エッセンス 4

つらつらとここ60年程の人類の病人化を俯瞰するにそのすべての原因といっていいものが恐らくは細胞内の「凝り」である変性タンパク質つまりはフォールディングに失敗したタンパク質のゴミが細胞内オルガネラや細胞質に溜まったこと、であろうと思うわけです。

そしてこの細胞の凝りが溜まる原因こそが核開発に伴い地球環境中に放出拡散されたストロンチウムをはじめとする核分裂性の放射性同位元素による夥しい汚染であり、今回の3.11福島第一原発事故によって新たに放出されたフォールアウト(死の灰)が今後は日本と世界の人々のそれぞれの60兆個の細胞内の小胞体をストレス状態に貶め、

その結果、細胞はなんとか自力で小胞体に溜まった変性タンパク質を取り除く機転である「小胞体ストレス応答」を起動してストレス状態センサー分子が核ゲノムを再起動させてセントラルドグマによってヒートショックプロテイン合成を試み、

小胞体ストレスである変性タンパク質をHSPユビキチンで標識化して分解酵素プロテアソームで変性タンパク質をまたアミノ酸にまで分解してしまえば、小胞体は綺麗サッパリしてタンパク質合成ラインは元通りにタンパク質合成を再開できるが、

もしも小胞体にストロンチウムが濃縮して小胞体がストロンチウムが放つ放射能β線によって被曝し、もはやタンパク質合成すらままならないとすると、例え「小胞体ストレス応答」によって核ゲノムからヒートショックプロテイン合成の指示が小胞体に伝達されても

ヒートショックプロテインを合成することができずに変性タンパク質を分解することもできずに変性タンパク質が小胞体に蓄積したままになる。

もしも脳神経細胞の小胞体に変性タンパク質が蓄積したままだとアルツハイマー病やハンチントン舞踏病やパーキンソン症候群になり、もしも膵臓のランゲルハンス島β細胞の小胞体に変性タンパク質が蓄積したままだと分泌タンパク質のブドウ糖取りこみホルモンであるインシュリンが合成分泌できずに血糖値がコントロールできずに糖尿病になり、

もしも心筋細胞の小胞体に変性タンパク質が蓄積したままだと心筋の機能が壊死すれば心筋梗塞で突然死になり、もしも脊髄神経細胞の小胞体に変性タンパク質が蓄積したままで脊髄神経細胞が壊死すれば筋萎縮性側索硬化症のような筋肉や神経が麻痺する症候群が発現し、

もしも各種臓器や器官の細胞内の小胞体に変性タンパク質が蓄積したままのストレス状態が「小胞体ストレス応答」でバックアップできずに変性タンパク質が小胞体に蓄積したままだと、そのそれぞれの臓器器官の細胞が小胞体ストレス状態の中でも生き延びようと細胞をガン化していくだろう。

これこそが細胞質に変性タンパク質が蓄積したことが原因するフォールディング病の全容である。パーキンソン症候群や癌に罹患した者の筋肉は独特の固さを呈するが、つまりはこの固さの原因こそが筋細胞の小胞体がストレス状態にあることの証明であり、ようは全身の筋細胞のすべてが小胞体ストレス状態に陥って発症するのがパーキンソン症候群や癌ということになるのだ。

たかが凝り、されど凝り。凝りを甘く見るものは最後にはフォールディング病になって泣きを見るはめになるのだ。

ちなみにアメリカの反核の物理学者であるアーネスト・スターングラス博士らの調査によればすでに3.11の前の日本の子ども達の乳歯サンプルから充分なストロンチウムが検出されていたという衝撃的な報告もあがっている。

そうとっくに通常運転で日本の54基の原発が放出したフォールアウトに含まれるストロンチウムが日本の山野を汚染し、人々の小胞体をストレス状態に変質させて、一億総フォールディング症候群に日本人はさせられていたのである。だからこその医療費の右肩上がり、40兆円超え!

もとい、「凝り」とは細胞内に変性タンパク質が蓄積していることなのだから、凝りもまたフォールディング病と呼んでさしつかえないと思われる。凝りを専門にする私たち鍼灸指圧師の中で凝りをフォールディング病と捉えている者が果たしてどれだけいるだろうか?まあほとんどいないでしょうね。

変性タンパク質とはわかりやすく言えばゆで卵!ゆで卵とは卵のほとんどを占めるタンパク分子が熱変性して変性タンパク質に変わりタンパク分子の構造がランダム化して本来なら疎水基を内部に親水基を外部に配列して親水基の外部が水分子と溶け合い流動性を保っているのが生卵の状態なのですが、この疎水基と親水基の関係が熱によって揺らぎ崩壊するとタンパク分子の内部に向いていた疎水基がタンパク分子の表面へと露出してきて、

他のタンパク分子の露出した疎水基と疎水結合をするとランダム化したタンパク分子同士が結合してしまいます。この疎水基を表面に露出したランダム化したタンパク分子が次々に疎水結合でくっついてしまったものこそが変性タンパク質の凝集(ぎょうしゅう)と呼ばれる現象であり、

タンパク質とは複雑にして揺らぎやすい構造ゆえに触媒として機能するのですが、遠足にゆで卵を持っていきたい際にはこの揺らぎ構造がまた実に重宝で便利であり、生卵を沸騰した湯に10分もグラグラと入れておけば変性タンパク質の塊と化したゆで卵が出来上がり、ピクニックのお供にピッタリというわけです。

生卵の中身の卵白部分を試験管に抽出して片方はそのまま、もう一方にはヒートショックプロテインを加え、どちらも同じく温度を加えて70℃で10分加熱すると、生卵そのままの方はタンパク分子が崩壊して疎水基が顔を出して結合してしまい熱変性したタンパク分子同士が凝集して試験管内は半熟タマゴ状態に白濁してしまいますが、

ヒートショックプロテインを加えた方の試験管内の卵白・タンパク分子は添加されたヒートショックプロテインが熱変性によってタンパク分子が崩壊して疎水基が顔を出すのを未然に防ぎタンパク分子の折りたたみ構造つまりフォールディングを維持する結果、タンパク分子は変性を真逃れて試験管内は透明な色のままを維持し、決して白濁しないのです!

アンビリーバボー!

いかにヒートショックプロテインが素晴らしいか!こんな簡単な実験でとっくに証明されているんですよ、みなさん。いいっすか?「凝り」は「ゆで卵」なんです。細胞内の小胞体にゆで卵が溜まったままだと、フォールディング病になっちまう。

でもゆで卵を「生卵」のままに介添えしてくれるシャペロン分子がちゃんと小胞体や細胞質や核ゲノムで機能してさえいれば、決して核ゲノムや細胞質や小胞体に「ゆで卵」である変性タンパク質が溜まることはありません。

そうこの「ゆで卵」を「なま卵」にする魔法の分子こそがヒートショックプロテインであったのです。

全身をゆで卵のカタマリのフォールディング病・症候群にしない秘訣とはヒートショックプロテインに満ち満ちたライフスタイルを実践することに尽きます。

凝りという変性タンパク質の細胞内蓄積こそがフォールディング病という万病の別名なのですから、いかにして細胞内のゆで卵を生卵にバックアップするかが養生法の要諦といえましょう。

すでにそんな素晴らしいヒートショックプロテインライフの提言はここ本ブログでは「耳タコ、大ダコ、ダンクルオステウス、ヘウレーカ!」なまでに大声でクドイほどにシャウト済みです。

「聖人は未病を治し、已病を治さず(せいじんはみびょうをちし、いびょうをちさず)」

本物の医療者は病気の予防にこそ全力を尽くすものです。

誰が3.11後の本物の医療者か?各自でご判断下さい。

卵かけご飯もほんと旨いし、ゆで卵も大好きだし、温泉タマゴもかなり好きだし、目玉焼きもラーメンの煮卵もスクランブルエッグも茶碗蒸しもどれも美味しいよね。これもタンパク質が揺らぎ構造で熱変性しやすいがゆえの特典と言えましょうが、

しかしことヒトの身体に限れば、やっぱ生卵でツルッ!がベストってことで、よろしいおますかね(笑)

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2014.09.13 | | コメント(5) | トラックバック(0) | 細胞宇宙

コメント

駄文・短

先生、今回の記事ツイッターで紹介します。

勝手でサーセン。

2014/09/13 (土) 08:16:38 | URL | クチブラ #2JEUmp5Q [ 編集 ]

相談

今村先生、大変ご無沙汰しております。
ブログないようとは違いますが、予防という意味でご相談しても宜しいでしょうか?

職業柄コンピュータの前で座り込む癖があり、その度骨盤の歪みを生じ肩凝りや何となく身体の不調を感じます。こういった歪みを避けるには何か対策はありますか?整体の先生は筋肉を鍛えるしかないといいますが、それしか方法はないのでしょうか?
本当は、自分で予防し、歪んでも自分で治せるようになれればいいなっと思っております。
変な質問をして申し訳ございませんが、今一番の悩みなので、先生に聞いてみようと思いました。専門性が違った場合は申し訳ございません。ご返答いただけましたら幸いです。

2014/09/13 (土) 18:33:21 | URL | いっちぃ #- [ 編集 ]

東の空が燃えてるぜ  by  キヨシロー

いっちぃさん、めちゃめちゃ、イイ質問っすね!

まあ難しい命題ですよ。なんせ人類史700万年、ホモサピエンスが東アフリカを旅だって5万年、この間にヒトは一度もパソコンの前で長時間の座業をした経験が無い、まったく無いのですからね。

つまり現生人類は人類史上はじめての、いったいパソコンの前でどんな姿勢でパソコンに向かえば腰痛にも首凝りにも自律神経失調症にもならないで健康でいられるのか?

の難問に挑戦中なんですからね。アレだね、一番イイのは腰から下が風呂っ(笑)

座位でもけっこう重力付加が腰椎脊柱管にのしかかってくるから、こりゃあやっぱり一大事ではあります。

アタシも早朝1時間ほどのブログ執筆だけでも、なんか軽く腰痛になったり、首こりになりますから。

さて筋力をつけなさいとか、体幹を鍛えろ、とか色んな意見がありますが、果たしてこういった筋トレ的なものにどれほどの効果があるのかはまったくもって不明だね。

自分は自分で鍼灸を自分に出来るから、特に困らないんだけど、素人さんはおいそれと自分で自分に鍼灸なんぞ出来ませんし。

いっそのこと鍼灸師になりますか?(笑)う〜ん、やっぱり難しい。

つきなみだけどストレッチで身体の各所を柔らかく保つなんてアドバイスしかできないかも。あとはヨガあたりかな〜?

ちっと考えますわ。どっかのホテルのでっかい湯船に浸かってアルキメデスの原理でヘウレーカ!が地球の重力付加を解除するにはベストですがね。

いっちぃさん、とりあえず、こんなん出ました(古っ 笑)

2014/09/13 (土) 21:00:10 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

ありがとうございます

忙しいなかありがとうございます。やっぱり筋肉を柔らかくほぐし、血流をよくする事ですよね。
この骨盤の歪みのおかげで顎関節症やさいきんは、頸椎症になってしまい右手や腕がしびれてしまい、その度に鍼治療で完治してきました。
鍼はやっぱり素晴らしいです。私は、歪みが生じると胃腸の調子も若干へんになり、それはやはり正常な位置が変わるからだといわれ、整体すると直ぐに治ります。本当にこんなことばかりあり、骨盤の歪みが予防できる術を修得したいとこころから思います。

鍼ではないですが、お灸なんかもいいですか?セミナーに参加しようか本気で考えてます。

2014/09/13 (土) 23:24:34 | URL | いっちぃ #- [ 編集 ]

お灸こそ世界に誇るHSP医療の王道

いっちぃさん、どうもどうも。

身体の歪みと胃腸の調子は面白い程に密接に連動してますね。何しろ腸管内臓系の要求に従って腸管内臓を運ぶヴィークルとして開発進化したものが体壁筋肉系なのですからね、

そうヒトの起源というか動物の起源はエディアカラ前夜の多細胞生物の誕生時にまで遡れます。なぜ多細胞化したのか?

多細胞になってゾロゾロと動こうとしたのかもしれません。動く物こそが動物の本性。動く目的は食と性の二相。

ヒト以外の動物のほとんどはその一生を食と性の二相を追い求めることに明け暮れます。

まあヒトもこの2つの命の本質だけやってる時が一番エクスタシーで幸せなはずなんだけど、なんだかやたらと余分な事をやらされてる気がしないでもない。ノーゼーとかね(笑)

自分は温灸が大好きで、温灸器に16種類の生薬を混入した筒モグサをセットして、温灸器からの間接的な照射熱42℃〜と煙に含まれる生薬フィトンチッドに皮膚筋肉をさらすと、

あれあれ不思議、胃腸は快調、足腰は軽い軽い坐骨神経痛もすっかり完治、皮膚ランゲルハンス細胞が活性化して全身の免疫系が賦活されて風邪っぽいのが吹っ飛んで、もちろんヒートショックプロテインがガンガン分泌、生薬フィトンチッドで精神安定、香りの作用でヤコブソン器官が刺激されて性慾まで・・(笑)

ほんと温灸って気持ち良くて、気持ちいい快楽の中で身体が癒されていくという、こんな療法は世界を探してもどこにもない!

アボリジニは生まれたての赤ん坊をハーブを燃やした煙にくゆらせるけどね。これも温灸みたいなもんだね。

こういう温灸みたいな本物の気持ちいい医療を知らないで一度も味わうことなく一生を終えている日本人が99%だもんね。おれらの情報発信能力のふがいなさをつくづく痛感しますよ。

いま不妊症なんか激増してるんだけど、温灸は不妊症には超がつくほど効きますよ。ただ肩甲骨から仙骨までの間を温灸で温めて、受けてる患者さんは大概は余りに心地よくて寝てしまうという治療なんだけど、

産婦人科で恥ずかしい思いをするわけでなし、ただただひたすら気持ち良くて夢心地で寝てしまっている中で妊娠体質なヒートショックプロテインに満ち満ちたボディに変身できるって、どれだけ素晴らしいんでしょう。

あっ、今回は鍼灸指圧を大プッシュやね(笑)

宝はそのへんに転がってるんだけど、大本営マインドコントロールのカモフラージュがきつくて洗脳がごっつぅきいてしまって、みんな本物が見えないんだろうね。

いっちぃさん、お灸のセミナーを受けてもいいかもね。温灸でもうっかりするとヤケドの危険があるから、自分も素人さんには簡単に勧めたりはしません。

もしも本格的に自分でやりたい場合はやっぱりちゃんとしたところでレッスンを受けてからの方がベストだと思います。

鍼も腰が痛い時にはほんとよく効くね。草取りの後なんか絶対に腰痛になるんだけど、すかさず自分で鍼して灸して、そうして生き抜いております。

恐らくは1万5000年前の今のイスラエル付近に初めて定住生活を始めた現生ホモサピエンスのご先祖さまたちも、俺がしてるように腰痛を鍼で治し血止めの煤を塗りそれがやがてタトゥーファッションを生みだし、身体の歪みは焼いて温めた石、温石(おんじゃく)を当てて凝りを解消していたんじゃないか、と妄想は尽きません。

いっちぃさん、いつでもこちらに遊びに来て下さい。アタシ、こういった質問なんかも大歓迎っすから。

さて今朝はブラックカランツのジャムに舌鼓の予定っす。いひひ(笑)

2014/09/14 (日) 05:47:51 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

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