ブラックパール 4

西洋医学と一般に呼ばれる医学は実際には近代以降は主に戦時医学であったドイツ医学が規範となって世界に拡大していったのだが、このような現代医学的な近代西洋医学にいたる以前の欧州の医学と言えば

それはもともとの欧州の地で伝承されてきたハーブなどの薬草を利用して治療するナチュロパシー(自然医学)を土台にして、そこにアラブ医学の精華の伝播を萌芽として成立したものであることは常識であり、

アラブ医学とはイスラム世界でできたイスラム医学であり、アラブ医学とはインドやパキスタンでは別名ユナニ医学とも呼ばれるのだがユナニとはイオニア風(ギリシャ的)というペルシャ語表現であり、つまりはアラブ医学とはギリシャ医学の影響を多分に受けて花開いた医学であったのです。

そして欧州に開花した西洋医学の母胎となったアラブ医学の精華は実はインド医学と交流し影響し合い、インド医学はチベット医学やウイグル医学やインドネシアのジャムウと呼ばれるアーユルベーダの色濃き生薬医療へと伝達され、

中国医学はシルクロードを通じてアラブ医学と交流し、やがて中国医学は「チャングムの誓い」の韓医学へと分化し、韓医学は仏教伝来と共についに日本海を渡り日本古来の薬師(くすし)の伝承による和方医学と融合し、

ここにおいて西域の輝かしきアラブ医学のDNA情報がユーラシア大陸の極東、日本の地へと転写されるにいたったのです。

アラブ医学にみられた生薬に砂糖やハチミツを加えた糖膏剤(とうこうざい)という剤形(ざいけい)の名残(なごり)は現在の日本の和漢薬(わかんやく)の剤形中よりもむしろ一般の砂糖菓子のたぐいにその原型を留めており、

シャーベット(アラブ語で sharbah ・飲み物、が語源)、金平糖(アラブ語で Majyun・混ぜる、がラテン語の confectio に訳されて、英語では confectionで原義は作り上げる、でコンフェクティオが訛ってコンペイトウ)、キャンディ(アラビア語、ペルシャ語の砂糖を意味する Gandi が語源)などなど、

まさか超ビックリ!の砂糖菓子のルーツがアラブ医学にある!の「世界はじめて物語り」を知るにつけても、西域アラブと極東日本はユーラシア大陸と日本海を隔てているが地続きなのであり、決してアラブ・イスラム世界は遠い世界なのではないし、

イスラム諸国はテロリストの巣窟ではないし、ましてガザ住民がイスラエル政府によって今まさにジェノサイド(民族浄化)というホロコースト(大量虐殺)に遭遇していることに無関心でいられるわけがないのだ。

このような世界規模での複雑な伝統医学の伝承過程が背景にあることなどつゆも知らず、無知なるエリート諸君は一概に、西洋医学、東洋医学などとワンフレーズでひとくくりにするのだが、

そんな浅薄な認識ではとうてい医学の真相など掴めない程に古今東西の医学はお互いに影響し合って今日に至るまで地道な修練を重ねて切磋琢磨し洗練を重ねて形成されてきたのです。

実は西洋医学の伝家の宝刀である注射器の構造などは江戸期に来日したケンペル、ライネなどの西洋人が日本の鍼医が使用する管鍼法(かんしんほう)という管(くだ)の中から鍼を打つ技法を見たことを欧州に伝えたことがキッカケで、この管鍼法のアイデアがもとで針先から薬物を注入する注射器が考案されたとも言われているのです。

江戸期と言えばつい最近の出来事です。

現代医学には解熱剤や抗生剤やステロイド剤などのアロパシー医学

(熱が出たら解熱剤で、炎症があれば抗炎症剤で、細菌性やウイルス性疾患には抗生剤で、という発現した病態と反対の作用をもたらす薬剤で治療しようとする医学のことをアロパシー「反対療法」と称し、

それとは対極にあって出ている症状と似た作用を及ぼすことで今ある症状を促進して自然治癒を速やかに進める医学はホメオパシー「類似療法、同種医療、同質医療」と言い、

東洋医学の漢方生薬などは熱が出たら、葛根湯や麻黄湯などむしろ熱産生を促進する薬方を使用するし、痛みや炎症を抑制するために敢えて痛い鍼を打ち、痛いような圧迫刺激を加えて、熱い灸を据えてヒートショックプロテイン合成を促進する鍼灸指圧の物理療法も類似療法に近いので、どちらかと言えば東洋医学はホメオパシー的な医療と言える)

の鋭い効き目や、救命救急の発展など多くの利益を享受できる反面、害毒しかない抗ガン剤や放射線治療など負の側面も抱えていますが、もともとの西洋医学の祖であるギリシャ医学の父と呼ばれたヒポクラテスには自然治癒力を重視し尊重する思想があったのです。

じつは東洋医学はヒトにも自然にも優しい医学というイメージがあるかと思いますが、さにあらず意外にも非常に攻撃的な側面をもった邪正闘争の思想を含む医学であることはあまり注目されません。

中国大陸という荒ぶる広大な大地で形成された中医学は過酷な自然と対峙し、変転し続けた国家闘争、政治闘争の中をしたたかに生き抜いた中国民族の歴史がそのまま中医学の思想に影響しており、

激変する自然環境や政治闘争の闘いの中から「邪気(じゃき)と正気(せいき)」という明確な二項対立の図式が形作られて、この邪気と正気の闘争が病気と関連付けられて体系化したものが中医学であったと言えるのです。

もちろん天人合一(てんじんごういつ)という自然思想も中医学には内包されておりますが、基本的に邪気と正気の対立構造により病態が説明されます。

それを思えばヒポクラテスの自然治癒思想は奇跡的に中医学よりもはるかに優しい医学思想であると言えたのです。

「ウィス・メディカトリックス・ナチュラーイ(病は自然が癒やす)」

自然癌はいつもキラーT細胞とNK細胞とNKT細胞とマクロファージらの免疫細胞による自然治癒力によってキレイに自然に消去分解されていたのです。

内なる守護天使である免疫細胞を味方に付ければ、決して最悪の邪気である放射性同位元素の内部被曝による免疫不全に負けません。

正気を増して、気力を充実するカギは免疫力にありました。

フランス近世の偉大なる医師アンブロアス・パレーは

「われは包帯するのみ、神が癒したもう」と言いました。

癒しの神々は他でもない小腸パイエル板に70%も集合していました。

合掌するならお腹(なか)にね(笑)

スポンサーサイト

2014.07.24 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

kouhakudou

Author:kouhakudou
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR