ネバネバヒートな養生法

「DNA→RNA→タンパク質」の流れ「セントラルドグマ」によって生み出されるヒートショックプロテインは自分を生みだした親であるDNAの障害すらを修正する、という事実には少しばかり驚愕せざるを得ない。

DNAにとっては自分の塩基配列が内外環境のストレッサーにより傷つくことは十分に織り込み済みな事象なのであり、それゆえに、もしもDNAにエラーが生じた時のためヒートショックプロテインHSP70をあらかじめ産生し、細胞質や核内へと放出しておくのである。

「いまだやまいならざるをちす」は「未病治」とも「治未病」とも表記されるが、まさにDNAはヒートショックプロテインを使いみずからの「やまい」である塩基配列の乱れを治しているのだ。

東洋医学の医療者ランキングのトップである上医(じょうい)とは、病気にならない哲学を教授し永遠に病気にならないライフスタイルを実践させる医療者の事を指すが、なんとDNAはとっくのとうに上医であったのです。

DNAをなめちゃあアカンね!

だって生命が誕生した38億年前の地球環境は今では想像もできない程に猛烈なストレス環境だったんだからさ。

宇宙線という放射線が高レベルに降り注ぎ、さっきまでグツグツと煮えたぎっていた原始の海はようやく100℃付近の温度まで下がり、まだ海底では盛んにマグマが湧出し硫化水素が濃厚に立ちこめる酸度の非常に高いブラックスモーカーな黒煙の熱水中で地球最初の生命体は産声をあげたのだ。

だてに、極悪環境で生まれたんじゃない。最初にこれだけの猛烈なストレス環境に置かれ、そこで十分に鍛えられたからこそ、DNAはみずからをHSPを使い修復するテクを身につけることができたのだ。

単細胞の原始バクテリア時代はその後30億年ほども続く。俺らの60兆個の細胞核DNAにはすべて原始バクテリアの気合いが宿っている。どんな環境に置かれようとも生き抜くだけの根性が備わっている。

たとえ世界原子力ムラが免疫系で排除できない人工の核分裂生成物という最悪の猛毒元素を環境中に放とうとも、それによる遺伝子変性をみずからの力で乗り越えるテクノロジーが細胞には装備されているのだ!

それこそがヒートショックプロテインなんだよー!

みんなぁ、俺たちはさ、そんなヤワじゃあないぜ。本来はメチャクチャ強いんだぜ。わかるだろ?原始バクテリアの子孫なんだよ。だからこれまでも、氷河期を切り抜けてここまで生き延びてきたんだ。

ヒートショックプロテインは何も熱刺激だけで分泌されるわけじゃあない。あらゆる体タンパク分子に対するストレスに対応して産生される。寒くても出る。あまりに寒いとミトコンドリアが廃絶してATPが供給されなくなって、絶命するから、一説によると現生人類はいっときは50人くらいになったとか。でも、そこから頑張って子作りに励み、今じゃあ60億人の大家族だよ。励み過ぎだって(笑)

まあさ、せっかく大家族になった人類も自分たちでぶちまけた放射能と氷河期の到来で今後はまた核家族化していくのかもしれないけどね。

でも当分は健康でノホホンと生きたいと思うのは人の常。

ネバネバ食品を食べてヒートショックプロテインで体内を満たし、たまにはヒートショックプロテイン分泌治療である鍼灸指圧や、気持ちいいエクササイズ「お尻締め」とか「腕振りその場ダンス」なんか実践すれば、

HSP70が分泌されてDNA修復が促進され、HSP47がコラーゲン繊維の変性を治してシワを防止して、HSP90がステロイドホルモンの受容を助けて炎症を抑制し、HSP60がミトコンドリア内でのタンパク質のフォールディング(折りたたみ)を正常化してブラブラ病やアルツハイマーを防ぎ、HSP32は活性酸素の毒性を中和して、small HSP のαクリスタンは水晶体のタンパク質凝集を抑制し白内障を未然に治療してくれる。

ねっ、希望がないわけじゃあない。希望は本当は大ありなの!

江戸期の漢方医・後藤艮山は「百病は一気の留滞(るたい)によって生ずる」という一気留滞説を唱えた。一気とは元気のことで、この元気が滞ることで病気になるのだから、治療は順気(じゅんき)を目的とし、気をよく順(めぐ)らせる療法を重視し、温泉や灸治療や生薬の熊胆(くまのい)や唐辛子を推奨した。

艮山師匠が勧める治療法はどれもヒートショックプロテインを旺盛に生み出す。

「一気の留滞」は「セントラルドグマの停滞」なのであり、「順気術」こそがヒートショックプロテイン養生法であったのです。

唐辛子にはビタミンC、Aという抗酸化物質が豊富で、しかもネットリとした多糖にくるまれて、放射線防護効果が確認されたベタインというアミノ酸も含まれています。

ネバネバ納豆を食べて、麹菌の細胞壁多糖が溶け込んだ味噌汁を頂き、シシトウの辛味に舌鼓を打つ。そんな食養生がヒートショック順気術なのです。

難しく考える必要はありません。お金もかかりません。知恵と工夫で生き延びるのです。

DNAを守り抜く闘いは意外に美味しく気持ちいい(笑)

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2013.12.30 | | コメント(10) | トラックバック(0) | 内部被曝

コメント

ホントに気の保ち方次第ですね。

とある原発が爆発して以来、様々な情報に接して気分は沈む一方。明るい未来はないなと長いトンネルに入っていたんですが、がんも身のうち、という記事を読んだ時、出口の明かりが見えたような気がしましたよ。ミクロの決死圏の潜航艇があればなぁ〜などと嫁さんと話しております、はい。お邪魔しました。

2013/12/30 (月) 17:09:17 | URL | 桑畑四十郎 #- [ 編集 ]

お邪魔は大歓迎っす!

四十郎さんとは馬が合いそうです(笑)

アタシは四十四郎ですがね。

ここんとこ、脳内テンションは上がりっぱなしで、記事連発したいんだけど、治療院の大掃除とか、お飾り付けとか、豚の角煮の世話(笑)とか、いろいろと野暮用がてんこ盛りで、勢いばっかで、書けてないじゃん状態(笑)

ミクロの決死圏とかミクロキッズの世界観は、自分的にはモノ凄く内部被曝を防御するアイデアを練るうえで参考になりますね。

自分はいつも分子レベルの想像をする際には、自然に細胞質に侵入してますし、銀河系も上から目線で見下ろしちゃうね(笑)

どうも多糖体がモロにビンゴです。是非とも、ネバネバ食品をご愛顧願いたく候。

ようはヒートショックプロテインをうまく操作して、体タンパクの妙なる流れを楽しむということに尽きるのかもしれません。

流水は腐らず、流タンパクも腐らず。

2013/12/30 (月) 18:23:59 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

駄文

先生、こんばんは。

少し前の金玉ブログに載っていた記事なんですが、ブラジルでの自家血液療法て、どうですかね。

ルイス・モウラ医師が提唱して、ブラジル国内で急激に広まった療法だそうです。
自分の血液を5~20ml注射器で抜き、その血液を腕やお尻の筋肉に注射するだけだそうです。

健康な状態だと、白血球内に有るマクロファージの割合は5%だそうですが、自分の血液を注射すると半日後(8時間後)にはマクロファージの割合が。20~23(25だったかな?)%まで上昇して、それが約1週間続くそうです、はい。

役所&医師会との間で裁判に成りゴタゴタしたみたいですが、結局リオデジャネイロ医師会も効果を認めたそうです。
元ネタの裁判騒ぎが2007年だから、先生既に知ってると思いますが、判定の方は如何なモノでしょうか?

関係無いけど、ミクロイドSも忘れないでください(笑)

2013/12/30 (月) 18:57:11 | URL | クチブラ #2JEUmp5Q [ 編集 ]

注血療法?

なんなのそれ、知らない(笑)

瀉血治療なら中世欧州でも、東洋医学でもお馴染みだけど。これは血を抜くだけで、わざわざ抜いた血をもう1回注入するのかね?

なんで?(笑)なんかヤバクないかな、普通に考えてさ。まあ自分の血なら免疫系がびびったりしないけど、ふ〜ん、ちっとビビルから白血球が増産されるという理屈かもね。

今日は大掃除他でちかれたので、早寝します(笑)

2013/12/30 (月) 20:03:47 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

血液療法

クチブラさん、先生、それそれ。
阿修羅に掲載されてたから、ちょっくりクダまいといた。(笑)
http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/282.html  
おやすみなさい。

2013/12/30 (月) 20:45:57 | URL | 陣中見舞い #- [ 編集 ]

おはようございます

自然免疫を賦活する乳酸菌の効能などがここに
http://www.macrophi.co.jp/gakujutu/meneki002.htm#pt

陣さん、自分は外来菌が恐らくは腸内マクロファージを活性化していると推測していたんですが、当たりだったようです。

腸内常在菌はすでにホストの腸内に長く棲みつき、そこでホストの免疫細胞らと共生関係を築いています。

そこに、もしも外来性の食餌由来の菌類が入りこめば、繁殖地を競って競合する事態が生じてしまいます。

つまり外来菌は異物であるのです。でも、この異物には有益な乳酸、多糖、タンパク質が含まれており、外来菌の細胞壁成分の多糖はヒートショックプロテイン分泌を促進します。

常在菌たちは自分の陣地を守ろうと盛んに分裂し生息数を増大します。ここにおいて常在菌と外来菌のあいだでクオラムセンシング(菌同士が分子言語でコミュニケーションすること)が起こり、様々な分泌物を腸内に放出しているかもしれません。

その中にはセロトニンやドーパミンがもしかしたらあるかも。

パイエル板の免疫細胞であるNK細胞、NKT細胞、マクロファージらは外来菌に対して活性化して免疫応答をします。

これらの複合的な外来菌侵入というストレッサーに対応するストレス反応によって、身体が本来持っている自然免疫が賦活され、ヒートショックプロテイン分泌も促進されると言えそうです。

ヒートショックプロテインは別名をストレス防御タンパク質とも呼ばれますが、ウイルスや細菌に対しても当然のこと分泌促進が起こります。

飯山先生の乳酸菌運動とは、まさに免疫賦活、ヒートショックプロテイン産生を促し、3.11後の光明となりました。



血液療法を実践するお姉さんの慣れた手つき、すげえね(笑)俺が坐骨神経痛になった時に臀部に鍼打ったのに似てる(笑)あっ、俺のはビジュアル的にはネット民には受けないだろうけど(笑)

つうか、別に血を抜かないで普通に鍼打てばエエんとちゃう?

鍼治療はマクロファージをはじめ免疫細胞を活性化するのは自明だし。だって鍼はストレッサーだから、それに応じてヒートショックプロテインが分泌されると、免疫細胞のタンパク分子も修復されて元気になって、俄然、免疫細胞ちゃんたちにヤル気が出る。

抜かれた血液中の白血球が体外である注射器へと運ばれて、「うわっち、こりゃあ、アンタ、一大事!」と感じる。その危機意識をもった白血球がまた体内へと注入されると、これら危機意識をもった白血球がクオラムセンシングして体内に残っていた免疫細胞にサイトカインなどの伝達物質を使って交信をする。ここにおいて免疫活性化が起こると言えるかも。

もしも、こんな簡単な血抜き&血入れ療法でガンが消滅するのなら、自己免疫細胞を採りだして抗原提示能力を強化した免疫細胞にして、もう一度体内に戻すペプチドワクチンみたいな療法よりも、安価でイイかもね。

既存の医学界は猛反発するでしょうがね。

つうか、鍼灸医学はその免疫強化能力の凄さゆえに現代医学に忌避され弾圧されてきた。

2013/12/31 (火) 05:36:54 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

ハリィー先生の最後の一行に

こだわるべきエッセンスがありますね。

自己輸血治療を契機にブラジルでは医療業界への疑義が大きくなってきているのですね。

小野先生が取り上げられた杉原医師の漢方貼剤がらみではじめてジュノーの会のサイトを拝見しました。

「当時ヒロシマにやってきたチェルノブイリの子どもたちは、みんな検診と治療を受けて帰っていき、その後、見違えるように元気になったと伝えられた。そのときの検診は西洋医学によるものであり、治療は東洋医学によるものであった。当時の広島県医師会長からも「西洋医学も東洋医学も、広島で学べるものはすべて学んで帰ってください」と励まされたものであった。

 残念ながら、その後、国際ボランティア貯金の配分金が東洋医学(とチェルノブイリの子どもたちの招聘・教育交流)に関しては一切認められなかったことが直接の理由で、こうした東洋医学的アプローチは続けることができなくなった。」(抜粋)

わたしたちは医療問題においても既存メディアの誘導に捕らわれていたのだと気づくことが大切ですね。

2013/12/31 (火) 10:44:15 | URL | マツダマツコ #- [ 編集 ]

駄文・マツダさんへ

マツダさん、こんばんはです。

杉原芳夫医師の話は、締めの(5)を読んで個人的には、愕然としました。
マツダさんは、どのように感じましたか?
確かに症状出て無ければ、健康な人と同じで問題無いという見方も、出来ないことないですけど・・・。

凄く複雑な心境です、個人的には。

2013/12/31 (火) 18:38:39 | URL | クチブラ #2JEUmp5Q [ 編集 ]

DNAを修復する医療こそ鍼灸指圧

マツダさん、今年もコメをたくさん頂きまして、ありがとうございました。

また送付頂いた貴重な資料は今後もタカラとして利用させて頂きます。

自分の現段階の探索の結果から申すと、ネバネバ食品は最も有力な健康増進食材と言えます。

なんと言っても、多糖体の摂取がヒートショックプロテインを生み出すのですから、当然と言えば当然です。

HSP70のDNA修復作用、HSP32の抗酸化作用。

この2つのHSP(ヒートショックプロテイン)の威力をもってすれば、①ジノトキシックストレス(遺伝子毒)と②ラジカルストレス(酸化毒)に打ち勝てる可能性が見えてきます。

汚染された地球環境と折り合いをつけて、健康に生きたいと願うのは万人共通の思いです。

その願いを叶える事こそが3.11後の医療者に課せられた使命です。

そのための情報提供に明日からも邁進します。

来年もよろしくお願い申し上げます。。

2013/12/31 (火) 22:31:00 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

年明けちゃった


クチブラさん、哲学問題ですね。下手したら核利権者(あ、これ?NGword?)にいいように持ってかれちゃう(ーー;)

理不尽な差別や優勢思想と区別しづらい、子々孫々への遺伝的影響回避のための(結果として)被曝者排除的な行動、
その状況を回避するために真実を隠ぺいする態度、
そこに乗っかるやつら。

まだ、じつはちゃんと読んでいないので、来年レスしたいと思います。
あ、時間ない
再来年になる
あ、やっぱ、今年(>_<)

ハリィ~先生、資料は読み込める方に渡って望外の喜びです。いつも、お気遣いいただき恐縮いたします。
食べ過ぎないよう注意いたします(^-^)/

2014/01/01 (水) 00:07:05 | URL | マツダマツコ #- [ 編集 ]

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