癒しの原点 5

「流水はくさらず、たまり水はくさる」

ガン、免疫疾患、不定愁訴、変性疾患、ミトコンドリア病、小胞体ストレス病、リソソーム蓄積病、オートファジー病、遺伝病、・・・

この世の中に病気と規定されている疾患名は恐らくは四百四病をくだらない程に数が多く、そのそれぞれの病名に現代医学はガイドラインから適合する処方箋を示しているのだが、

煎じ詰めれば病気とは冒頭のマスター・エッケンが喝破しているように単なる「たまり水」状態を言うのであり、反対に健康とは「流水」であることを意味することは、これまで本ブログでも再三にわたりしつこく強調してきた。

病名など命の本質をカモフラージュするマヤカシに過ぎない。

病気の原因をどこかひとつのポイントに絞り、論治ガイダンスを展開する論説がネットなどには多数散見されるし、また逆に手当たり次第にあらゆる論説をトッピングして並べて見せてどうだ、と言わんばかりのてんこ盛りなサイトもまた多数見受けられる。

私に言わせればこういった「一点論治ガイダンス派」も「何でもトッピング派」も「一点&何でも派」も結局のところ「命の本質」をまったく理解していない「デタラメ派」にしか見えないのだが、

実を言うと健康法だの、ダイエットだの、養生だのと偉そうにのたまうこのカテゴリーにはデタラメでイカサマでインチキな霊感商法に毛が生えたような詐欺師がごまんと棲息する魑魅魍魎の巣窟であることはこの際はっきりと改めて強調しておきたい。

いつからか糖質制限という言葉がひとり歩きし、糖質を摂らなければそれだけで健康になる、という暴論がまるで正論の如くに語られるようになって久しいが、

糖質が細胞のATP産生には絶対に必須な栄養素であり、例えば肝臓においては糖質が言わばホルモンやサイトカインや神経伝達物質と同じくリガンド(信号分子)として機能しており、

糖質がもしも摂取されなければ肝臓における糖質コントロールがうまく作動せずに、肝臓の500余の生化学反応がトラブルを起こすという事実など絶対に知っておかねばならないことなのだ。

またなぜ救命救急の分野で点滴が行われてブドウ糖が静脈から輸液されることで危急を脱して身体が正常化するのかと言えば、ブドウ糖という糖質が60兆個の細胞生理に必須のエネルギー源であるからなのだ。

糖質がもしもすべての細胞に行き渡らなければ普通は血糖値の低下により、身体は不調になる。細胞においてATP産生の流れが滞るのだから、気力も出ないし、何をやってもスタミナがない。

しかし、こんな時に「お茶でもしようか?」と言って、美味しいスイーツとコーヒーなどを頂くと、アラ、アラ、不思議!さっきまでのダルさが抜けて、急に気分がハイになって、俄然やる気が出て来た。

こんな経験はどなたも経験済みでしょ?そう大工さんや職人さんは必ず10時と3時には「お茶タイム」をもうけて、煎餅に緑茶で、しっかりと糖質を摂取するのです。

これも長年の経験から導き出した養生の知恵なのです。大工さんや職人さんはハードに筋肉を酷使しますから、筋肉内に埋蔵してあるグリコーゲンをそれなりに使い果たしてしまうのです。

だからそうなる前に、つまり筋肉内のグリコーゲンや血液中の血糖値が低下してしまう前にあらかじめ10時と3時に「くりせん」をバリバリと食べて、糖質を補給するのです。

いったい糖質制限なんて馬鹿げた健康法を吹聴している連中は何を考えているんだい?

もしも糖質などむやみやたらに制限して、血糖値が低下して昏睡状態にでもなったらどうする気だね?

そりゃあ白砂糖や白米や精白小麦のいわゆる「三白(さんぱく)」の害などは、玄米系のマクロビオティックや自然食派の者には常識であって、今更、白砂糖の弊害などを得意げに話されても、だから何?の世界に決まってるんだよね。

ただこの「三白の害」とチマタで大流行している糖質制限をゴッチャゴロミソにしてはいけないのです。

白砂糖などの単糖類というのは摂取すると急激に血糖値を上昇させて、膵臓のインシュリンの分泌をまた急激に増大させる作用があり、これにより血糖値のアップダウンが短期で起こり、体内生理がかき乱されて、

やがて膵臓のインシュリン分泌がうまく作動せずに糖尿病を誘発する危険があり、また子供らが常に単糖類ばかりを摂取しているとADHDなどの

ハイアクティブな過活動状態な子供の身心生理を招いてしまうことは、かなり昔から指摘されている常識である。

つまり砂糖や果糖などの糖が鎖状につながっていない単糖類は逆に言えば、即効的に血糖値を上げたい時には都合の良い糖類という善なる側面がある反面、

この単糖類ばかりに頼っていると糖尿病やハイアクティブな不定愁訴を招く悪なる側面があるという、

おなじみのあらゆるモノには二面性が存在するという宇宙の定理の通りだと言えるのだ。

ようは糖質が悪いと叫ぶその論理の中核はこの単糖類の悪なる側面だけにスポットを当てて論理展開をしているというだけのことであり、

これもまた「一点論治ガイダンス」の愚を踏襲した御粗末なダイエットだった事がまざまざと俯瞰されてくるのである。

すべてのモノに善なる側面と悪なる側面があるという善悪一如の精神で読み解かねば、うっかりするとトンデモナイいい加減な論理を展開するハメに陥ってしまう。

多糖類という糖が鎖状につながった分子は同じ糖質であっても、腹腔マクロファージのトールライクレセプター・TLR4にヒットし受容されることで、免疫細胞のすべてを賦活して免疫力を高めてくれます。

もしも多糖体まで制限されたら、命にかかわりますよ。そしてそもそも、単糖類と多糖類を厳密に区別して摂取するなんて事は出来ないのですから、はなっから、こんなダイエットはデタラメなのです。

どうもおかしいと思って糖質制限を吹聴しているある医師の本を斜め読みしてみましたら、自分の持ちネタである何とかオイル・ダイエットに誘導する霊感商法が垣間見られて、バンザイしてしまいました。

糖質制限もまた「たまり水」の原因。

あるがままの流水なる身体生理には糖質は必須の素材です。

なんと言っても細胞質の解糖系を駆動する栄養源が糖質なのですから、解糖系に糖質がいかないと、解糖系をめいっぱい駆動せんとして細胞はガン化するかもしれません。

ガン細胞は正常細胞と何ら変わりない存在です。正常細胞の細胞質に糖質が配給されなくなれば、正常細胞は細胞質の乳酸をオートファジーを亢進することで糖新生をしてグルコースに変換して解糖系をも亢進していきます。

糖質制限が正常細胞をガン化することすらあるかもしれません。本当のところは人体生理など簡単には分からないのです。

論理的整合性を求めるあまりに、実際の人体を見ない健康法があまりに多いです。

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2015.01.06 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

コメント

くりせん

アハハ、ハリ〜先生♡おはようございます。
最近はラジオ体操をした後に、少し汗ばむくらいジェニファー・ビールスみたく(想像!)ストレッチをして、気持ちよくなったところで濃いお茶を入れてここに来るのが、私の朝の楽しみとなっています。その濃いお茶に少しのオリゴ糖か蜂蜜を入れて頂くと、ニコニコ笑顔になって一日頑張ろう!という気になります。もちろんハリ〜先生♡の命の癒しにも元気と勇気をいっっっぱい貰っています!
すみません、ただこれだけですが、書いてしまいました。くりせんサイコ〜!

2015/01/06 (火) 07:25:31 | URL | 四十鈴 #- [ 編集 ]

くりせんは世界遺産(笑)

だはは。世界に誇る日本の固有スイーツこそが、くりせん、なのじゃあ〜!

こういうセンスを共有できるってのは、ほんと嬉しいっすね。

自分はその昔、かの故・リバー・フェニックスも実践していたという行者的に厳格なマクロビオティック・ヴィーガンを1年半もやったことがあるし、

その前には淡路島の断食道場で1週間の断食と1週間の復食もやってる。

糖質制限なんてぬるくてヤワな生やさしい食餌制限じゃないホンチャンの断食を通して体感した悟りとは、腹が減って飢餓になればヒトは死ぬ、ということ。

そして腹が減ると食い物のことばっかしか頭に浮かばないということ(笑)

淡路島の場合は医師が管理する医療施設だったから、いいようなもんだけど、キョウビのトレンドの糖質制限なんて、

素人が勝手に自分の判断で穀類をはじめイモなどのすべてを食べるのを止めたりするわけでしょ?

イモ科って単糖類じゃなくて、多糖類の宝庫で、かの棡原村の長寿食だった里芋やジャガイモは非常に優れたトールライクレセプター・ヒッターなのにさ。

この自分の判断で糖質を制限するというのは、これもの凄く危険なダイエット。

こういう極端なダイエットってのは、うっかりすると、というか漏れ聞くところによると、かなり色んな被害が出てる。

頭が回転しなくなったとか、やる気が出なくなったとか。

なんでもある女性の芸人がこのあいだ軽い脳梗塞か何かでおかしくなったのも、糖質制限のせいじゃないか?と囁かれていた。

ようは全身の細胞が通常の生化学反応を正しく行い、免疫を保持し、古くなった細胞をアポトーシスしリモデリングしていくためには、

普通にブドウ糖は必須の素材。そんなの普通の生理学を学べば普通に理解できる常識。

なぜ糖質制限なんてものが大流行してるのか、さっぱり意味不明。まして医師の中にも糖質制限を吹聴し推奨するヤカラがいるのがもっと意味不明。

突飛なことを言って目立ちたいのか?

断食などをして糖質という必須の栄養素が補給されなければ、体内の老廃物や脂肪を燃焼して糖新生を行ってまで、グルコースを確保して細胞はその体内に貯留していた余剰物から新生されたブドウ糖を燃焼してATPを作りだしていく。

つまり糖質こそが細胞生理を円滑に動かす基本分子ということなのさ。

ものすごい脂肪が蓄積した者がヴィーガンや断食をやったり、糖質制限をするのなら、やってすぐは少しは健康増進効果があるかもしれないが、

これも一時的なダイエットとわりきり、脂肪が少し燃焼されたところで、また普通の食餌に戻した方がいい。

コレステロールもステロイドホルモンを合成するための必須栄養素だし、糖質はむろん絶対に必須だし、

つまりはこれを断ち、あれを止めて、これを制限するなんていう、制限療法は俺に言わせれば全部間違ったダイエットでデタラメってこと。

生命史38億年をかけて、この身体はあらゆるものを吸収し、分解し、利用し、解毒し、リサイクルするシステムを構築した。

だから何を食べようが、何を制限しようが、身体は身体で自動律を有して勝手にそれに適応していく。

こっちが何をしようが身体は自律しているの。

美味しいと感じる感性にヴィクトル的に従えば、おのずと身体の自動律に即した食餌を自然に選択する。

なんでも美味しいと感じる感性を養うことがまさに養生法!

くりせん、が美味しいと感じれば問題ないっす(笑)

2015/01/07 (水) 06:02:48 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

くりせん とは何ぞや?

あっしの貧弱な辞書には「くりせん」がない。
語感その他から類推するに「栗せんべい」かな。
学生時代や勤務地でも耳にしたことなし。
単純に無知なだけかも。
でも当地でも聞かない、見かけない。

美味しいと感じてみたひ・・・(^^;

2015/01/11 (日) 19:35:34 | URL | ジェミニ #jpeGMFrg [ 編集 ]

くりせん愛好会会長でやんす

ジェミニさん、ご名答です。

くりせんとは、あの栗煎餅です。

アタシの一等お気に入りは静岡市の「満寿一」のもの。

緑茶に漬けながら、ホロッと一部を柔らかくしながら、食べるなんて通な食べ方もありんす。

これ子供っちが好きな食べ方だけど、大人も可。

くりせんも奥が深いっすよ(笑)

ちなみにエビセンとかイカセンとかそんなショッパイ系も好きです。

2015/01/12 (月) 03:56:24 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

くりせん みっけ。

入院中の母を看た後、珈琲豆を補充しようとAEオンに寄った。
で、煎餅・おかきの棚を探ってみた。
あった。
これが世界遺産かぁ(^^;
でも、岐阜産だったし今一食欲をそそられなかった。
あっしは黒糖かりんとうが一番だな。
食べ過ぎて、頭がボーッとなることもある。
つまみにはかりんとうか甘納豆が最高。

2015/01/19 (月) 16:49:41 | URL | ジェミニ #jpeGMFrg [ 編集 ]

糖質無制限愛好会

の初代会長はオイラの婆ちゃんと爺ちゃん(笑)

昨年の今頃にこの世から宇宙無限層へと旅だったアタシの祖母なんざ、ご飯食べた後に即座にテレビの前で卵ボーロをポリポリみたいな日常を送っておりました。

別にこういったライフスタイルを普及させようなんてハラはありませんが、ようは自分の身体の欲求に素直に従って、

好きなモノを好きなときに本能に忠実に食べて、それでいて病気にもならずに、健康な一生を送ったのが、私の祖母と祖父でした。

岐阜産のくりせん、も食べ比べてみると面白いっすよ。アタシは一押しは地元静岡産の「満寿一」ですけどね。

黒糖かりんとう、実は脳梗塞の後遺症で週1往診に伺っている患家から今年の御年賀に頂いて、ここんとこ食べていたところです。

シンクロニシティーっすね(笑)

これもまた旨し。甘納豆もたまに食べると美味しいっすね。

糖尿病や癌の原因が糖質にある、なんてのは目くらましのエセ医学論であって、病気の真因とくに癌の原因物質の最大最凶なのはアレに決まってる。

産業毒の中でも最も毒性、ガン誘発性の高いアレね。1960年代から日本中に、世界中に埋め込まれたあのプラントが通常運転で環境中に放出し続けたあの物質。

そして実験と称して世界中のキレイなサンゴ礁や大地で爆発させたアレがまき散らした粉塵に含まれるアレ。

この医療利権にとっての打ち出の小槌である疾病増大の最大貢献物質のアレに言及することなく、

糖質をワルモノにし、ウイルスをワルモノにし、遺伝子変異をワルモノにする。

全部、本末転倒の倒錯的な病因解読のエセ医学論です。

つうことで、アタシは朝から食後に緑茶にくりせん、なんて婆ちゃん直伝の糖質無制限は、当たり前っすから(笑)

2015/01/20 (火) 04:57:43 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

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