ガーディアン エンジェル 12

人体に発生するガン細胞とはヒトが生きていくためのエネルギー源として必須であるATP(アデノシン三リン酸)を生み出すのにミトコンドリアを使わずに解糖系だけを起動しているヒト細胞の一形態に過ぎないのだが、

いったんガン細胞が病巣と呼べるまでの癌コロニー(群体)を形成してしまうと、たとえ癌の特効薬をもってしてもガン病巣の消去は簡単なことではなくなる。

ちまたには癌の特効薬を謳い商売をする詐欺的なビジネスが溢れており、藁をも掴む思いに駆られた患者たちをカネモウケの餌食にしているのだが、こんな手合いに騙されることなく、真の意味でのガン治癒とは何なのか?

を本記事から少しづつ、ザックリと探っていきたい。

さて通常生理の健康時においてもヒトの身体には3000個から100万個ものガン細胞が常時発生しては消えていることは医学的な常識としてよく一般化した事項であるが、ではいったいどんな機序で

この出来たガン細胞は常に消去されているのだろうか?この通常生理で発生する大量のガン細胞を処理し分解し消去してしまうチカラがいわゆる免疫力のことなのであり、免疫力さえしっかりしていればつまりはガン細胞が増殖してガン群体を形成するにいたることはないと言える。

ヒトの免疫細胞には自然免疫と獲得免疫の二段階の免疫機構で活躍する多くの免疫細胞があるが、免疫とは「自己と非自己を見分け」て「疫病を免れる」ことで「細胞の品質管理」を行うことを意味し、

通常は、正常細胞と異なる性質をもつガン細胞は非自己と判別されて免疫の対象となり免疫細胞によって見つけられてしかるべき分解処理が施されている。

このガン細胞の分解処理に欠かせない免疫細胞には、特にガン細胞を選択的に殺傷する能力を有するNK細胞(ナチュラルキラーの略で自然にガン細胞を殺すという意味から命名)が有名であるが、

獲得免疫系のキラー系細胞であるキラーT細胞がガン細胞を分解処理していることは常識であり、また自然免疫で活躍しTLRという高度な異物認識機構である受容体を使って

体内に侵入したウイルスや病原菌や抗原となる異物を見つけたり、ウイルスや病原菌に罹患されてしまった異常細胞やガン細胞などをパトロールして見つけては抗原提示してヘルパーT細胞へと情報提供に勤しみつつ、

またキラーT細胞やNK細胞によってアポトーシスされたガン細胞を貪食(どんしょく)し分解し、血管壁に溜まった悪玉コレステロールや糖化最終産物AGEをも食べて分解し血管内をクリーンに保ち、

日産2000億個も産生される赤血球の脱核された核をもムシャムシャと食べて、劣化して古くなった細胞を睡眠時にリモデリングする際にも貪食処理しの八面六臂の大活躍を見せるマクロファージも

ガン細胞の処理には一役買っていることは忘れてはならないだろう。

そして、さらにここに付け加えるのなら免疫細胞のシンガリというかダークホースというか、最終バッターというか、

ようは最近になってようやく発見されて、その実力真価のベールがここにきてようやくはぎ取られつつある免疫細胞界の実は大御所とも呼べるビッグでVIPなあの方をね、絶対に抜きにしては実は免疫は語れないのです。

このもったいぶった前振りは余分だけど、さてさて、ではいったいその免疫細胞とはいったい何なのでしょうか?

日本人である谷口克(たにぐちまさる)博士が発見したNK細胞とT細胞の両方に働きかけてアジュバンド作用(賦活作用)をもたらすことが出来るガン封じ戦略のカナメとなる細胞こそが

ネヌケーティーサイボー!

「NKT細胞」!

でありました。

ヒト・マクロファージの異物認識受容体であるトールライクレセプターTLRは12種類ほどが発見されていて、その受容する異物抗原も多様ですが、NKT細胞が受容する抗原は現在のところ1種類と言われ、

このNKT細胞を特異的に活性化する抗原(リガンド)は今から7億年前頃に地球の海中で多細胞生物の原初の姿を見せながら波間にたゆとうていた

エディアカラ生物群と呼ばれる地球生命史の中でももっとも古いタイプの生物層に起源をもつ現生の海綿動物に存在するスフィンゴ糖脂質(アルファガラクトシルセラミド)と呼ばれる物質であり、

このアルファガラクトシルセラミドをガン患者から取った本人の樹状細胞に取りこませて培養して、もう一度このガン患者の体内にアルファガラクトシルセラミドを認識し培養した樹状細胞を戻すことで、

このガン患者のNKT細胞を活性化して、NK細胞とT細胞のガン封じのキラー系細胞を賦活して増殖して群生化したガン病巣を小さくし消去してしまう免疫細胞療法がすでに実用化されているとのことです。

でね、俺っち養生法の探求族である「 Y T トライブ 」としてはさ、こうした高度で先進的で恐らくは高額な費用がかかるであろうし、手間暇もかかるであろう医療行為としての免疫細胞療法なんてものはね、

まあ確かにスゲエね、と感心はするけど、はっきり言ってそれだけの話しってなもんで、ようはこういったスンゴイ発見とか研究業績をさ、どうやったら日常の手の内の養生法にまで落とし込めるか?

がいっち大事なわけよ。でね、沖縄の海にダイビングして海綿動物を採ってきてアルファガラクトシルセラミドを抽出して、毎朝の味噌汁に混ぜて食べるなんてことはこれ誰にでも出来ることじゃあないから、

NKT細胞を活性化できる糖脂質を自分の体内で産生できるように、これたぶん肝臓の仕事だと思うし、実際に肝臓にNKT細胞はたくさんあるから、まあこのへんの応用問題を解けばエエんとちゃう?

でザックリと本記事をまとめると、NKT細胞もたぶんマクロファージの活性化対策の切り札「ネバネバヒートでマジな養生法」で絶対にイケルと思う。

はい、まずはNKTがらみの触りはこんなところで。

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2014.07.10 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 免疫強化

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2014/07/10 (木) 08:38:00 | | # [ 編集 ]

いつもありがとうございます

とても参考になっています。

何をしても 絶対取れない足のうらに出来ている 魚の目。。。 何か いい方法が あれば教えてください。

2014/07/10 (木) 21:21:50 | URL | 敦子 #TEzGU1vU [ 編集 ]

灸熱(43℃〜)→HSP分泌→アポトーシス誘導

敦子さん、はじめまして、ようこそです!

魚の目の取り方ですが、根気よく灸治療で焼き切る方法があります。

普通はヤケドや放射線で細胞が壊死することはネクローシスと呼びますが、

癌などは温熱42℃〜43℃の付加で熱ショック蛋白質が分泌されてこのヒートショックプロテインの作用によりアポトーシス誘導が始まり、アポトーシス遺伝子が起動されて、核の断片化が起こり、採取的にプログラム細胞死が誘導されてマクロファージにアポトーシス断片が貪食されて癌は自然消滅します。

同じ機序で魚の目を捉えれば、やはり温熱刺激が有効かと思われますが、

魚の目もたしかに癌同様に頑固ですが、ここは思いきって一念発起して、直接灸で焼いてヒートショックプロテイン分泌&アポトーシス誘導にもっていきますか?

あとは目打ちのようなものでえぐり取るなんて方法もあるらしいけど、これはやっぱり激痛に耐えなければならないので拷問に近いかも。

灸ならば魚の目部分の皮膚が厚くなっているので意外に熱さを感じないかもしれません。

魚の目の根っこ、芯までアポトーシスあるいはネクロプトーシス(プログラム壊死)までもっていければ完治です。

灸熱で魚の目を焼き切る方法は灸治療ではこの業界では知らぬ者はいない程に有名な故・深谷伊三郎氏のお弟子さんが実際に実践している方法で、直接ご本人からとある講義で教えて頂いた方法です。

癌も含めて身体に発生産出する変性物、異物はすべて変性タンパク質と見なせますので、

変性タンパク質の修正にはやはりヒートショックプロテインを利用する治術がベストと言えましょうか。

魚の目に関してはこんな感じです。

日本の医書としては国宝である「医心方」あたりにも、魚の目を取り除く秘技が載っている可能性はあります。

「医心方」の中に、顔の吹き出物に、ゆで卵を殻ごと酢に浸して卵内部のドロドロにしたものを塗るなんて方法があると、

訳者の槇佐知子さんがラジオ深夜便で喋ってましたね。

酸性溶液とカルシウムとアミノ酸で細胞を初期STAP化して完治なんて感じかもしれませんね。

さてさて、これからもお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます!

2014/07/11 (金) 04:30:55 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

ご丁寧に説明をいただきまして有難うございます。感謝です! さっそく 試してみます。

2014/07/12 (土) 06:13:20 | URL | 敦子 #- [ 編集 ]

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