0円健康法 ③

マイヤプリセツカヤという有名なロシアのバレリーナが来日した際のドキュメントが某国営放送で放映されて、それを視聴した際の記憶はいまだに鮮明に我が脳端末に記憶されている。

なんでも超一級のバレリーナさんだそうで、政治的にシビアな時代に絶頂期だったゆえに、国外への公演が妨害されたり、政治犯に疑われたりと、その道程は決して安穏とはしていなかったと。

そんな中でも自分の演技を観てくれた観客には最大の感謝を忘れずに、公演後にはサインをし、ファンを抱擁するその姿勢にワチキは心を打たれたのです。

オーチン ハラショー!

でね、たぶんこれ20年くらい前の話なんだけど、マイヤプリセツカヤさんのたっての希望で、来日した折りに京都へと出向き、地唄舞の師匠の演技をじっくりと観る機会が与えられたのです。

齢80歳を過ぎたその師匠の演技はバレエとは程遠い実に動きの少ない踊りであるにもかかわらず、マイヤプリセツカヤは涙を流さんばかりに感激しながら観て、演舞後に師匠に抱きつき、何度もブラボーを連発したのです。

この情景を観ていたオイラはちっと小馬鹿にしたように「なんでこんなに感激してるの?」と口走ったら横にいた家人が「頂点を極めた者同士にしかわからない境地があるのよ。あんたもまだまだね」とのたまったのです。はい、当時はまだ小僧っ子でしたな。

ようやく今となってわかってきたのです。そう地唄舞は実に動きが少ないのですが、その重心、中心軸、首をほんの少し傾けただけで人情の機微を巧みに表現するその素晴らしさ。それらのすべてが政治的抑圧に屈しなかったバレリーナの全細胞のDNAに写し取られていったのです。

入力されるごとに浸透した師匠の奥義がマイヤプリセツカヤの涙腺から熱いものをほとばしらせた瞬間だったのです。

さて、アッシの「マイケルジャクソン風インチキ太極拳」も少しづつ進化しておりますが、いつもの如く、やり過ぎモードに突入しました(笑)

懸垂やってケンシロウ計画も結局は肘内側に痛みがきて途中で断念。筋肉ムキムキにはまったくならずに今を迎えておるわけで、この先、インチキ太極拳のゆくえやいかに?

ちっとね股関節に来てるね(笑)まあ肘の痛みよか、はるかにリスクは低い痛みだからほっとくけど。ようは入力負荷をかけすぎってだけ。だって身体を動かすとβエンドルフィンとかドーパミンとかセロトニンが分泌されてくるから快感でね、つい、やり過ぎてしまう。

足の運びが楽になった。ふだん足の筋群を使っていない証拠だわね。身体ってのはとにかく刺激してやる事が大事なんだよね。これ養生の王道っすよ!

ワテの婆ちゃんは98歳で浄土へとテイクオフ召されたんだけど、ほんと生前はよく食べてよく動いた。食べるのが大好きなヒトでね。それを知ってるから事あるごとにオイラは差し入れをしたもんです。

うちの隣の町の島田駅の近くに東海道でいっち美味いなんてキャッチコピーで鳴らす鯛焼き屋があるんだけど、他のタイヤキをあんまり食べた事がないから、本当に東海道で随一かどうかは俺の鈍感な舌じゃあ今イチわかんないんだけど(前置き長すぎ 笑)、まあ普通に美味いと感じるタイ焼きをね、少し多目に買った日には、必ず婆ちゃんに届けたもんだよ。

鯛焼きの中身のあんこ、小豆(アズキ)にはさ、ミトコンドリアを賦活するビタミンB群なんかの有益な成分がいっぱい詰まってるからね。因縁の明治初期に行われた日本医道史に名を残す「脚気相撲デスマッチ 笑」の際に、漢方医が脚気患者に処方した漢方薬にもアズキが配当されていた。

砂糖っけは流行りの糖質制限対象になるのかどうか知らないけど、俺の婆ちゃんは糖質無制限が基本だったぜ。甘いお菓子なんか大好きで、幼児が口にする卵ボーロをずっと食べてた。糖質制限とか野暮な事を言おうものなら、親戚衆から総スカン状態。

俺もけっこう最初は口うるさく言ったの。だって夏になると必ず冷蔵庫の製氷機で作った氷を口に入れる癖があって、そのせいで食欲が低下するんだけど、いっこうに氷を喰う習慣を止めなかったからさ。でも、まあ何を言ってももう聞かないしね。そのうち小言を言うのは諦めた。

その代わりといっちゃあ何だけど、それでも鍼灸をやってれば、マクロファージも樹状細胞も幹細胞も元気でいられると開き直って、で、結果、ちゃんとその証明になったしね。

婆ちゃんは調子がイイと、玄関をホウキで掃いたし、軽く玄関回りを散歩してた。ちゃんと自分で筋肉を動かして運動情報を全身に入力してミトコンドリアを活性化して惚けないように自衛してた。

結局は、誰彼から言われてどうこうでなく、自主的に自律的に実践するってのがいっち偉い事なんだわさ。

なんかね昨年末は豚の角煮を作りたくてしょうがなくて、作ったの。それをお正月のついたちには、美味しい美味しいと言いながら、お婆ちゃんは食べてくれた。予感だったのかもね。

マイヤプリセツカヤは来日すると鯨飲するが如くにお寿司を食べると言ってたね。ネタのありったけを握ってもらい並べて、片っ端から食べていくんだって。食(しょく)ってほんと、生きるうえでは一番の楽しみなんだよね。

食でもって腸管内膜へと情報を入力し、鍼灸指圧や筋運動メソッドで皮膚体壁筋から情報を入力する。内外の2つの情報デバイス(装置)であるウチなる皮とソトなる皮からの情報入力が全身の60兆個の細胞膜を振るわせ、原形質を回転させ、細胞核DNAのセントラルドグマを起動するのです。

天寿を全うする大往生の秘訣は腸管上皮と皮膚への刺激入力にありました。

汝の生体膜を愛せよ。

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2014.01.24 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 身体操法

コメント

森の石松の妹

今村さん、おはようございます。
おばあさまが、「森の石松の妹」とおじいさまに冷やかされていた、というエピソードを密かに仕入れました。
おばあさまは、無類の寿司好きだったのですね。
仲の良い健康的なご夫婦だったのでしょうね。

2014/01/24 (金) 07:10:14 | URL | 鈴森 #- [ 編集 ]

武士の一分

おいらの爺ちゃんは、95歳で浄土へと旅だったけど、晩年は軽い認知症になって、最後は施設で臨終を迎えた。

もうヤバイってんで、集まれる親戚衆がみんなベットサイドに集合して、それぞれが爺ちゃんへの言葉をかけて、心臓が停止して心電図の波形が無くなっていくサマをみつめた。

あれはあれで素晴らしい往生だった。それが8年前。

それからは婆ちゃんはずっとひとり暮らしを貫いた。ひとさまに世話になるのがイヤというか、そういうヒトとしての誇りを生涯持ち続けた人だった。

牧之原台地の開墾に尽力した武士の血が婆ちゃんには流れてるから、侠気と奉仕の精神で生きた人生だった。

森の石松の妹なんてジョークも、実はお爺ちゃんからお婆ちゃんへのラブ表現だったのかもね(笑)

2014/01/25 (土) 06:16:42 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

明治生まれの

母方の祖母が5年前に亡くなったんです。若い頃から
脚が悪く、外出のときは乳母車を杖代わりにして
お寺や畑に出かけてました。転んで脚を骨折してからも
見舞いに行くと天井からぶら下げてあるロープをグッと
握って起き上がって、「胃腸が丈夫やさかい、なかなか
参らせてもらえんわ」とよく言ってました。
そのばあちゃんの食事というのが、白米、みそ汁、漬け物
季節の野菜の炊いたん(炊いたもの)、たまに焼き魚。
夏はナス、なんばん(とうがらし)、冬は根菜類でした。

昨日から唐突に写経を始めたんです。筆ペンでなぞるやつ。
般若心経の前半は、よくわからない事が書いてあって
後半は智慧を完成せよ、とピシリ。

ハリィ〜ならトキがお似合いかも。トキはロンゲか(笑)

南無

2014/01/25 (土) 08:06:28 | URL | 桑畑四十郎 #- [ 編集 ]

ひでぶっ、あいうれえろお

断末魔の叫びがメッチャおもろかったっすね、北斗の拳。

ほあたたたたたたあたぁーーーーー!

トキ兄さんはさ、ケンシロウとユリアを核シェルターに押し込んで、自分は死の灰を目一杯ひっかぶって、そんで最後は原爆症で亡くなっちまう、っつうとってもシビアな展開。

まあ、あんだけフォールアウトが積もっちゃあ普通はその時点で死んじまうわね。でも北斗の拳の拳法家は気功で生命力を賦活して少し生き長らえたという設定だったんだろうか。

アミバっつうトキの真似したヘンな小物キャラもいたし、ジャギというケンシロウの真似するダメ弟子もいた。いっちラオウがかっこいかったけど。

そうそう、おいらは高校三年の時に出し物の脚本を書いたっけ。まあ北斗の拳のリアル舞台版ね。ええ思い出や(笑)

アンリ・マチスが最晩年にベッドから、なが〜い絵筆を握り、壁に絵を描いてるね。桑さんのお婆ちゃんの晩年はマチスに似てるかも。

中国には気功のホンモノの達人がいて、放射線障害で血液がおかしくなった者に手をかざして、すっかり症状が消えたなんて実話もある。

まさかリアルにケンシロウの世界が現出するとは、高校三年生のオイラには想定外だった。

ここんとこ、分子レベルの世界が脳端末にウルトラチャージされてきて、あとは発酵すればアウトプットできますけん、しばし、お待ちの程を。

トキいやケンシロウなみに、ホアターーーー!といきまっせ!

2014/01/25 (土) 20:11:26 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

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