ブラフマン 8

先日、京都から来院された方に「先生は瞑想でもして、あんなブログ記事を発想されてはるのですか?」と質問されて、何か取り紛れてちゃんとこの質問に答えることができずに失礼してしまいましたので、ここで回答してみますが、

だいたいブログ記事はこうやって朝起きた際になんとなく脳裏に浮かんだ言葉をつむいでいる作業でして、特に日頃から瞑想に励んでいるわけでもなく、それなりに読書はしますが、本のコピペみたいな事はまったく興味がないのでなるべく自分の言葉で自説を構築するように心がけていて、そうやね、瞑想と言えば鍼灸院での仕事はこれはもう瞑想に近いというか瞑想そのものであって、

ヒト様の肌に触れてじっと命(いのち)と対話する時間がわたしの生命観を培養してきたことは間違いないと思われます。だから何らかの新しい発想や気づきのほとんどは鍼灸院での仕事中に創発されていますね。でもいつだかは下の娘を手に引いて田んぼの横の道を散歩していた時に、

田を抜けてきた気持ちいい風が身体の側面を通過した瞬間に「ヘウレーカ!」な電撃ショックが身体中に走り寒気がぼっ立つと共に、東洋医学がいうところの身体の側面ラインをまとう胆系(たんけい)と三焦系(さんしょうけい)の経絡(けいらく)が耳に通じているのは「これ魚の側線の痕跡だ!」という閃(ひらめ)きが訪れて、我ながらエンライトメントな至福体験に悦に入った記憶がございます。

わたしたちの身体にはまだ古生代カンブリア紀に発した脊椎動物の祖である魚類の器官のなごりがあちこちに残存保持されているのであり、鍼灸術における経絡なる体表面のセンサーラインもまた魚類のウロコが変化した魚類の耳である側線なる水圧や水流を感覚する器官に由来するのでは?という仮説をわたしはこの至高体験から抱くようになりました。

もともとワタシは魚や昆虫が子供時代から大好きでして、ガキの時分はほとんど夏は毎日といっていいほどに川へ魚捕りに、海蔵寺の屋敷森や裏の民家の庭の林へとセミやヤマトタマムシを捕獲せんと日参したものですが、この頃の実際の地球生命種との交流があったからこそ、今のブログ記事の創発につながっているとの認識を今深めつつあります。

わたしがホームとしていた川には残念ながら美しくも可憐な希少生物種「ハリヨ」は棲息域ではないのでいませんでしたが、今では恐らくはあの川にもいなくなってしまったタイリクバラタナゴがまだたくさんいて、水草を踏んで待ち受けたタモをすくった瞬間にキラキラと虹色に輝くタナゴたちの美しいウロコの光りに探求少年がひときわ興奮したことを今思いだしております。

川の堤はまだ護岸工事などされておらずに土のままだったから土の堤と川面が接する領域に初夏になるとザリガニが巣を作り子を孕みましたし、そういえば鰻の寝床を発見してどうにかこいつを捕獲してウチに持って帰ったら、ウチのオヤジが予想外に「こいつは川の主(ぬし)だから、もういっぺんもといたところに逃がしてこい」と言って神妙な気分でもといたところへ捕ったウナギをリリースしたこともありました。

そんな頃からでしょうかね、捕ったサカナをウチに持ち帰らずに、かならず「キャッチ&リリース」で逃がして帰るようになったのは。誰に教わったのでもなく、自然にサカナはサカナの居場所にいるべきだという認識が芽生えたのです。それは水道水で満たしたタライに何度もナマズやフナを浮かべた苦い経験の蓄積も作用したのかもしれません。

子供心にも自然の川の水でなければ、サカナは死んでしまうと気づきました。塩素が混入した水道水はサカナにとっては高レベル汚染水なみの毒環境に過ぎませんからね。こうした子供時代を過ごしたことで、養生法の探求精神が育まれたということなのです。

世界淡水魚園水族館「アクア・トト・岐阜」は今年で開館10周年だそうで、学術的にも申し分ない実に素晴らしい展示内容ですので、一度ならずと足を運んでみたら「ヘウレーカ!」な発想が次々に湧出するかもしれません。

今、なんとなく異端視されている水生人類仮説であるアクア説を再検証し始めているんだけど、水族館でなんとなく癒される感覚の起源はもしかすると東アフリカのハダール湿地帯の湖畔でいつも水を見て過ごしていた記憶が呼び起こされるからなのかもしれないと、思ったりしております。もしかすると本当にアファール猿人が水生人類だったとすると重力負荷をアルキメデスの原理で減殺されたユートピアな時代が人類にはあったのかもしれません。

地球上に存在する水のうち海水が97%で、淡水はわずか3%しかなく、この3%の淡水のほとんどは南極や北極の氷か地下水となっており、人間が利用できる淡水はわずか0.01%しかないのであり、そのわずか0.01%の淡水も世界の大きな湖に集中しているというのですから、やはりハリヨもタナゴも淡水魚はすべてレッドデータな希少種ですね。

淡水魚の棲息する環境である河川や湖沼を保持するためには水源となる森林を保全するのは必須として、当然のこと森や川底へと放射能を堆積沈殿させる原発などソッコーで止めねばなりません!

結局はやはり人間がもっとも悪しき種族と結論されてきますわ、あ〜、イヤだ、イヤだ、また温泉に浸かりたくなってきたぜ(笑)

さて、ミンミンゼミが呑気に鳴いているけど、1G重力負荷 プラス 放射能のキッツイ地球世界でのヒトの一日がスタートしまっせ!

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2014.08.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

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