The dawn of Harii 17

ここ4回ほどのガンに関する集中講義で、いったいガンとは何なのか?、そして、いったいどうしたらガンにならないでいられるのか?、さらにもしも有害無益とされるガンの三大療法を強要された場合にいかにしてバックアップして生命力を回復するか?、の解答をほぼ言い終えてしまったと言える。

ようは正常細胞がガン化するのはミトコンドリアを含む様々な細胞環境の悪化を引き金とした、細胞核ゲノムの自発的な意志による細胞質でのエネルギー産生の亢進というワールブルグ効果を主体としたATP産生機序であり、

だからこそ細胞レベルではガン細胞は決してただのワルモノではなく、ATPという生体にとって絶対に必須のエネルギーを生み出すための細胞という善なる側面をあわせもつ細胞であり、

しかし個体レベルにおいては60兆個の細胞群が動的生理を協調して営む上では、本来は細胞分裂が過剰になっては困る組織や器官が異常な細胞分裂によって増殖することは、これはある部位の反乱と見なせるわけで、だから個体レベルから見るとガン細胞はやはりテロリスト細胞という悪なる側面をもつが、

ホモサピエンスという種のレベルから俯瞰するとガン個体は種を維持していく上では劣性の危険因子と見なせるので、このガン個体が消えていくことは種の維持にとってのアポトーシスと見なせるわけで、そういう視点からはガン個体が発生し消えていく過程はプラスと言えるかもしれないが、

種というものは一定数の数を維持しなければやがて絶滅は真逃れないので、種内の個体数が減っていくことはこれは決して好ましい事態とは言えない。よってガン個体が消えていくことは、種の維持にとってはやはりマイナスと言える。

このようにガンという疾患らしき細胞生理現象は細胞レベルと個体レベルと種レベルの生命3階層から洞察すると、生命にとっては綜合してプラス面が2、マイナス面が2となり、ガンという存在は邪正一如(じゃしょういちにょ)であることがよく理解できてくるのだ。

ガンとは日本の江戸初期に僧であり神官であった鍼医一派が近江は多賀大社で立ち上げた「多賀法印流」の中核思想である、「病は命、命は病」の邪正一如観とまったく合致した命そのものであることが、生命3階層からのガン解読で明らかになったといえよう。

そしてガンにならないためには、日頃からヒートショックプロテインを分泌するようなライフスタイルを実践するアダプティブサイトプロテクション(適応的細胞保護)な生き方に努めることでガンは未病治でき、

それは多糖体というヒートショックプロテインを分泌させるような食材を多く含む食養生を意味し、また適時に鍼灸指圧を行うような本当の意味での予防医学を取り入れた生活を言うのであり、

こうしたヒートショックプロテインに満ち満ちた生き方をしていれば、例えガンが日々、体内に3000個から100万個も発生しようとも、ぐっすりとひと晩眠っている間に、マクロファージがガン細胞を貪食してその細胞膜にガン抗原を提示することや、

インターフェロンやインターロイキンや腫瘍壊死因子というサイトカインをマクロファージがガン細胞を食べた後に分泌することで免疫力が活性化して、朝起きた時にはすべてのガン細胞がすっかりきれいに消去されているという、免疫力の高い生き方が実現するのである。

さらにもしも、ガンが見つかった場合に例え三大療法を強要されたとしても、この国には鍼灸指圧という人類発祥からの貴い医学の系譜はいまだに完全に絶滅していないことを想起し、自分で必死になってしかるべき腕の鍼灸師を見つけてかれの治療にしたがいヒートショックプロテイン分泌に励み、

ヒートショックプロテイン60のフォールディング機能の活性化とミトコンドリア賦活と膜輸送の強化と、ヒートショックプロテイン70のDNA修復能力に望みを託すことで、余命を生きる希望が芽生えるだろうことは忘れないで欲しい。

ガン細胞を悪として徹底的に殲滅する医学思想では永遠にガンは撲滅できないだろうと私は考えています。

なぜならガン細胞もまた命そのものだからです。

命とは何なのか?ガンとは何なのか?を問わないから、平気で「ガン戦争」などと口に出来るのです。

命は戦争する相手ではなく、優しくいたわり慰撫(いぶ)し、健(すこ)やかに養(やしな)うものです。

恐らくは多細胞生物が誕生した今から6億年前頃に体液というものが生じたと予測します。この際にマクロファージが動物の体内に共生した。マクロファージのような白血球のない動物はこの地球上には存在しません。

この地球は実はわたしたち生命界の生みの親であり大御所であり大先輩であるウイルスやバクテリアの支配する世界ですから、これらの多様な微生物と共生できなくば命を維持することは不可能です。

ですからこれらのウイルスやバクテリアと共生するシステムは多細胞生物が発生した初期からすでにシステム化されていたと見なせます。このウイルスやバクテリアと共生するシステムこそがマクロファージなどの免疫細胞による免疫システムだったのです。

単細胞生物が多細胞生物に進化する際におこった機能的な変化の一大事件は、この「免疫システムの獲得」にあったと推定します。

マクロファージの細胞膜レセプターTLRはここ5億年の全生命史を記憶し保管して、いまこの瞬間にもヒートショックプロテインHSP60、70を感知し、常在菌や常在ウイルスや多糖体を認識し、全身の免疫細胞を指令しております。

マクロファージを味方に付ければ、免疫を制することができます。

ガン・コンテンツ解読の先には、未開の広大な免疫の森が広がっています。

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2014.12.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸創世46億年記

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