千島学説リボーン祭り ④

寒暖の差激し、細胞は内外の温度ギャップに弱し、生命とは酵素反応なり、酵素とはタンパク質ナノマシンなり、ナノマシン酵素タンパク質とは基質である物質を取りこみ変化させる基質特異的作用がその本態なり、酵素タンパク質には温度依存性あり、その温度は体内中心温度37℃なり、体内中心とは細胞質や腸管内の温度なり、この温度が冷やされると酵素反応が滞る、これ後藤艮山が言う「一気の留滞なり」、つまりは酵素反応を円滑にすすめ、命のプロセスを止めない秘訣とは、中心温度の管理なり、もしも高温低温で酵素タンパク質が変性したらばどうなるか?
我らが内なるカリスマドクター、そうヒートショックプロテインが即座に駆けつけて変性タンパク質はことごとく修復される、寒暖の差激しき折、みなみなさまにおかれましては、日々、毎瞬、ヒートショックプロテイン分泌に励まれたし。

なんか江戸期のベストセラー貝原益軒翁がものした「養生訓」の、3.11後バージョンみたいなマクラやなぁ。

なかなか味わいがありんすね(自分で言うない 笑)

いや、ほんとここんとこ小春日和なポカポカした日があって、アレもうあのド寒い感じが過ぎた?と思いきや、今朝はまた随分とさみぃわね。やっぱ、ゼブラマフラーは必須だぜい。

昨日は東京からワテの治療院にみえて下さった方がおりまして、ほんとうにありがとうございました。あんまり治療中には治療に集中してモロモロのお話しができませんでしたが、だいたいかなりの部分は掴めておられるとお見受けいたしました。

治療中、治療後の手の内の感触としては、良い感じでしたよ。情報デバイスである皮膚への指圧・温灸情報の入力を介して、全身の細胞膜が振動し、ヒートショックプロテインをはじめとするリガンド(生理活性物質)が旺盛に60兆個の細胞質内にセントラルドグマに従い、大量分泌されたと思われます。

またのお越しを心よりお待ちしております。

あやや、マクラ二段重ねになっちゃった(笑)フカフカの高マクラ(笑)

さいでね、ちょうどセントラルドグマという言葉がドリップされたので、そのへんをひとつ。

生命現象はね、かいつまんでひと言で申すと、冒頭マクラの言うとおり、ようはタンパク質の流れなんですね。

だいたい10万種類のタンパク質が人体にはあって、そのタンパク質により生理現象のすべてが営まれている。

ものを食べるのも、パソコンのキーを打つのも、沈思黙考してブログネタを妄想するのも、便意を催してカワヤに飛び込んでフゥ〜てカタルシスに浸るのも、夜な夜な仲良しごっこに励めるのも(笑)、それら全部生きているってことは、すなわちタンパク分子が正常に機能していることのアカシなわけです。

でね、体細胞60兆個のひとつの細胞の細胞質には何と80億個ものタンパク質がギッチギチに充満していて、毎秒数万個もの新しいタンパク質がセントラルドグマによって生み出されて、そいでそいで、毎秒数万個のタンパク質が分解されているというわけなのです。

ここにおいてセントラルドグマのセントラルドグマたる重要性が際だってくる。よっ、中心原理!

細胞核にはお馴染みのDNAがあって、このDNAというシロモノはひと言で言えばタンパク質を合成する暗号が記録された媒体と言えます。

で、この暗号情報がメッセンジャーRNAというものに読み取られて、これを医学用語では転写とかコピーとか呼ぶんだけど、ようは情報があっちのDNAからこっちのRNAに移って、伝令係のmRNAが「発注されたタンパク質はこれやでぇ〜!」とタンパク質合成工場へと伝書を運んでいきます。

そうするとタンパク質合成工場のリボソームでは、「ふむふむ、今度はこのインシュリンというグルコース吸収を担うタンパク質酵素の作成やね。お安い御用だ、ガッテンガッテン!」となって、ほいっ、ほいっ、とタンパク質が細胞内小器官のリボソームで合成されていく。これが翻訳と呼ばれます。

こうして、作られたタンパク分子はゴルジ体で糖鎖修飾という、ようはラベル貼り、というか、IDカードというか、認識票のようなものをタンパク質表面に化粧されて、ようやく細胞質へと放たれて、その細胞で使うのではなく全身のミトコンドリアへと送るインシュリンなどのホルモンの場合は、エキソサイトーシスという細胞から細胞膜を介して細胞外へと分泌されて、血液中へと放たれて全身60兆個の細胞へと配布されるというわけですな。

そんで、全身60兆個の細胞で使用済みとなったタンパク分子はまた分解されてアミノ酸に変換されて、再利用されます。

これがつまりはセントラルドグマの流れであります。

それからして、このセントラルドグマの初期プロセスのいっち重要な時期において、リボソームでタンパク質が合成される時に、出来たてホヤホヤのタンパク質は、まだ立体構造をしていなくて、1本のヒモ状態なんだけど、このヒモが、くっついたり、へんに曲がったり、ちぎれたりしないように、ホヤホヤの出来たてヒモたんぱく質に寄り添ってエスコートする介添え人の役をこなすタンパク質がおるんです!

そうこれがね、本ブログ読者ならみんな知ってるヒートショックプロテインHSP70なのです。HSP70だけにかぎらず、あらゆるタンパク分子の活動をサポートし続けているのが我らがヒートショックプロテイン100種類余!

言ってみればセントラルドグマはヒートショックプロテインがなければ機能しないとも言えます(何気にパラダイムシフト 笑)

それでぇ〜、千島学説においては、セントラルドグマの重要性はいささか格下げされておりまして、むしろその前、DNAが構造化される始まりに重心を置いて、この機転、DNA合成の前にはまずはタンパク質が合成されるという視座を導入しております。

つまり千島学説ではすでにセントラルドグマを中心に据えた生理現象という常識を、ポーンと軽々とパラダイムシフトしてしまい、その前、「ビフォー・セントラルドグマ」へと視野を広げた論説が展開されているといえましょう。

さて、話しがあんまり込み入っても何ですので、ハリィ〜流にここはいきなりギュッと一気にまとめてしまいしょう(笑)

ヒトの生命現象はこれタンパク質の円滑な流れなり、円滑な流れ速き時これ生(ショウ)というなり、円滑な流れ遅き時これ老(ロウ)というなり、円滑な流れとどこおる時これ病(ビョウ)というなり、円滑な流れ止まる時これ死(シ)というなり。

生老病死これ仏教の言う四苦なり。

しっかしね、なんでこれ四苦なのよ。生きるのが苦しみってのはないんじゃない?

この仏説をさ、コペルニクス的に転回しちゃおうぜ!

ヒトの生命現象はこれタンパク質の円滑な流れなり、円滑な流れ早くするこれヒートショックプロテインの賜物なり、円滑な流れ遅くするを防ぐこれもヒートショックプロテインのお陰なり、円滑な流れとどこおるを未病治するこれまたヒートショックプロテインさまさま、円滑な流れ止まる時これ安らかに導くものこれこそまさに聖なるタンパク質ヒートショックプロテインなり。

生老病死これヒートショックプロテインにより四楽にシフトせり。

DNAを生みだし、タンパク分子を介添えするヒートショックプロテイン。

生命誕生の始まりの始まりはヒートショックプロテインにある。

そんじゃあヒートショックプロテインって生命なの?

あんがいそうかもね(へんな落ち 笑)

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2014.02.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 原初免疫

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