きのたぐい

ロリンチーニ器官(汗腺の原器)とはサメの感覚器。頭部や鼻先付近にあり、瓶のような形状の穴にゼリー状の物質がつまっていて微弱な電気を捉えるレーダーの役目を果たす。これを使って砂地に隠れたエサとなる魚の筋肉が発する電気や人間がモリで突いた魚の断末魔の筋肉が発する電気を捉える。

音響定位とはみずからが音波を放ち物に当たってはね返ってくる音波を拾い解析することで、自分の位置を捉え、かつ音の当たったものの形状や性質を知る機能。クジラやイルカ、コウモリの驚異的機能としてよく知られている。これを人間の盲人も使いこなしている例がある。このエコロケーション機能を使いマウンテンバイクを乗りこなす全盲の盲人が海外には存在する。

東洋医学における最大のミステリーは「気」というカテゴリーである。ややもするとトンデモ感が漂うのであえて触れないできたが、じっくり向き合わねばならない命題である。これを西洋の生気論とからめて「バイタルフォース・生命力」と解することも可能だがやや焦点がぼけるの感もある。かの映画「スター・ウォーズ」シリーズにおいてはやたらと「フォース」という語が連発されるのであるが、あれも黒澤フリークであるジョージ・ルーカス独自の東洋的な生命力・気の解釈なのかもしれない。

スター・ウォーズにおいては新シリーズの第一話においてミディ・クロリアムなる言葉も登場します。これは言葉のニュアンスからいってもその使われた意味からしてもミトコンドリアを念頭に作られた概念であるのは素人であっても容易に想像できます。少年のアナキン・スカイウォーカーのちのダース・ベイダーの血液中のミディ・クロリアムの量がハンパない量だとリーアム・ニーソン扮するクワイ・ガン・ジンというジェダイ・マスターが驚嘆するのですが、ジェダイの騎士ではない普通の人間にもハンパないミトコンドリアが存在します。そう12京もの膨大なミトコンドリアと我々は共生しています。

そしてこのミトコンドリア1個づつに何と3万ものATP合成酵素というミクロの電子モーターが設置されています。蛸の頭部かキノコか、はたまた「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ〜ん」の壺に似た形の分子モーターが作り出すアデノシン三リン酸という物質によって我々はエネルギーを得て生きていけるのです。

このATPを気と呼ぶのはいささか早計ですが、気に近いものとは言えるかもしれません。

図らずもルーカスはフォースとミディ・クロリアムを関連づけています。

本家である鍼灸師が気とミトコンドリアをリンクさせても不思議ではありません。

この気とかフォースのたぐい、まことに怪しく面白い領域です。

今後も小出しで記事にする予定です。

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2012.05.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

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