ガーディアン エンジェル 10

がんの特効薬とされるものは古今東西において様々なものが注目されてきたが、一例を挙げれば結核菌の菌体成分とくに細胞壁成分であるリポ多糖を使用した丸山ワクチンなどはつとに有名である。

この丸山ワクチンの抗ガン効果の実際についてをネットで検索してみると癌の特効薬という割にはケースバイケースであり、効く場合もありそれほど効かない場合もありといった具合のようで、どうも本当のところ真の意味での効能評価の程は定かではない。

また漢方生薬系の文献資料などでは古来より高貴薬とされてきた霊芝(れいし)、雲芝(うんし)、猪苓(ちょれい)などのサルノコシカケ科の多孔菌属植物などが癌に対して絶大な効果を発揮するとされてきたし、

また江戸初期の漢方医であった永田徳本などはガンの特効薬を使いこなしていたことで有名で、その特効薬はなんのことはないハトムギ(生薬名ヨクイニン)というイネ科の植物の子実を粉末にしたものであり、

きょうびのそこいらにあるドラッグストアにおもむけば普通に漢方サプリコーナーに陳列されており誰でも購入可能なシロモノであり、

また近年においてはマイタケ(サルノコシカケ科)の多糖成分やシイタケ(生薬名コウコ)の多糖レンチナンなどに有力な制ガン効果があることなども囁かれている。

山梨県旧棡原村の長老たちが癌にもならず病気ひとつせずに天寿を全うできたのは半年間のあいだ朝食に主食がわりに食べ続けた里芋の味噌煮であるとされ、

里芋の多糖と味噌の麹菌の菌体多糖のこれら粘性物質に長寿の秘密が潜んでいることを数少ないまっとうな医学者のひとりの古守豊甫氏が見抜きすでに指摘していた。

田舎の都市伝説?などでは山野に自生する自然薯(じねんじょ・生薬名サンヤク)を食べ続けたら余命宣告を受けていた癌が消退してしまったなどという迷信か伝説めいた話しがよくあったりもするが、これもほんとのところどこまで信じていいのか判断が難しい。

末期癌で全身転移で余命半年と宣告された者がやけっぱちになり、毎日、温泉に浸かっていたら半年で出来ていた全身のガンがすべて消えてしまったという実話もじつは真実かどうかは本当のところはわからないが、そんな話しがあることもまた事実である。

つまり、このような癌に効く、効いたの話題は確かに面白いのだが、いつもそこになにか確たるエビデンス(証拠)がないがゆえに惜しいことにすべての人間を納得させることが今までは出来なかったのだ。

しかし、ついにここ本ブログにおいてこれらの癌の特効薬とされてきた物質がなぜガンに有効なのか?の理由が解明され、末期癌がなぜ温泉の温熱刺激ごときで完全に治癒するのか?の真相が解読されるにいたった。

世界初の快挙であると言っていいだろう!

癌という疾患は免疫疾患であり、つまりは人体の免疫系が本来的に正常であるのなら絶対に罹患しない疾患が癌である。

であるのなら人体の免疫システムを正常化し常に正常にコントロールする方法が見つかれば癌は征圧できるということなのだ。

ヒトの免疫システムには従来通りの免疫学に従うのなら外部から病原菌や病原ウイルスや異種タンパク分子が侵入した際に最初に駆けつけて貪食処理を行うマクロファージや樹状細胞や好中球や好酸球や好塩基球などが活躍する①自然免疫と、

自然免疫で排除しきれなかった抗原に高度な攻撃をしかけるヘルパーT細胞やキラーT細胞や制御性T細胞や、抗原に特異的に対応する抗体をT細胞の指令により産生するB細胞やBプラズマ細胞などの②獲得免疫の

二段重ねの免疫システムがあるとされるのだが、この従来の免疫システムの図式が近年の最新の免疫学の研究により若干の補正を余儀なくされる事態が招来されており、

その発端となったのがマクロファージの細胞膜とマクロファージの細胞内エンドソームの膜に存在するTLRと略称される異物認識レセプターの発見でありました。

ヒトの免疫系はまず最初に自然免疫のマクロファージや樹状細胞が抗原となる「病原微生物認識分子パターン」をその細胞膜ないし細胞内のレセプター(受容体)で認識受容することでスタートする。

つまりは免疫系が本来的に正常であるためになくてはならないのが自然免疫における異物認識ということであり、

TLR(トールライクレセプター)という受容体が異物分子を受容することでマクロファージという免疫細胞が活性化し

インターフェロン(ウイルス抑制因子)やインターロイキン(免疫賦活因子)やTNFa(腫瘍壊死因子)などのサイトカイン(免疫細胞などが分泌するホルモン様の情報伝達物質)をマクロファージが分泌することで

自然免疫や獲得免疫で活躍する免疫細胞のすべてが活性化していくということがわかったのだ。

自然界におけるバクテリアや植物の細胞壁成分であるリポ多糖やマンナンやβグルカンやの多糖や粘性成分はすべてマクロファージのTLRが受容し、

細胞核ゲノムDNAの強力な修復保護作用のある生体防御タンパク質のヒートショックプロテイン70やミトコンドリア内でタンパク質のシャペロン分子としてタンパク分子の品質管理をするヒートショックプロテイン60が

血液中に分泌された際にヒートショックプロテイン60と70をマクロファージは馬蹄形細胞外領域であるその触手であるTLRでつかみ取り

ウイルスに侵蝕された核ゲノムの損傷や放射性同位元素で傷ついたミトコンドリアの危機を察知して、

免疫システムのすべてを活性化する指令を発布します。

このようにヒートショックプロテインはタンパク質の管理だけにとどまらず、60兆個の細胞がホメオスタシスを保つために、

そのそれぞれの細胞が今どんな状態にあるのかを細胞外へとヒートショックプロテインを分泌して、免疫細胞のマクロファージに知らせるためのリガンド(情報伝達分子)としても作用し、

マクロファージがヒートショックプロテインをTLRで受容することで免疫系が活性化して、アポトーシスすべきガン細胞やウイルスに罹患された細胞や病原菌に侵蝕された細胞や老朽化された細胞は

貪食処理され新旧の細胞が入れ替わる免疫の本質である細胞リモデリングが促進されているのです。

発酵食品の菌体成分であるネバネバを食べて、ヒートショックプロテイン60、70を分泌する鍼灸指圧術を励行し、体温を少し上げるヒートショックでホットな養生術である各種エクササイズや、

指圧や鍼治療によって皮膚と血管壁から分泌される血管拡張分子である一酸化窒素はマクロファージを賦活するので特に指圧や鍼治療などはマクロファージを元気にする治療術であるし、

灸治療などは温灸なら皮膚へとちょうどヒートショックプロテイン分泌に適した温度帯42℃付近の温度を照射できるし、直接灸なら灸点紙ごしでも軽く50℃近い温度を筋肉層まで到達できて、もちろんヒートショックプロテインが「激分泌!」は当たり前で、

これら鍼灸指圧術で分泌量が増したヒートショックプロテイン32、47、60、70、90、104、αクリスタン、スモールHSPファミリーのすべてのヒートショックプロテインは免疫細胞のすべてを賦活し、細胞保護に活躍するわけで、

鍼灸指圧術とはヒートショックプロテイン分泌を通じてマクロファージのTLRに働きかけて免疫系を賦活する真の意味での自然治癒促進医療であったことが判明いたしました。

要点を簡単に絞ると、

「マクロファージのTLRを刺激するネバネバは天然の抗がんワクチンであり、マクロファージのTLRを刺激するヒートショックプロテインは自前の抗ガン剤だ!」

となります。

ネバネバとヒートショックプロテインさえあればマクロファージを活性化できて癌が予防できる!

「ネバネバヒートでマジな養生法」が実は最強の免疫賦活法だったのです。





Y T トライブ(養生法の探求族)は

ついに人類の宿痾(しゅくあ)

癌を征圧します!

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2014.07.05 | | コメント(1) | トラックバック(0) | 免疫強化

コメント

東京都からお越し頂いたN様へ

ヒートショックプロテイン関連本は

①伊藤要子「加温生活、ヒートショックプロテインがあなたを健康にする」マガジンハウス

②水嶋徹「HSPと分子シャペロン」講談社ブルーバックス

の2冊を自分は読み込んでおります。①は分かりやすく実践的で、②は理論的な厚みを出すにはよい資料です。

臓器の繊維化の原因は組織の修復が過剰に起こった場合に発生する、と一部では分析されているようです。

つまり繊維化の前に組織が破壊されていた、と見なせるということです。

組織の破壊→修復機序の発動→修復→組織の破壊→修復機序の発動→修復→組織の破壊→

こんな繰り返しが結果として組織の過剰な修復となりコラーゲン繊維の集積を招くのかもしれません。

薬毒の化学分子は普通は体内に侵入した際には肝臓の肝細胞内の解毒酵素チトクロムP450が加水処理して体外へと尿や汗や便にして排出します。

また血中に毒性分子が混入して全身の細胞内に入りこんだ場合には細胞内のミトコンドリアがミトコンドリア内のチトクロムP450を使って解毒処理をします。

このタンパク質でできた解毒酵素チトクロムP450の解毒処理を超える程の毒性化学分子に慢性的に暴露した挙げ句に、肝細胞の破壊が繰り返し起こり、破壊された肝細胞をそのつど修復するごとに一部の肝組織が繊維化してしまった、が真の原因かもしれません。

また足のむくみなどもミトコンドリアの機能停滞が原因と言われます。

ミトコンドリアを復活させるにはヒートショックプロテイン60が必要ですので、ヒートショックプロテイン60の分泌を促進するNさんの現在の加温ヒートショックプロテイン養生法を続けていればきっとよい結果が出てくると思います。

またミトコンドリアを活性化する栄養素はミネラルやビタミンやアミノ酸や脂肪酸ですが、特に有効と思えるのがクエン酸です。

酸味は肝を養う、とはこれは漢方の食養思想における見方ですが、古来よりミトコンドリアの充満した肝臓には酸味が有効であると実感していたと思われます。

ミトコンドリアが多い組織は肝臓、腎臓、脳、筋肉などです。

ミトコンドリアを活性化し、ミトコンドリア内のチトクロムP450の合成を促進するためにもヒートショックプロテイン60は必須です。

要約すると、ヒートショックプロテインの分泌を促し、ミトコンドリアが活性化できれば、健康の青い小鳥は手元に舞い降りてきます。

毎秒1000万個もの細胞がリモデリングしているのがヒトという命です。

肝臓に手を当てて詫びるNさんの気持ちに全身の60兆個の細胞と1京8000兆個のミトコンドリアと数百兆の常在菌はきっと応えてくれます。

ブログも読んで下さっているようで本当にありがとうございます。

自然農の実践をされているのは奈良の川口由一さんという方です。農薬で肝臓障害になりその後、農薬を使用しない自然農になられた方です。

川口由一さんの「妙なる畑に立ちて」新泉社という本は読み応えがありました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

2014/07/07 (月) 05:36:00 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

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