活ッ 11

ここのところの「活ッ」シリーズでは中医学の言葉を小出しにしながら論考を進めて参りましたが、いやはや実に味わい深い言葉が多いことには改めて驚きますね。

なんでも中国という国は悲しいかな異国からの侵略に何度も逢いその度に焚書坑儒により貴重な医学文献などが燃やされてしまったとされておりまして、それでもこれまで見たものはほんの一部ですが、これだけ素晴らしい言葉が残っているのですから、

漢字という文字を発達させ、記録することに執念をもつ民族として過酷な歴史を生き抜いてきた中国の人々には多大なる感謝を申しあげる次第です。

中医学の包含する世界観は私が察するにこの腐れきった現代文明をもリモデリングできる非常に優れたソフトであると確信している。

環境破壊文明でしかない現代西洋型文明をデトックスしていくための解毒剤として、もしも中医学の世界観からひとつのキーワードをチョイスして摂取するとしたら、私は真っ先に「天人合一(てんじんごういつ)」という言葉を選択する。

しかるに鍼灸師であるのなら、そのほとんどは「天人合一教」と呼んでいい程に、みな一様にこの言葉が好きなわけだが、では天なる一字がいったい何を意味するのか?というこのコアな解釈においては、万人が異なるはずで、それは異なって「棲み分け」てしかるべきなのだが、

天をただ気候風土や自然環境などの外部環境のみと捉えるのはいささか今の時代にはふさわしくないと僭越ながら感じている。

「空間的には素粒子から宇宙サイズの62桁と、時間的には宇宙誕生138億年前から地球消滅50億年後までの約200億年間のスパンの、時空天地の交差地点で絶え間なく「揺らぎ」ながら「変わらなくあるために、変わり続ける」微小で巨大な存在である「ひとりする」SATORI なヒト」

これが3.11後を生きる鍼灸師である私が導き出した今様「天人合一」解釈である。ようは極微から極大までの宇宙全体の空間と永遠無限とも思えるほどの長い時の流れの中でヒトというものを見つめることで、

ヒトやヒトの生み出すモロモロを探り決定していけば、必ずや養生文明の羅針盤は正しい道筋を示すはずであるとここのところ強く思うに到っている。

このまま世界中の429基の原発を放置したまま薄汚れた死の灰を吸い続け、肺を汚しながら全身のDNAを傷つけて生きていくのか?

それとも世界中の原発をすべてここで即座に廃炉にすることで、これまで38億年間は自然のままだった本来の美しい地球ハビタブルゾーンを再生し取り戻していくのか?

かように今のわたしたちの大人の判断に我々の子ども達と地球生命種130万種の未来が托されているのだ。

世界中の巨大地震の22%が発生する超地震列島で再稼働? だと?

「再稼働」こんなふざけた言葉が出ること自体がクレージー極まる事だなんて今やサルでも粘菌でもわかる常識だぜ!

いささかビビッて萎縮しがちだった本シリーズも捲土重来、またアクセル全開で展開する予定ですので、これまで通りの皆様のご贔屓をよろしくお願い申し上げます。

「陰陽は各々を互いに根と為す、陽は陰に根ざし、陰は陽に根ざす」
『医貫砭』(徐大椿・著 清時代 1764年)

「 SATORI 文明 」は「 SATORAN 文明 」に根ざして発芽し、やがて花を咲かせ実を結ぶのです。

耕して、水を撒くのは他でもない天人合一な貴殿でありワタシの役目です。

スポンサーサイト

2014.11.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

kouhakudou

Author:kouhakudou
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR