ミッシング リンク 6

1940年代初期からロシアの研究者セミョーン・キリルアンによって開発された髙周波、髙電圧、低電流の電場下で生物を撮影する技術をキルリアン写真と呼ぶが、

一般的には生物の身体から発せられているオーラなる一種の生命波動を可視化できたものとしてキルリアン写真という言葉は人口に膾炙してしまっている。

オーラなる用語はお気楽なスピリチュアルブームにのり、テレビなどで霊媒もどき達が、盛んに「オーラの何ちゃら」とクチにしたせいで、

何か軽薄で胡散臭い、いかがわしいイメージの言葉として消費されてしまった気がしてとても惜しいのだが、

実際にはオーラなる言葉は、英語の①アトラクション、②ユニゾン、③リパルション、④アクチベーションの頭文字をつなげた言葉であり、

つまりは生命体には①誘引し、②融合し、③反発し、④活性化するような何か肉眼では見えないエネルギー場が存在すると暗示した概念がオーラなのだ。

やはりキルリアンと同じ時期に「生命場」の研究をしたのが、アメリカはイエール大学の神経生理学教授のハロルド・サクストン・バー博士であり、

バー博士は従来から用いられていた電圧計を使用して生命体のマイクロボルト単位の電位を計測した。

バー博士は40年間にわたる植物や動物、人間に及ぶ多岐の生命体の電場の研究から、地球に生きとし生ける生命体がすべからく電場をまとい、

例えば植物のタネが発芽する際にはすでに芽のすがたの電気的な鋳型がそのタネのうえにシルエットとして出現していることまで確認していた。

わたしたちは一般的にはDNAがすべての生命現象を導く主体であると思っているのだが、実はDNAすらも導く別なシステムが厳然として存在し、

つまりは「動電場(エレクトロダイナミックフィールド)」とバー博士が命名したある種の「生命場(ライフフィールド)」、生命を生命たらしめ導く鋳型(テンプレート)に沿って、

生命は生かされているということがキルリアンやバー博士の研究から判明していたのだ。

目で見てじかに触れることができる物質的なこの肉体に先行して胎児期の初期に発生し、物質的な肉体を三次元に構造化する際に細胞の遊走性を取り決め、

細胞の位置取りのガイド役を果たすエネルギー的な目に見えず触れることもできない「エネルギー身体」と言える「動電場」の解明は、

中医学の根幹概念である気(き、仮想バイタルフォース、バーチャル生命力)が流れるネットワーク「経絡(けいらく)」の実体解読に新たな示唆を提供するものと言えよう。

経絡が動電場と同義であり、経絡が身体生理の主役であり、経絡がDNAを導いているとしたら、経絡を無視した医学観しか持ち得ない現代医学の信奉者たちは、

まったく生命の何たるか?の本質的で根源的でコアな領域がすっぽ抜けた医学しか知らないということになる。

いやだからこそ、自然治癒力を無視した殺人的な療法が横行し、いまだに内部被曝の「な」の字も口にしないで医学界は平然としていられるのだ。

命の何たるか?がわからないで医学などできようがないのだが、DNAがわかればまるですべてがわかったような口をきく先端医学とは、やはり笑止千万だ。

見えざるものが見えた時にどんな反応をするか?でそのひとの器量が伺える。いわば革新的な発見は踏み絵と言えよう。

キルリアン写真は言うならば見えざる経絡を可視化した革命的な技術だったのだが、キルリアン写真はやはりいまだにそれほど市民権を得てもいないし、

ネットなどで検索するとキルリアン写真は湿気が撮影されたものだ、とするデマがいまだに平然と囁かれているのだが、

カリフォルニア州立大学のキース・ワグナーがすでにアクリル板をはさんで湿気が透過できないプラスチックを通してファントムリーフ(幻の葉)の撮影に成功していることもお利口なネット雀たちは知らないのだろう。

キルリアン写真の目覚ましい成果と言えるのが、このファントムリーフの撮影であり、ようは葉っぱの上の三分の一の部分を切り取ったものをキリルアン写真の技術で撮影すると、

下の三分の二の残った葉っぱの部分だけでなく、切断されて実体が消失した上の部分にもちゃんと「コロナ放電」と呼ばれる生命体の周囲に放射される放電パターンが写真に刻まれる、という例のアレだ。

ファントムリーフは葉っぱのオモテから撮影しても、ウラから撮影しても同じシルエットで写ることから、動電場、エネルギー身体、オーラボディは三次元のネットワークを形成していると言える。

ルーマニアの医師、イオン・ドゥミトレスクはキルリアン写真の技術をさらに洗練させ「エレクトロノグラフィー」という身体スキャン技術を開発し、動電場の実体に迫った。

エレクトロノグラフィーの開発によって、コンピュータとスキャン用電極を用いて、胸部や腹部のような大きな体表面のスキャンが可能となり、あらたな知見が得られた。

ドゥミトレスクによるもっとも特筆すべき発見は、わたしたち鍼灸師が従来から知悉しているツボに特に大きな電気的な放射点が出現することを発見したことであり、

この新発見である皮膚電気点( electorodermal points )の輝度と大きさは内臓の病変と密接に関係し、特に病変の急性期変化の際に皮膚電気点は大きな反応を示し、臓器に病変が無ければ皮膚電気点は出現しないことがわかったのだ。

このことからキルリアン的なツボと言える皮膚電気点は病気において出現するものであり、つまりは経絡の乱れを示唆すると予測された。

経絡体と呼べる動電場が先に乱れたことで病変が起こったのか、それとも物質的な肉体の失調が経絡体を変容させたゆえに皮膚電気点が発生したのか?の因果関係は正確にはわかりかねるが、

見えざる生命場と見える肉体が相補関係にあり、インヴィジブルボディとヴィジブルボディがインタラクティブ(互換的)に関わり合っていることは確かなようだ。

わたしたちの身体構造はこのように見えざる経絡場と共にある。

キム・ボンハン博士が見いだした「ボンハン管」とは、見えざる循環系であり、恐らくは見える循環系である動静脈リンパ管系のバックアップシステムか、

もしくはガイドシステムとして機能していると予測され、それは常にフィードバックシステムを有する身体の仕組みから言っても、実に理に叶ったシステムと言えるのだ。

見えざるボディと見えるボディの二重構造なわたしたち。

経絡体に細胞スーツを着ぐるみした姿が、あなたなのです。

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2014.05.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

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