エンタングル ⑥

医学というと、よく引き合いに出されるのが、西洋医学と東洋医学の二大派閥。

その中にはそれぞれインチキあり、ホンモノありで、例えば西洋医学のインチキというか市場原理主義的なキャッチ商法と構造が同じ、つまり「ニセの基準値」でひっかけて「このままほっておくと、いつか大病になって取り返しがつかなくなる」と脅して、大量の薬物を処方し、一生のあいだ、それらのクスリを飲み続けねばならない患者を大量生産し続けるという、いわゆるマーケティング医療の本質を知ってしまい、愕然として、現代医学に絶望して目が覚める、なんてこともままあったりします。

それで、目覚めたはいいけど、それじゃあ、やっぱ東洋医学にしよう!と思ったはいいが、そこでインチキ気功にはまったり、高額な医療費を請求するたいしたことない東洋医の患者になってしまったり、ヘタ打つとカルト宗教の手かざしの犠牲になったりという、散々なケースは、よくあるパターンかもしれない。

西洋医学をすべて悪と断じるのは、無論、愚の骨頂であって、西洋医学というか現代医学の中にあっても、優れたものがあるのは自明であり、東洋医学がいくら天人合一(てんじんごういつ)という崇高な理念を掲げていようとも、そのすべてが素晴らしい、あるいは、その供給元となる鍼医たちがみなスペシャルでエクセレントであるなどと、恥も外聞もなく言う者もまた、「井の中の蛙大海を知らず」の誹(そし)りをを免(まぬか)れない。

西洋医学のホンモノと東洋医学のホンモノだけを受けられる医療体制が確立されていたのなら、あっちがダメだから、こっちに行ったらインチキ気功に当たったとか、インチキ気功に頭が来たのでヒーリングに行って、また失敗とか、ヒーリングなんざエエ加減にせんかい!でアロマやリンパや足裏やインチキリラクでお茶を濁しました、なんていう医療難民が出現しなくて済む。

でも、いったいどこへ行けばホンモノだけの東西両医学を受けられるというのか?これが一番の問題かもしれない。

いや、ほんとうは名医なんてものは、ギリシャの医聖ヒポクラテスの言うとおり「ひとはみずからの内に100人の名医をもつ」のであって、ようは、内なる自然治癒の本体を知れば、そうそう他力本願な医療に依存せずに、自分自身の治癒力を修養する方向へとベクトルが向くはずなんだけど、そういう方向へと人々を導く医療者があまりに少ないので、これまでは自治的な医療が発展しなかった。

外部の専門家を頼る医療とは元来は救命救急的なものなのであり、それ以外のほとんどは、

江戸の人々が当時のヘルス&ダイエットブック部門のベストセラー「病家須知」という「自力養生ガイドブック」を参照しながら、自分や家族の諸症状に自力で対応したように、

あるいは古来から伝承された「鼻くそ丸めて万金丹」的ないささかアヤシイ民間薬や、修験者の祈祷や、「伊勢屋、稲荷に、犬の糞」のお稲荷信仰よろしく「効くと思うから効く」の偽薬効果「プラシーボ」満艦飾の民間医療や加持祈祷の知恵で乗りきるとか、

爪楊枝を束ねてホンチャンの集毛鍼(しゅうもうしん)にそっくりの「なんちゃって鍼」をこしらえて、雪下ろしでギックリ腰になりそうな腰部筋群の不快部分をチクチクと刺激したら、あらあら不思議!痛みが取れましたとさ!のセルフケア自然治癒ヒートショックプロテイン養生法などを実践して、

どうにかこうにか自分たちで身心をコントロールしてしまうのがベストなのである。

基本は自力で自分の身心をコントロールする。この「身体自治」精神こそが医療革命の基本概念であり、イワン・イリイチの唱えた「脱病院化社会」への礎であり、東西両医学のホンモノ巡りをしないで済むための心意気と言える。

イスラエルで病院がストライキを決行し、半年間のあいだ、病院が閉鎖されてしまい病人が増えて死者が増加してしまうのかと思ったら、あにはからんや、その間の罹患率や死亡率が急減した、なる現象が起こったとは、巷間、人口に膾炙する事実らしい。

ヒトは病院があるからこそ、そこへと参拝し、みずから信者、否、患者になり、病人になっているとも言える。

もしも病院などなくば、ヒトは自力で自分の身心をどうにかしなければと、自然に自治的な手段を探る。病院という機関がこれだけ整備されたのは、近代に至ってからの事象であり、人類が定住生活を始めた1万3000年前以降つい最近まで、大きな病院などなく、1万2950年ほどは自力医療でやってきたのが人類である。

自力医療というか原始医療というか、人類共通の医療の元祖は天然の草根木皮(そうこんもくひ)を主体にした生薬術(しょうやくじゅつ)と、1万3000年前の先コロンビア文明の遺跡にすでにツボ治療の片鱗が見いだされた体表医学の雄、鍼灸指圧術であったことは言うまでもない。

幕末の鍼の名人、葦原検校の著「鍼道発秘」の序文によれば、江戸末期当時すでに医療の分業は進んでおり「医に十三科あり」との記述が見られ、その内訳は「内科、外科、婦人科、眼科、小児科、口中科、耳鼻科、口歯科、老人科、養生科、按摩科、薬物科、鍼灸科」と現代の総合病院に匹敵するカテゴリーがすでに設けられていた事には、明治維新より前の医療史を記憶喪失した現代日本人も、いささか驚きを隠せないだろう。

これを見るに、按摩術も単なるリラクではなく立派な医療の一分野であり、鍼灸も代替医療ではなくメイン医療であり、養生法の探求もまた医療の一環であったことが伺える。

「てはふるう あしはよろける ははぬける みみはきこえず めはうとくなる」を少し分かりやすく漢字交じりにすると「手は震う 足はよろける 歯は抜ける 耳は聞こえず 目は疎くなる」。

この江戸後期に歌われた狂歌のごとく、江戸期には長生きする者は長生きであったようで、加齢に伴う様々な諸症状に対応すべく「老人科」が創設されていたところを見ても、江戸期の医療福祉は現代と比べても、まったく遜色ない素晴らしいものだったのではなかろうか。

そんな近世の進んだ医療に思いを馳せるにつけ、3.11後のこの国の医療の衰退、堕落がいっそう身に染みてくる。

「内部被曝科」が新設されたとは、ついぞ聞かない。

なぜ、医療に携わる者たちが、誰も内部被曝に言及しないのだろうか?

西洋医学のホンモノも、東洋医学のホンモノも、こと被曝医療に対してはまったくの無為無策を露呈している。

内部被曝を未然に防ぐ医療がまだ確立されていないのなら、自力で編み出すしかなかろうに!

福島児童の甲状腺ガン確定数は、今や74人とも聞く。

事態は刻一刻と悪い方向へ推移しているようにしか見えない。

私は自分がホンモノかニセモノかは知らないが、ホンモノたらんとし、ここまで内部被曝への未病治アプローチを探ってきた。

まるで、霞(かすみ)か幻影(げんえい)のような「気」に言及して、内部被曝防御の足しになるか?だって!

気功師が酵母菌に気を浴びせたら、酵母菌のRNAの水素結合がゆるむ結果が生じた。これにより、外気(がいき)照射はDNAやRNAの合成修復を促進すると予測でき、つまりはDNA合成に関与するヒートショックプロテインHSP70の能力が、気の操作によって開花する可能性が見えてきた。

マウスやウサギへの気の照射においては、免疫増強作用が顕著であるデータが抽出されている。

「気は心」なら、心持ちひとつで、ヒートショックプロテインHSP70のチカラを引きだし、被曝損傷したDNAの修復が可能となる、かもしれないのだ。

ここで、負けるわけにはいかないんだよ!

明治維新で廃業転業を余儀なくされた2万3000人の漢方医の無念、涙、枯渇していくだろう日本伝統医療の行く末を思い、わが国の未来の医療を憂えた彼らの貴い魂を引き継ぎ、この国の医療を良き方向へと導く役目を、私は引き継いでいるつもりなんだから。

みなさん、心を明るく、気力を充実させ、日々、たゆまず、ネバネバヒートに生きましょう!

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2014.02.24 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

コメント

今日は、本気で納豆を探しに行きました。
ネバネバのお手軽食品ですが、原料の大豆が心配です。
北海道産って、311の時に北海道の東側って福島の
風下ではあーりませか!怖いやんか…

今まで聞かなかったんですが、思いきってメーカーに聞いてみましたところ、「上川で作った大豆が原料であります。」という返答でした。
なら、買ってもいいか~と思った次第です。

ハリィ~先生どう思いはります?

2014/02/24 (月) 19:46:21 | URL | 大阪のおばちゃん #- [ 編集 ]

本気納豆

大阪のおばちゃん、毎度っす。

ウチの定番納豆は、まあ普通に水戸産ですわ(笑)

あとコンニャクも下仁田産かな。

まっ、探せば、他産地ものもあるんだろうけど、あんまり家人にストレスを与えると何だし。

でも、けっこう気をつけてはいます。

上川って言うと、桑畑四十郎さんがお住まいの地ではないでしょうかね。

故・秋月辰一郎博士は、内部被曝防御レシピに最初はカボチャ入り味噌汁を使っていたんだけど、死の灰を浴びたカボチャを入れて二次被曝を累積したかも、なんて述懐していた。でも、味噌の多糖体や麹菌の作用で、やっぱりキレートできてチャラになったんでは?とも回想していた。

例え大豆が少しくらいベクレテいても、納豆菌の産生するネバネバ多糖によってキレートできるし、もしかしたら、納豆菌が大豆セシウムを原子転換して無害化していまっているかもしれない。

日本産のお酒なんか、欧州の放射能検閲では、いっさいひっかからなかったらしいし。ようは酒麹で、ベクレル0化できちゃたってことじゃないのかね。

お茶は思いっきりやられたけど、あれは、なんか意図がないかいな。

緑茶は多糖が多いし、ビタミンC含有量もトップクラスだから、最強の抗放射能飲料。

って、ことで、参考になりはった?(笑)

2014/02/25 (火) 05:16:24 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

はい、上川郡当麻町在住ですが

上川と言っても、広いですから何ともいえませんが
この間、遅ればせながら測定器を買いまして、大豆(自分の畑産)
十勝産黒大豆、は測定しましたがゼロでした。黒豆を測定したら
すごく高い数字が出て焦ったけれど、天然由来の放射性カリウムを
計算して引くとゼロという結果になりました。
納豆菌、麹菌、乳酸菌、いい仕事してくれますよね。
自分もいい仕事しないといけませんね。(笑)

コブラ好きだったなぁ、老眼鏡かけないとコミックは
読めなくなってしまいましたが、引っ張りだしてこようかな。
ここ2〜3日、我が家のヒーローはジェイソンボーンなんです。
明日からはハン・ソロかも。(笑)

6、7は文章に迫力がありますね。ホワ〜っと湯気が出てるようです。
気が何かじゃなくて、すべてなんだと感じたいです。

May the force be with you.

2014/02/25 (火) 08:14:07 | URL | 桑畑四十郎 #- [ 編集 ]

フォースと共に

湯気って、湯の毛(笑)

桑さんもコブラフリークとは、よくよく気が合いますね。

おまけにデロリアンなんか好きだったりして。ジョルジュット・ジュッジャーロのデザインって、コブラのタートル号っぽいエッジ系。

コブラの近年のフルカラーCGの大版バージョンなら、老眼でも眼鏡無しでイケルとちゃう?

ただ、寺沢武一先生が、もう新作を書けないらしいのがね、非常に残念。

確か脳腫瘍の手術を二度ほど、受けたとか。その後遺症が幾ばくか残り、絵筆が握れないとも。

できれば超人的な気功師に外気照射してもらい、NK細胞に腫瘍細胞をアポトーシスするスイッチを押させる方法を、選択してほしかった。

今となっては、せんないが。

大豆情報に感謝です。

基本は、食べないで応援、ですが、食べても大丈夫とわかればね、それはそれで安心ですから。

>気は何かじゃなくて、すべて

これもズバリです!

2014/02/27 (木) 05:34:04 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

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