ブラフマン 20

さて、みなさん、こちら軽くいっちゃってる鍼灸師のハイパーテンションをなんとか追尾できてますかね?(笑)

ヒトの無毛化の進化圧に何と按摩マッサージ指圧による介入があった、なんて珍説をいきなり納得しろとは言いませんので、まあ、単なる読み物としてお楽しみ頂ければ幸いに存じます。もっとも当方はいたってマジメに論説を展開していますので、そのへんはご配慮の程お願い申しあげます。

さて続きですが、ハダカデバネズミに少し注目してみます。このある一定数の動物フリークの皆様にカルト的な人気を博しつつある地下世界のニューフェースな生き物には、3.11後の放射能被曝にあえぐ地上人類にとってとても羨ましい遺伝的特質がありまして、なんとほとんど癌という疾患に罹らないのがハダカデバネズミの特徴であるのです。

その生まれつきの抗ガン体質の秘密がどこにあるのかが研究者たちの興味を惹き、調査して判明したのがハダカデバネズミの遺伝子のうちのP16遺伝子とP27遺伝子に強力なガン化抑制作用があったということです。

なんでもデバちゃんたらガンマ線をそれなりに浴びても癌に罹らないというのですから、バクテリア界においてヒトの致死量のガンマ線の500倍を浴びても平気な耐放射性に優れた猛者バクテリアのデイノコッカス・ラディオデュランスに負けず劣らずのデバちゃんのツワモノぶりにうっとり、なんてね。

しかし被曝は何と言っても内部被曝が怖いのはすでに常識中の常識でして、さしずめデバちゃんもまさかストロンチウムやプルトニウムが混ざったエサでも喰わされた日には、さすがに細胞がガン化するのではないでしょうかね?

それはさておき、なぜ通常はハダカデバネズミはそんなにも癌に罹患しないだけの形質を獲得できたのか?はとても気になります。

ガン化抑制遺伝子としてよく知られているのは分子量53000のタンパク分子を合成させる遺伝子という意味で、タンパク質を意味する Protein の頭文字のPに分子量53000の頭の53をつなげたP53遺伝子がゲノムの守護神「 The Guardian of the genome 」として人口に膾炙していますが、

ハダカデバネズミはP53遺伝子だけでなくP16遺伝子とP27遺伝子の3つものガン化抑制遺伝子アクセサリーをそのゲノムに身につけているというのですから、これはやはり3.11後の日本人が注目しないわけにはいきませんな。

では、彼らデバちゃんの食餌はどうなっているかというと、どうも地中から簡単に採取できる草木の根っこが主食らしくて、子供のハダカデバネズミはなんでも成獣の糞を食べるそうだから、ようは草根木皮の堅い細胞壁セルロースは消化液では普通は分解できなくて、腸内に常在している腸内バクテリアにセルロースを分解してもらうのが動物界の習わしみたいなもんだから、ハダカデバネズミの子供は親デバネズミの糞の中に生きているセルロース分解バクテリアを自分の腸内に棲まわせるために糞食をするのでしょうね。

草木の根のみを主食とするほぼ100%のベジタリアンなハダカデバネズミたちは、言ってみれば生薬専門食なんだから、そりゃあハダカデバネズミの腸内マクロファージは植物の細胞壁セルロースに含まれる多糖インターフェロン・インデューサーで俄然、マクロファージがサイトカインを旺盛に分泌してガン細胞は見つけしだい免疫細胞に貪食されてしまうだろうし、ましてP17遺伝子にP27遺伝子にP53遺伝子と3つのゲノムの守護神に守られているんだから、こりゃあ哺乳類の仲間うちでは最強の抗ガン動物との誉れもまったく不思議じゃあないね。

裸(はだか)ってとこだけはハダカデバネズミと同じ「裸のサル」であるうちらヒトたちも、こりゃあいっちょデバちゃんを見習って草根木皮(そうこんもくひ)をカジカジ食べてって、そりゃあ、あんまり何だけど、まあ根っこの野菜はやっぱヒトの腹腔マクロファージにインターフェロン・インデューサーな食材ではありますから、積極的に根っこ野菜を摂取するのはデバちゃん的にも悪くないでしょうね。

さらにさらに、デバちゃんには無い武器がやっぱ鍼灸指圧じゃん(笑)鍼灸指圧をしてればβエンドルフィンに細胞が満たされて癌になんか罹らないからね。

ヒトがハダカサルになったからこそ、より一層、鍼灸指圧の効能に浴することができるようになったわけよ。

ヒトの無毛化はうちら鍼灸指圧業界にとっても多大なる恩恵がありましたとさ。

サルからヒトへの進化に改めて感謝っす!

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2014.09.08 | | コメント(1) | トラックバック(0) | 免疫強化

コメント

いちおう速報!

なんでも米国の科学賞では最も権威があるというラスカー賞に今回は京都大学の森和俊教授がアメリカ人と共同受賞だそうで。

それで評価された研究はというと、これヒートショックプロテインがらみのフォールディング病のメカニズムの一端の解明だそうで。

iPSにSTAPときて、ようやくHSPの時代がやってくるかも?!

まっ、こちら本ブログはヒートショックプロテインがらみではフォールディング病も含めてだいぶ早々と先行してますがね(笑)

ということで、まずもって、森教授のこれまでの地道な研究とご努力に最大の讃辞を送りたく、

まことに、ご受賞、おめでとうございます。

2014/09/09 (火) 21:56:14 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

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