ミッシング リンク 20

「天井のあたりを漂いつつ、下を見下ろした 空き家の体が、わたしの体がそこにある 奇妙に安らかで、空気のように、光のように軽やかだ 夜となく昼となく続いた痛み から解放され、わたしはそこに浮かんでいる」

「空の上にはこんな小さい子供がいっぱいいて、小さい子たちは空の上から見てて、あ の家にするっておりていくんだ」




臨死体験と出生前記憶を2つながらこうして並列して見ると、人体のもうひとつの場が3D画面の如くにくっきりと浮かび上がってくる。

冒頭の言葉は、子宮の摘出手術をした後に意識不明となった女性がその体外離脱現象の際の鮮烈な記憶をもとに詩にしたためたものであり、

その次ぎの空の上の子どもたちの情景は3歳の男の子が語る生まれる前の自分がいた場所の説明である。

この宇宙はたった5%の元素と残りの95%の暗黒物質と暗黒エネルギーによって構成されているが、

つまりこの肉体という場は元素が集合した5%の領域ということになるので、

経絡という見えざる電磁場の鋳型である電磁気エネルギー体であるところの命の実体とは残りの95%のダークマターとダークエネルギーによって形成されていると予想できる。

ヒトの身体は見える5%の肉体場と見えざる95%の経絡場で構造化されているようだ。

解糖系で5%、ミトコンドリアで95%のATP産生の比率、DNA機能が判明した遺伝子と発現調節領域が数%、残りの95%以上のDNA部分がスペーサーという機能不明領域という比率、

これらの比率が肉体場5%と経絡場95%の比率と酷似しているのが興味深い。

人体とは見える肉体場であるヴィジブルボディと見えざる経絡場であるインヴィジブルボディが相補的に物質とエネルギーを供給しあうことで、成り立っており、

この両者の場によって、どうもヒトの命は養われているようなのだが、

いったい、いつどこから命なるものがやってきて、命ができあがり維持され、またいつどうやって命がどこかへと旅立つのか?は

今もって科学の粋を集めた先端医学でもハッキリしたことは教えてくれない。

ひとの命とはいったい本当に何なのだろうか?

ここまで「ミッシング リンク」と題して「気や経絡は寝言」という持論をモティーフに、

特に経絡の解剖学的な発見であった朝鮮民主主義人民共和国のキム・ボンハン博士のボンハン学説を皮切りに、

旧ソ連のオーラ写真の開発者であるキルリアン夫婦のエピソードをまじえ、

また人体の見えざる電磁気で形成された鋳型である動電場の研究者であったイエール大学解剖学名誉教授ハロルド・サクストン・バー博士の研究データに関しては今まで以上に多くの資料を提示しつつ、

東洋医学の最大の謎である「気や経絡」をクローズアップし、その実体に急接近を試みてきた。

この過程で今まで思いつかなかったヒトの命発生から成長分化までのナビゲーターである電磁場の鋳型の重要性がクリアに見えてきて、

人体の生命場である電磁気エネルギーは常に地球や宇宙の電磁気エネルギーの変動と連動同期することがわかり、

ヒトの心と体という心理現象と物理現象の相関性がガルバノメーター(電流計)で計測され、「感情とエネルギーが等価」であることが判明し、

またヒトの死というものがどうやら肉体場から動電場が抜けていくことであることまでも確信するにいたった。

肉体場を形成する分子レベルな集合体であるこの身(み)は、この身だけで成り立っているのではなく、

分子レベルの肉体はその発生から成長、エイジングを経て死にいたるまで、そのすべての生老病死(しょうろうびょうし)において

いつも動電場(エレクトロ・ダイナミック・フィールド)という電磁気エネルギーの鋳型であるところの経絡場によって導(みちび)かれ育(はぐく)まれ見守られていたという真実に、

本シリーズの論考でようやくたどり着くことができた。

そうヒトとは肉体という物質と経絡という非物質が折り重なった存在だったのだ。

ヒトはアートマン(個別なる小我)であると同時にブラフマン(全一なる大我)の一部を成す。

中国哲学の易経においては、この世(ブラフマン)の構造を

「一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ずる」と表現するが、

この最初の一(いち)こそが95%の暗黒物質と暗黒エネルギーであり、

それら見えざる暗黒の電磁気エネルギーがスパイラル(渦巻き状)に凝集した5%の明白な元素が二(に)であり、

この黒い一と白い二のつまりは非物質でありエネルギーである一と、物質であり元素である二が結びつき、

黒白(こくびゃく)のペイズリー・シルエットを描く陰陽魚(いんようぎょ)が追い掛け合うあの太極(たいきょく)マークの如き渦が巻き起こることで、

この世(よ)である三(さん)が形作られたという、

まさに易経の根本精義の解読まで、ここにおいて整合性をもって解釈できてきた。

わたしという小宇宙(アートマン)な白い存在も、大宇宙(ブラフマン)という黒い存在も、またフラクタル(相似)でホログラム(一すなわち全)なありようで成立しているのだ。

どこか見知らぬ場から降りてきた我が魂(たましい)も、やがてはクンダリニーが上昇して解脱してまたどこかもとの場へと還(かえ)っていくのだろうか?

臨死体験者たちがこぞって申すには、死とは決して苦しみを伴うものではなく、その肉体という殻(から)から主(あるじ)である魂が抜け出し、

スピリットのいない空き家の亡骸(なきがら)を後にして魂が飛び立つと、

浮游した先には限りなく深い安らぎの世界が待ち受けており、三途の川を実際に見て、得も言われぬ光に包まれたり、何ものかの崇高な存在を確認し、

その中には生前は病気であった親族が健康な姿となって再会したり、戦死した戦友が気配となって自分の周囲にみんな集まってくれているのが肌で実感できたり、

次なる世界のガイド役になる威厳ある者に先導されたり、本当にイエス様のような神のような者に迎えられる者があり、

また天国のような自然豊かなこれまで見たこともない美しい光景に遭遇する者も多いという。

このような経験から、死とは苦痛を伴わず、次なるステージへと向かう登竜門であり、決して怖いものではない、と臨死体験者たちは教えてくれる。

しかしこれもまた、あくまで臨死体験であり、その先の臨死「後」体験ではないのだから、

その素晴らしい臨死体験の後にいったいどんな世界が拡がっているのか?は

やはり今もって科学の粋を集めた医学ではとうてい解読されてなどいない。

死後の世界が安らかであるのなら、いかに生が苦痛でも我慢ができるというのか?

「この世にこそ極楽がある」、と弘法大師・空海は喝破し、この粗大なる体を通して精妙なる解脱を遂げる「即身成仏」を唱えた。

こうして自分なりに様々な解読をしてみても、やはり命の何たるか?

にはまだまだ確たる解答は得られそうもない。

わたしたちは神を外部へと求め、宗教に依存した生活を強いられてきたが、こうして命の内外周囲を見つめ直せば、

まさにこの肉体には動電場という神とも魂とも呼べる電磁気エネルギーが宿っていると思えてこないだろうか?

そう神は常にここに存在するのだ。

神人一如(しんじんいちにょ)





本シリーズをキム博士、キルリアン博士夫婦、バー博士ならびに、

気の先駆的研究者であった外科医、故・間中善雄博士に捧げると共に、

知られざる鍼の名手であり、わたしと「気の光」との出会いを演出してくれた盲目の鍼医 E 先生に最大の感謝を表明します。

気と呼べる実体は確かに存在します。それはダークマターやダークエネルギーなどと呼ぶよりも、

もっともっとやわらかく淡くあたたかい実感を伴った命そのものの存在です。

ここまでエキセントリックな本シリーズにお付き合い頂いたブログ読者さまたちにも、

この場をお借りして最大の感謝を申しあげます。

いつも読んで下さり、本当にありがとう。

さて、久しぶりに脱線モード、いきますか(笑)

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2014.05.31 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

コメント

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2014/05/31 (土) 06:02:21 | | # [ 編集 ]

駄文

先生、お久です。

ネットから1ヶ月程離れてました(単なる・・・・だけど(笑))
更新のペースが速いから、まだ過去記事読めてません(汗)
臨死体験経験者なので今回のシリーズ面白かったです。
有限と無限(有限界から見た場合ね)、どちらが幸せなんでしょう?
限りが有る方が、良い場合も沢山有りますからね。

ではでは。

2014/05/31 (土) 09:54:21 | URL | クチブラ #2JEUmp5Q [ 編集 ]

この上なく愉快

先生、ご無沙汰しとります。
唯物世界の事象についてきっちり得心させた上で唯識世界への扉を開き誘うなんてこと出来るの、もはや先生をはじめ極僅かですよー。笑
佐保田ワールドが出たついでにちょっと余談。
先生が以前取り上げていた岡田虎二郎先生ね。
日本ではこの御方です。
それこそ日本ヨーガ界の巨頭の双璧を成す佐保田先生や沖先生がどんなに逆立ち、じゃない、三点倒立しても到達し得なかった、本来ヨーガの目指す高みまで登られ、指導されたのは。
ヨーガという呼称と体系にこだわらない、実践修養の観点からの感想ではありますが。

PC前に座らなくなって随分経つんだけど、いつもスマホの小窓から覗き魔してまっす。
養生法の探求に感謝。

2014/05/31 (土) 11:17:27 | URL | 陣中見舞い #- [ 編集 ]

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