ガーディアン エンジェル 9

ヒトの身体には60兆個もの細胞があり、その1つ1つの細胞はまるで単細胞生物であるバクテリアのように単独で自立して命を営んでいると同時に、他の60兆個の細胞とも共生し、

またそれぞれの細胞内には数百からのミトコンドリアと呼ばれる12億年前に真核生物の体内に寄生したαプロテオ細菌を起源に持つ共生体が棲息しており、

ミトコンドリアはミトコンドリアで二重螺旋構造の細胞核DNAとは異なるリング状の独自のMit-DNA(ミトコンドリアDNA)を持ち、細胞内の環境に適応しながら分裂増殖しつつ、

細胞内に取りこまれた酸素とグルコースと脂肪酸とアミノ酸を利用しながらアデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれる身体活動のエネルギー通貨を産生しており、

この細胞基質でグルコースを分解する過程で2分子のATPを産生する解糖系の19倍もの高効率で膨大なATPを生み出すミトコンドリアがあったればこそヒトは活き活きとヴィヴィッドに活動的に生きることが可能なのであり、

ミトコンドリアは細胞に取りこまれたミネラルの一時的な貯蔵庫でもあるので例えば内部被曝によって放射性同位元素という放射能を放つミネラルが細胞内に侵入すると

即座にミトコンドリア内に取りこまれて真っ先にミトコンドリア内膜がその電離放射線で被曝し損傷しミトコンドリアDNAの丸いリングが切断の憂き目に遭うわけで、

これにより内部被曝したミトコンドリアはATP産生の能力を完全に失い身体活動に必要なATPの供給がままならなくなると、

何だかどうも最近になって急に筋力が低下したような気がしたり、あるいは疲れやすく感じたり、早い話し身体にまったくチカラが入らないような気がして、物忘れやうっかりポカが増えて認知機能まで後退している気がするなんていうのは、

これATPが不足しているアカシであり、これがいわゆる放射性同位元素のミトコンドリア内部被曝によるATP供給停止がもたらす内部被曝ぶらぶら病の真相の一端であるのだが、

こうした細胞内の共生体であるミトコンドリアたちが内部被曝により危機的な状況に陥っていることは細胞内の小器官であるオルガネラの細胞膜がセンサー役となって様々なリガンド(伝達シグナル分子)が逐一モニターされており、

もしも破壊されたミトコンドリアが多数にいたり、ミトコンドリア内から電子リークが発生して電子伝達系の呼吸酵素であるチトクロムCなどが大量に細胞内に溢れてくるような事態になると、これはとんでもない事態なので最早この細胞はこのまま使用するのは無理だと判断されて

細胞を自然なカタチで凝縮して爆発させて断片化してマクロファージに貪食処理して一掃するプログラムであるアポトーシスというメカニズムが発動されます。

ヒト細胞は毎秒1000万個、ひと晩で1兆個もの細胞が新旧入れ替わり生まれ変わっているとされますが、つまりは通常においても内部被曝などの危機的な状況とは無縁に恒常的にアポトーシスが正確に実行されており、

この健康なアポトーシスは普通は細胞核ゲノムの1.5%の遺伝子群のうちのTNF遺伝子やp53遺伝子やHARAKIRI(Hrk)遺伝子が主導して行われており、

またこうした健康な細胞死であるアポトーシスと区別される壊死(えし)はネクローシスと呼ばれる生理現象であるが最近ではプログラムされた壊死であるネクロプトーシスなる現象があることもわかってきており、

いささかアポトーシスとネクローシスとネクロプトーシスとのパラダイム分類に無理が生じつつあるなどという状況も生まれていますが、

放射線やヤケドや外傷などで細胞が死んでしまう事を一般的には壊死(ネクローシス)と呼び、つまりは内部被曝によってもたらされるのが壊死なので言わば内部被曝ぶらぶら病などは「ミトコンドリア・ネクローシス・パンデミック」と呼んでしかるべき現象とも言えます。

ヒトとは60兆個の細胞がコロニー(群れ)となった存在であり、常にそのコロニーの一部をアポトーシスして死滅させ一部を滅ぼしながら同じ数の細胞をまた新生して細胞リモデリングを行うことでコロニー全体の恒常性を維持している。

つまりアポトーシスというシステムはヒトが生きていくうえにとっては実はなくてはならない程に重要な機能であり、それゆえにアポトーシス機序には幾つものバックアップ体制ができているようで、細胞核ゲノムが主体となったもの以外には、

ミトコンドリアが主導するものや免疫細胞であるマクロファージやNK細胞やT細胞が主体となるアポトーシスや、さらに細胞質浄化機構であるオートファジーやユビキチン・プロテアソーム系などの細胞内の主に変性タンパク質の分解を通して細胞内の品質管理を担う自食機構などもアポトーシスには一枚からんでおり、

またヒトはタンパク質の塊(かたまり)なのでタンパク質の品質管理はもっとも大事なことでありそのもっとも大事な役目はヒートショックプロテインという生体防御タンパク質が主に司っており、やはりヒートショックプロテインが先導するアポトーシスもあり、

ヒトはよりよく生きるために常によりよく死んでいく存在であることに驚愕すると共にこのような不思議で不可解で崇高な生理現象にはただただ賛嘆の念を抱くのみである。

般若心経には「不増不減(ふぞうふげん)」なる文句があるようだが、まさにヒト細胞60兆個の営みの有り様(ありよう)がこの仏教の一語に凝縮されていると言えよう。

アポトーシスをバックアップし細胞リモデリングを促進するのも「ネバネバヒートでマジな養生法」です!

アポトーシスを制し、マクロファージを制し、ヒートショックプロテインを制し、ミトコンドリアを制し、オートファジーとユビキチンプロテアソーム系を制し、細胞核ゲノムのセントラルドグマを制し、腸管造血を制し、経絡場を制し、これらすべてを制したなら

「疫病を免れ」て「自己と非自己を見分け」て「細胞の品質管理」が徹底し、

3.11後のサバイバル時代を生き延びることができるだろう。

まだまだ免疫論は続きます!

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2014.07.04 | | コメント(7) | トラックバック(0) | 免疫強化

コメント

駄文・ウマシカ

先生、お久です。

ゲリラさんの処で、牧之原ネタ取り上げられてましたね。
それだけでした(笑) 

ではでは。

2014/07/04 (金) 12:49:34 | URL | クチブラ #2JEUmp5Q [ 編集 ]

駄文・オカシカ(笑)

ブラちゃん、ネトゲリさんち久しぶりに覗いたんだけど、牧之原ネタがどこにあるのか見つけられんかった。

おかしかばってん、そいでばってん、いったいどんなネタだったの?

さて、斑点牛を連れてきたケンシロウのような牛飼いさんのお名前は吉沢さんでしたね。西沢さんとコメ欄に書いたようであいすんません。

いやはや困った時の拉致問題っつうかオモテのメディアはここんとこ、こういう目くらまし(よくスピンとかいう言葉が使われるけど)ネタばっかだね。

そうとう与党打倒の機運が高まるのを警戒してるんだろうね。

でもみんな軽度〜重度のぶらぶら病だったりして、なかなかヤバイ国状ではある。

まっ、ここはひとつ粘性物質とヒートショックプロテイ分泌で粘っこく熱いイヤな野郎に変身して、ネチクチと打倒原発運動を続けまっかね。

俺的には東洋医学(鍼灸指圧&生薬)がいったいなぜに数千年ものあいだヒトを治療して癒しうることができてきたのか?の

解明がマクロファージのTLRの解読で一層進化して、これは本シリーズの最大の成果かと思っております。

引き続き、20回までお付き合い下さい。

2014/07/05 (土) 13:19:59 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

牧之原これですか?

http://my.shadowcity.jp/2014/07/-100g-45-100g6801kg300060kg.html
大栄館!今度行く時はここで鰻とあそこのコーヒーとあの緑茶もいいな!稲刈りの後がまた楽しみ。灸確かにいいですね。夫「もうやめてくれ~!」と言おうと思うとすっと終わる の繰り返しで 絶妙なんだよね~」とか。←うん 同意

2014/07/05 (土) 14:25:21 | URL | 南のおかん #- [ 編集 ]

あれまっ!

おかんさん、コピペして頂いて、サンキューっす!

以前にしがらみで静岡県鍼灸師会に在籍してる時に牧之原支部の年初の会費集金(笑)&新年会がいつもこちら大栄館さんでした。

そん時はいつもコース懐石だったけど、どのお皿、何を食べても旨かった。

丁寧でキレイな料理です。

そうそうカミさんと付き合ってる時に一度、ここでウナギを食べました。

相良(合併前の呼び名)じゃあ有名なお店です。

温灸じゃなくて、今度は直接灸はいかがっすか?刺激的ですよ(笑)

2014/07/05 (土) 19:25:37 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

温灸で勘弁してください!

 お蔭さまで十分効いてます!

2014/07/06 (日) 13:32:50 | URL | 南のおかん #- [ 編集 ]

駄文・ウマシカ

南のおかんさんに、回答張られてましたね(笑)

牧之原のお茶と言うと、自分が所属している自転車チームの監督から、毎年頂いている美味しいお茶が、昨日牧之原産のお茶だという事が判明しました。

監督は毎年、牧之原の農家さんから直接箱買いで購入しているそうです。

毎年飲んでいたお茶が、まさか先生の地元産とは思いもしませんでした(笑)
単なる世間話でした。

2014/07/06 (日) 14:39:37 | URL | クチブラ #2JEUmp5Q [ 編集 ]

緑茶は内部被曝に有効

なんてネタは3.11直後にはネット上にあったんだけど、セシウム騒動がチャチャ入れて、その後は緑茶のイメージも今イチになっちまったっけ。

飯山師匠は緑茶を大プッシュ中だけど、アミノ酸の宝庫で、ビタミンCも豊富で、カテキンがウイルス制御因子で、恐らくは多糖も豊富。

言うこと無しの内部被曝に対抗する飲料になると思います。

昨日は関東方面(東京都と神奈川県)からはるばる来院してくれた患者さんが午前と午後の2客もございました。

牧之原市&物産&光伯堂を今後ともよろしくです!

2014/07/07 (月) 05:05:20 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

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