ガーディアン エンジェル

免疫(めんえき)という言葉の原意は「疫病(えきびょう)を免(まぬか)れる」であり、

つまりはインフルエンザやジフテリアや天然痘などのウイルスや病原菌による感染症に罹らないことをもともとは意味し、

これらの感染性疾患に一度罹って生き延びた者が二度目の流行時にまた同じ疾患に罹患しない「二度なし現象」が古くから知られていたことから、

人体に内在する未知なる疫病防御システムへと医学的関心が注がれ、やがて体内にうごめく免疫細胞が発見されるや免疫学が勃興し、

19世紀いらい花形の医学研究として免疫学は発展進歩し続けて、今や書店のヘルス&ダイエットコーナーで書名タイトルに

「免疫力」の文字を見ない日はない程に免疫という言葉はブレイクし続けている。

ごく一般的な説明では免疫には二通りのシステムがあり、外敵であるウイルスや病原菌や異物が侵入した際に先発隊として真っ先に駆けつけて非特異的に無差別に手当たり次第にパクパクと

パックマンのように異物を食べて貪食処理をする食細胞の血球細胞であるマクロファージや樹状細胞や顆粒球による①自然免疫と

この自然免疫で食べた異物の情報がマクロファージや樹状細胞から抗原提示とサイトカインによってリンパ球であるT細胞やB細胞へと情報伝達がされて、

ヘルパーT細胞のコントロールによって、B細胞がプラズマ細胞になり1兆個の抗体セレクションから抗原に合った適切な免疫グロブリンである抗体を産生し

抗原であるウイルスや病原菌や異物へと特異的に抗体を放つことで異物を撃退し、ヘルパーT細胞の指令を受けたキラーT細胞はその名の通り

パーフォリンやグランザイムといったウイルスや病原菌の細胞壁タンパク質を分解する酵素を武器にウイルスや病原菌の構造を破壊し殺傷するという第二部隊の

高度で知的な免疫細胞による②獲得免疫の2つの免疫システムがあることが知られている。

これ以外には自然免疫でガン細胞を分解処理するNK細胞や、NK細胞とT細胞のふたつの性質をあわせもつNKT細胞の存在も注目される。

さて、人体が外敵から身を守る免疫システムに関してはこのような①自然免疫と②獲得免疫のふたつの分け方が主流であり、

どちらかと言えば①自然免疫は②獲得免疫よりも劣るようなイメージがもたれてきた。

しかし自然免疫で活躍する「大食い細胞」とも揶揄されるマクロファージの細胞膜の内外に非常に高度な異物弁別機構であるトールライクレセプターが存在することが発見されて、

ここにきて免疫システムのカテゴリー分類にパラダイムシフト(概念拡張)のビッグウェーブが押し寄せつつある。

「フクイチ免疫不全症候群」とも呼べる福島原発事故由来の放射性同位元素による内部被曝がもたらす免疫低下による各種疾病のパンデミックが予感される、

いままさにこの時!

免疫の本質を再考することには大いに意義がある、と確信します。

内なる「守護天使」たちの実相に迫ります。

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2014.06.25 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 免疫強化

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