気血の流動が弛緩してきて血の巡りが悪くなり身心ともに活気がなくなるし、

また寝過ぎると重力負荷が寝ている身体下部に集中して床ずれになることはそうなくとも、起きた際に腰痛がしたり、首を寝違えたり、頭痛になったりするから、こうした寝過ぎや寝相も気血の滞りの原因となる。

これみな元気のストップ要因なり。

ヒトの身心を構成するエレクトロ・ダイナミック・フィールドなバイタル・フォースは気血がマイナスになることと、気血がストップすることで低下するので、

実に気血のマイナスとストップの2つの原因をよくわきまえて、ヒトの身を損なうモノを避けて、人生第一の養生法の探求に邁進せよ。

とのマスター・エッケンからの伝言です。

早い話しが元気をプラスして、気血の環流フローを促進することを養生法として実践すれば良い、ということになりましょうか。

さて、ヒトの先天の精であるゲノムの谷間の玄牝に何が潜んでいるのか?の概要は朧気ながらも少しづつ見えてきたでしょうか?

2001年2月12日に、国際ヒトゲノム配列決定コンソーシアムと民間企業セレラ社が競争して解読を進めてきたヒトゲノムはその全貌をついに白日のもとに曝したが、

しかしその後のヒトゲノムの解読により、ヒトゲノムにおける機能遺伝子と呼ばれるヒト生理に必須のタンパク分子を生み出す「セントラルドグマ・中心条理」に関わるエクソン領域はたったの1.5%しかなく、

残りの98.5%のイントロン領域に関しては、いったい何のデータが保存されているのか分からないという「ヒトゲノムのパラドックス」が生じて、

はじめはこの分からない部分をジャンク遺伝子などと呼び、まるでその呼び名のとおりゴミのような情報だろうと高をくくっていたのだ。

しかしその後の分子遺伝学における解析技術の発展により少しずつ明らかにされてきたことには、このヒトゲノムの未知なるイントロン領域には

どうも生命史において過去にウイルスが入植感染した痕跡が多数発見され、そのウイルス由来のデータが余りに多く、イントロン領域の何と46%がウイルス由来の配列で占拠されていることが明らかにされた。

これまで何度も同じこのことに言及しつつ、なかなか論考が先へと進まないのは、この驚天動地の事実にさすがの私も途方に暮れていると言ったところだろうか。

そしてウイルス領域を除く他の残りの52.5%のここが本当にまだ未知なるイントロン領域なのだが、この半分のインプリシットオーダー(暗在系)なゲノム配列にはいったいどんな秘密が隠されているのか?

これもまた非常に興味深い案件だ。ドイツの遺伝子研究者からは、実はヒトゲノムはこの62桁と138億年の時空間の情報を受信し、またこちらから発信するひとつの「送受信アンテナ」の機能を有しているとの仮説も提示されている。

であるのなら、52.5%の未知なるイントロン領域は恐らくはこうした多重多次元・時空宇宙との連絡に使われる領域なのでは、との想像も膨らんでくる。

宇宙を構成する物質がたった4%ほどであり、残り96%が未だ謎のダークマターとダークエネルギーであることは宇宙物理学の常識だが、

ヒトゲノムもまた1.5%のエクソン領域を除く残りの98.5%のイントロン領域がまだほとんどその機能や役割が分かっていないことは、なんとも言えないフラクタルな一致と言えそうだ。

つまり私たちはこの「宇宙の何たるか?」も、ヒトの命を司る先天の精である「ヒトゲノムの何たるか?」も

まだまったくなにもわかっていない知性も精神性も未熟な「赤ん坊」なのだ。こんなヨチヨチ歩きもままならないベビーベビーでバブバブなホモサピエンスが

文明の利器と称して科学技術を扱うんだから、まさに何とかに刃物でいずれ凶器に変質するに決まってるよね。

ヒトゲノムにある遺伝子のうち2758個がショウジョウバエと共通で、2031個が土壌に棲む線虫と同じくし、1523個をショウジョウバエと線虫とヒトが使い回している。

昆虫もヒトもゲノム的には親戚ということになりそうだ。いや恐らくは地球生命種130万種、これまでに絶滅した30億種を含む

ウイルスやバクテリアや真菌類や原生動物や動植物はみなゲノム的には親子・親戚・兄弟・従兄弟であるのだろう。

宇宙はくまなくダークマターとダークエネルギーに満たされ、ゲノムもあまねく共通したコードによるプールされている。

生きとし生けるこの地球上の生き物はみな交信し感応することを実証したクリーブ・バクスター氏はこの生命に共通する情報系をプライマリー・パーセプション「原初的知覚」と呼んだ。

ヒトゲノムのイントロン領域の52.5%はもしや、プライマリー・パーセプションに関する配列なのだろうか?あるいは多次元宇宙との連絡に使用されているデータなのだろうか?

下痢症を引き起こすノロウイルスの親戚のサポウイルスは北海道は札幌で最初に発見されたことからこの名が付いており、

またギリシャ語で星を意味するアストロを冠にしたアストロウイルスも下痢を引き起こすが、サポもアストロも電子顕微鏡で捉えられたその容姿は、

まるで金平糖か真っ黒クロスケにそっくりな綺麗で愛らしいカタチである。

人類はある時はウイルスに感染されて絶滅の危機にまで発展してウイルスに自然淘汰されかけるが、やがてウイルスもホストを皆殺しにしては自分たちの住み家がなくなることを自覚して、

人類と共に生きるべくホストの免疫細胞マクロファージのトールライクレセプターに査読されて、やがて免疫寛容を許されて、

みずからのDNAを「セントラルドグマ」とはレトロ(逆)にホストの細胞核DNAに組み込む逆転写酵素を利用して、ヒト内在性レトロウイルスとして人類と共生する道を歩んだのだ。

これがウイルスとヒトとの「共進化」のメカニズムだ。

ウイルスとヒトの凄絶な対立による生存競争と、その後の和解と共生融合の歴史がヒトゲノムの半分に刻みこまれている。

全生命種と全宇宙と共生するのが本来の命のありようだ、とヒトゲノムは教えているようだ。

この「 S A T O R I 」なゲノムの仏性に気づいた時に、ヒトゲノムの未知なる98.5%のイントロン領域は輝き出すだろう。

時代はすでに「ポスト・エクソン」を迎えている。

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2015.01.25 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

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