千島学説リボーン祭り ⑳

生命が地球に誕生したのはストロマトライトという藻類が繁茂して、酸素を一斉に放出し始めた時期である27億年前より古いことは確かなようで、実際は27億年前以前の地層から生命らしき化石、痕跡はまだ発見されていないのであるが、推定では38億年前から40億年前には生命らしきものが地球に発生したとされる。

地球が誕生したのは46億年前であり、これとて確証があって言っているのではなく、あくまで推定の域であるが、いちおうこれら推定年代を尊重するのなら、地球が誕生して6億年後には地球のどこかで地球最初の生命が、「オンギャー!」と産声をあげたようである。

さて、いったいどうやってこの生命は生命になったのか?という生命誕生の秘密は科学者の関心を常に引き、多くの仮説が提唱されてきた。

古くはロシアの科学者アレキサンダー・オパーリンが1924年に提示した「コアセルヴェート・Coacervate(液滴)説」が人口に膾炙した学説かと思う。無機物からアミノ酸の「原始スープ」のようなものが出来て、そこに雷が落ちて電気という物理エネルギーが加わり、それによってうまい具合にマグレで、奇跡的に細胞のようなものが発生したという学説であり、この仮説は「化学進化」説とも呼ばれている。

1953年、カリフォルニア大学のスタンレー・ミラー博士はフラスコ内をメタン、アンモニア、水蒸気で満たして、水蒸気を循環させて、そこに放電を繰り返すことで、オパーリン博士が提唱した仮説の原始地球を再現してみせた。実験開始から数日後には、そのフラスコの底に、アミノ酸や塩基が徐々に溜まってきて、無機物から有機物が生じるという「化学進化」が、真実であることが確認されたのである。

このへんはさ、なんか千島学説の再発見って感じがしないでもないね。千島博士は生命は常に地球上で誕生しているし、高次構造を維持していた生命体が死んでしまって電気的エネルギーが抜けて「もぬけの殻」になって、ようは生命体が死という転帰を迎えると、今度は生命体を構成していた高次構造である殻(から)が崩れて低次構造というか分解されていく過程で、またその中に新たな生命体が生まれてくるなんていう、なんというか、とてつもないアイデアを披露されているのです。

死は生の始まり、なんだって!

コアセルヴェション過程である、①集合(Aggregation)→②融合(Fusion)→③分化発展(Differentiation)が生の始まりであり、小さな粒子が集まって生命が徐々に誕生していく正のプロセスであるAFD現象があるのと同時に、生命は死すと、反対のプロセスをたどり、構築されていた無数の粒子が分裂拡散しながら、大きな構造物が小さくなっていく過程で、そこにまた小さな生命体であるバクテリアやウイルスが発生する負の生命誕生プロセス「逆AFD現象」もまた、命の流れであると、千島博士は悟得されていた。

始まりが終わる時、また始まる。この円環思想こそが千島博士の世界観と言えよう。

まっ、これのイイ例がね、ウイルスの自然発生ね。えっ、意味わかんねぇって?

ほら食べ過ぎた後なんかにね、必ず風邪ひくでしょ?あれね、ようはさ、消化不良っつうか、腸内細菌の具合がね、食べ過ぎでよろしくなくなってしまうとね、悪玉菌がインドールやスカトールやの毒素を腸内に発生してね、その毒素が全身に回っていくとね、そこかしこの細胞の具合が悪くなってきて、中には毒素で絶命する白血球なんかが出てきて、死んじまった白血球の死骸が痰や鼻水になって排泄される過程で鼻腔や気管支でウイルスが自然発生したり、あるいは腸内細菌の善玉菌がこの悪玉菌の毒素にやられて死んだりすると、その死んだ善玉菌の中からウイルスが自然発生したりするなんてね。そんな事が起こってるなんて見方も可能なんだね。

これ、俺の推測もかなり入ってるんだけど、千島博士は「ウイルスは細胞の逆AFD現象すなわち死によって生まれるものであり、ウイルスは病気の原因であるよりむしろ結果である」という名言を残しているわけ。

まあね、かなりありそうだよね。だとすると、「ウイルス掃討作戦」を展開している今の医学界のあり方はさ、根本的に見直さないとイケナイってことだわさ。

ほら、ノロ騒動、あれなんかね、かなりアヤシイじゃん。もしかすっと、腸管被曝で被曝死した腸管上皮細胞や腸内細菌からウイルスが自然発生するとかね。

さいで、ばってん、最初の問題に立ち返ると、つまりは、「生命とは何ぞや?」という基本的な問題をまず処理しとかないとイケナイのですな。

まあ、一般的には生命の特徴は、「代謝」と「自己複製」とされる。

この二大特典がないとね、生命とは言わないんだって。

まあ、俺的にはちっと物足りないね。生命の必須条件には、「内外環境の仕切り」、つまり「生体膜」というアイテムは絶対に装備したいオプションだね。

あとは「保守管理」なんてのを入れてもいいかもしれない。これは代謝の部類に入るかもしれんが、意外にね、同化と異化という物質合成と物質分解には目が行くんだけど、なんというか、維持とか修復とか再生とか、そのへんの概念が手薄な感じがするからね。

ヒヒヒのヒートショックプロテインと、フフフのオートファジーの辺りね(笑)

でね、ようは、こういった生命を生命たらしめる必須条件を列挙する際に、いっつも抜け落ちている領域があるのをご存知ですかね?

ほい、勘のイイ御仁は、いてるかな?

そうなんですね。エレキー!デンキッ!電気ね。実は生命を生命たらしめる最も大事な要素はね、電気なんじゃないか、ってこと。

ミラー博士もオパーリン博士もね、ちゃんと電気を押さえてるでしょ!で、千島博士もさ、電気とは言ってないけど、ド・リューシュという動物学者が唱えたエンテレヒーなる概念を用いて、生命を生命たらしめる何らかの高次エネルギーの存在を示唆する考えを示しておられるわけです。

前記事でなにゆえに「気(き)は電気!」と喝破しといたかというとね、ここに結びつけてきたってわけ。

さあて、大風呂敷が広がってまいりました(笑)

いや、ほんとはね、生命誕生には絶対にヒートショックプロテインが介在してる、って話しにしようと思っていたのに、なんで、こんなヤヤコシイ記事になっちまったのか?(笑)

そうあと温度。あたたかい温度っつうか、ヒト体内のタンパク質酵素の代謝に適した温度は37℃以上だから、やっぱ温度も必須!

ほれほれ収集が付かないじゃん(笑)

でも、先いきます!

タンパク質が先か?RNAが先か?という論争は、どうもタンパク質ってのは、アミノ酸のグリシンとアラニン、アスパラギン酸、バリンのたった四つのアミノ酸があれば、簡単なタンパク質ができちゃうらしくて、やっぱり、タンパク質の方が先に出現したのかな?ってのがワチキの推定なんですね。

でね、この地球でいっち最初に誕生したタンパク質がね、最初にたった1個できたかどうかはさておき、宇宙は自己組織化というキネティクス(動力学)が常に働くから、この「オリジン蛋白ちゃん」を鋳型に、同じ構造のタンパク質が次々に、ポンポンと弾けるようにポップでキュートでアヴァンギャルドに生まれていったんだと思う。

このオリジン蛋白ちゃんの自己組織化の原動力こそが、「動電場(エレクトロ・ダイナミック・フィールド)」であろう、というのが私の筋書きなんです。

総括すると、オリジン蛋白ちゃんをタンパク質たらしめたものが、まず存在したと。それこそが宇宙的な電気構造というか電気の場であり、その電気の鋳型をもとに最初のオリジン蛋白ちゃんが構造化されたという、「オリジン蛋白ちゃんは電気で生まれた仮説 笑」をもとに、すべての生命現象を捉え直したらどうだろうか?なんてね、大胆不敵で奇妙奇天烈、摩訶不思議って、ドラえもんの歌詞じゃねぇか(笑)

やっぱり、まとまりがない、ぶちまけ気味の記事になっちまったわい(笑)

まあね、宇宙には無数のパラメーター(媒介変数)があってね、そうそう何が宇宙を宇宙たらしめるキネティクスの根源なのかなんて命題の答えはね、わかりっこないんだけど、たぶん、ひとつの有力な因子には絶対に電気的なチカラがあると思っている。

で、電気的なチカラにもストレス応答してヒートショックプロテインは分泌されてるんじゃないかなんてね。

地球最初のオリジン蛋白ちゃんはね、アッシの推測だと、やっぱ、絶対に、

ヒートショックプロテインだね(笑)


「生命はヒートショックプロテインによって生命となった」 by ハリィ〜


HSPエヴァンジェリスト・ハリィ〜による、

千島学説再考シリーズ、

これにて終了!

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2014.02.17 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 原初免疫

コメント

気は電気

今村さん、お久しぶりです。
先日は突然お邪魔してすいませんでした。
妻の親戚の関係で牧之原市に行ったのですが、光伯堂の近くだったので、ついお邪魔してしまいました。
妻が車で待っていたので短い時間でしたが、お話しできて楽しかったです。
今村さんと同じ血液型であることがわかり、いっそう親近感がわきました。
突然の訪問にも関わらず、気さくに迎えていただいてありがとうございました。

http://devipoke.blog4.fc2.com/blog-entry-2039.html
「気は電気」
「気は生体電流」
人間は電子の流れ(電流・電気)で動いています。
現代人は電子を奪われて酸性に傾いています。
電子を奪われて酸化した身体を還元するには、電子を与えなければなりません。
水素が脚光を浴びているのも、水素が電子供与体だからです。
「電子」こそが健康の源である、というのが最終的な自分の考えです。



2014/02/17 (月) 12:12:58 | URL | 鈴森 #- [ 編集 ]

あくまでパラメーターのひとつ

気の何たるか?は、まあ、なかなか解けない解答であって、即断は禁物ですな。

ただ、単純に捉えれば電気という表現がイイっていうくらいのこと。

気の候補では、磁気、音波、赤外線などがあって、消去法でいくと、超低周波の音波あたり、ってのが中国科学院や日本の理工系のサイエンティストたちが、実験で肉迫しつつある標的。

だから気=電気なんて単純に言うのは、あくまで俺の感性でありますから。

そんで、何かそれを売りにして、モノを売るなんてのはね、御免あそばせかな。

いや気の周辺には、変なのがウジャウジャいるし、わかった講釈を垂れるヤツほど、なにもわかっちゃいないしね。

つうことで、まあ、バー博士の動電場理論とか、ベッカー博士の実験とか、ハント博士の検証とか、意外に海外、アメリカとか、あるいはドイツ、旧ソ連なんかにイイものがあったりするんでしょうな。

2014/02/17 (月) 13:25:44 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

赤ちゃんのおなかの中

お初にコメントさせていただきます
ならんとと申します
半年ほど前に飯山さんとこからとんできて、
以来毎日のように拝見してます
いつも目からうろこの情報ありがとさんです
特にHSP療法、週に2~3回実践するようになってから、体調がスンバらしく好転しました
感謝感激雨らられでございます(m●m)

さて、千島学説再考、最高(^^)です
骨髄造血と腸造血の並立はなにより目からうろこであります
そうだよね~どっちか一つじゃなきゃいけないってことないもんね~

あとこれ私の妄想ですが、
誕生直後の赤ちゃんの腸内細菌は、
産道から感染して発生する、なんてことがまことしやかに言われてますが、
あれはやっぱり、赤ちゃん自身の腸内膜が
はがれてできるんじゃないのかにゃあ。。。

断食した時の宿便とかもね、
腸内が空っぽの状態が一定期間続くと、
腸粘膜が一斉にごそっと脱落して
リフレッシュする結果じゃないのかなあ。。。
確か千島学説だったと思いますが、
腸内が空っぽになる時間が18時間以上あるといいとか、
なんか言ってたと思うんですが、
腸粘膜は食物に接しているときは吸収して、
接していないときは排泄する、
なんてスイッチしてるんじゃないかな?
と、これもあたくしの妄想ですが(^^;)

そんなこんないろいろ考えながら拝見してると
ホント興味は尽きませんです(^^)

ハリーさんソマチットにはご関心ないようですが、
あれも面白いですよ
文献が少ないのは
これまた西洋近代合理主義が
目の敵にしてるからです
一度見てみる価値はあると思いますよ♪

2014/02/19 (水) 13:04:16 | URL | ならんと #- [ 編集 ]

ソりゃあマだチっどね(笑)

ならんとさん、20年もののヴィンテージがお口に合いましたか?

まだテイスティング段階で、舌で転がした程度ですけど(笑)、それなりの味が出てるようです。

再考が最高だなんて、ほんま、おおきにでやんす。

かの腸内細菌研究の先駆者である光岡知足博士の著書などによれば、どうも赤ん坊の腸内乳酸菌の由来がはっきりしないと。

で、出産時に産道を通過する際に、そこで口腔内に感染するように菌達が移植されるのか?くらいの分析しかされてなかったような。

アッシはこれについては、乳腺付近の常在菌から経口的に乳児の腸内へと移行するのかもと、昔、予測したけど、まあ、胃酸のpHが強酸でそこで殺菌されてしまう事も加味すると、これもどうもうまくない。

コアラはママコアラの特殊なウンチであるパップなるものを食べて、ママコアラの腸内細菌を自分の腸内へと棲まわせる。コアラは青酸という猛毒を含むユーカリの葉を食べるので、この青酸こみのユーカリの葉を分解解毒する腸内細菌を腸内に飼わないと、生きていけない。

パンダもママパンダのウンチというか、やはり腸内細菌を自分の腸内へと移行させる。パンダも笹の葉のセルロースを分解できないと消化不良で生きられない。

セルロースの分解は基本的に腸管内共生菌の仕事みたいね。

ナマケモノは第1胃にセルロースを分解する共生菌が大量に棲息している。

ヒトも無論、数百種類、数百兆の腸内細菌を腸内に保持している。

さて、ヒトの乳児の腸内乳酸菌の由来だけど、これは、ならんとさんの推測が千島学説的でかなり面白いし、もしかしたら当たってるかも。

自分は今思うに、もしかすると何も原料は要らないんじゃないかと。というか、母乳が腸管内に摂取されると、そこに、腸内温度によって自前の乳酸菌が自然発生する。

そんな風にも思えています。

つまり外来菌というか、菌は常にどこかから侵入して、それが分裂増殖するという固定概念があるんだけど、それが千島学説だと、キレイに脱洗脳されてしまうって感じ。

さて、千島学説再考シリーズのファーストシーズンで、もうちょい煮つめたかったのが、マクロファージとの関連というか、せっかく免疫のカテゴリーに入れたので、そのへんがやりきれなかったので、次回のセカンドシーズンでそこをやります。

神話では、ギリシャのキプロス島の海岸に打ち寄せられた泡(あわ)から女神アフォロディーテは生まれたとか。

古事記では、おのごろ島は、グツグツドロドロの泥の一滴から出来たとか。

なんだか、神話の世界は、まるで千島学説のAFD現象を描いているみたいだニャー(笑)

ならんとさんとの出会いを演出してくれた飯山師匠に感謝です。

今後とも、よろしくお願い申しあげます。


※ソマチッドね、あのムニュムニュ動いているのを、つかまえて電子顕微鏡で見たら、HSPの塊だったりして。だとしたら最高です(笑)

2014/02/20 (木) 00:53:34 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

改めて千島説

「千島学説リボーン祭り」という貴重なお話を有り難うございました。小生、20本全てをWordファイルにまとめ、プリントしました。それを旅行鞄に入れて温泉に行くつもりでいましたが、生憎の大雪で旅館(草津)から電話があり、鉄道が復帰するまで宿泊はキャンセルさせていただくという電話が…。まぁ、仕事の方も多忙になったのでちょうど良かったのですが…。

で、やっと読み終えました。読み終えた後、迷うことなく『血液と健康の知恵』を購入し、現在通読中です。ブログでも貴記事を紹介させて戴きました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-537.html

亀さん

2014/03/01 (土) 10:15:19 | URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]

千島学説は不死鳥の如く蘇る

亀さん、ようこそ、お越しくださいました。

また、拙ブログを貼り付けて下さり、まことにありがとうございます。

草津温泉、残念でしたね。自分も温泉など、ここんとこ、詣でる機会がなくなって久しいので、近々、どこかへ浸かりに行きたく思っております。

亀さんのブログは、自分には、かなりツボです。

お礼コメする範囲が非常に狭いコメ不精なタチですが、近いうちに、ご挨拶に伺わせてもらいます。

翻訳業というと文筆業のプロフェッショナルでいらっしゃいますよね。

自分の記事をプリントアウトなんて、イタイ口調がてんこ盛り(笑)ですので、いやはや、お恥ずかしい。

ここんとこの記事では、少しマジメな口調を心がけております。

亀と言うと、大村益次郎。彼が暗殺されなくば、日本医道はまだしも、ここまで堕落しなかっただろうとは、かの西原克成博士の言です。

フルベッキ写真の真贋は私にも判断しようがありませんが、明治維新の背後には、グローバルなバイアスがあったような気がしてなりません。

アラウンド明治維新に関しては、まだまだ未熟ですので、ご指導、ご教授など頂ければと思っております。

これからも末永く、ご交流のほど、よろしくお願い申しあげます。


ハリィ〜

2014/03/02 (日) 02:27:54 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

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