人間、この無知なる者

人間の細胞核に仕舞われたデオキシリボ核酸は糖とリン酸と塩基がつながった構造物であり4つの塩基が60億個もつらなり総長が2メートルになる。

そしてこの2メートルのDNAのたった0.5%の領域つまり1センチメートルの部分に遺伝子と呼ばれる生化学反応のスイッチが存在する。

残りの1メートル99センチのうちの数%が発現調節領域と呼ばれ内外環境の変化に応じこの遺伝子スイッチを起動する役目を担う。

残りの98%?か、ようは後の部分はスペーサーと呼ばれ、いまだその機能が解明されていない領域で恐らくは進化に関係していると予測されている。

DNAの二重らせんが発見されてからの分子生物学の発展には目覚ましいものがあったが、私はずっと表皮生物学というか「I.N.Pレセプター・DNA経絡説」を探求していたので、あまり遺伝子には頓着しなかった。

しかしヒートショックプロテインがいかようなメカニズムで発現するのかをしっかりと説明したいがために喰わず嫌いのDNA学を少し囓りだしたところなのです。

それでまず見えてきたのが、ゲノム周辺はわかった部分はほんの少々、わからない部分が多いという嬉しい発見であった。

私たちの行動を規定する遺伝子は0.5%で、残りの99.5%で内外環境を受け止めているというなんとも衝撃的な事実。

人類にはもしかすると無限の可能性があるのかもしれません。

遺伝子が環境変化に適応し活性化しそれが遺伝するというエピジェネティックという概念もまた遺伝学に新たな視点を投げかけたのですが、そんな高尚な理論でなく、たった0.5%の既存情報だけでやりくりできるという遺伝子の融通性に私は今とても驚いています。

進化とは継ぎ足しです。もとあった機能や構造を少しアレンジしながら生命体は地球環境にマッチした肉体を獲得し適応放散してきました。

節足動物の王者である昆虫の表皮はクチクラ層と呼ばれカチカチした動物性繊維であるキチンによって紫外線がバリアーされることで体内に活性酸素が発生するのを防いでいます。

子供の頃、裏の大きな屋敷の庭木に飛ぶある甲虫をつかまえた感動は今も鮮明に脳海馬に記憶されています。キラキラとその背中に虹をまとうヤマトタマムシのボディもひとえに太陽光線の降り注ぐ地球表面に適応しようと進化したゆえのレインボーカラーであったのです。

南米ではタマムシもまた食料とされるそうです。昆虫にはビタミンも豊富なのですが、それも活性酸素の害を防ぐ自前の抗酸化物質でありました。

ゴキブリの祖先は3億年前の古生代石炭紀にまで遡れます。実験によれば巷間ささやかれる程に現生のゴキブリは放射線の外部被曝には強くないようですし、気門という点状の小さなエアインテークから呼吸する昆虫類は主に胸部の脇の気門から空気を吸い込み蠕動運動によって全身の筋肉や細胞へと血流と共に酸素を送りミトコンドリアでATPを生みだし二酸化炭素を腹部の気門から排出しています。

ですから当然のこと、大気中に放射性同位元素が含まれればゴキブリは気門を介してそれらを取りこみ内部被曝してしまいます。いくら抗菌物質を共生菌に作らせてどんなキタナイ環境でも生き延びるスベをもった達人であるゴキブリであろうとも、その未来すらアヤウイ時代になりつつあるのです。

それでも人間よりははるかに汚染地球にうまく適応して昆虫たちは生き延びるでしょう。クチクラ層に覆われたボディはフリーラジカルを消去する能力に長けていますからね。

昆虫の末裔ではない脊椎動物の最後尾である人間の抗酸化能力はそれほどたいした事はありません。しかし人間のミトコンドリアも抗酸化酵素SODを産生できます。人間の寿命とはSODの埋蔵量に比例すると言われます。

また自前で産生できない食餌由来のビタミン類の抗酸化作用も人間は利用しています。ビタミンAもCも豊富な唐辛子の仲間はこれからは心強い味方になるでしょう。

そうそうヒートショックプロテインこそが人類の希望です。HSPを旺盛に分泌させる事が可能な医療、東洋医学が今後はブレイクしなければ人類は滅亡するでしょう。

鍼灸指圧と共に99.5%のDNAスペーサーを開花させた時、人類はエピジェネティックな進化を遂げるかもしれません。

私は日々進化しつつ現在はライノウイルスと格闘中です(笑)

スポンサーサイト

2013.11.14 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 命曼荼羅

コメント

駄文

先生、オザース。
駄目っすよ、養生法を指南している先生が、簡単にライノ(風邪)に感染しては(笑)
御自愛くださいとしか言えないっす。
スペーサーの機能解明出来たら、凄いコトに成るんじゃないですか?
クンルンネイゴンだったかの偉い外人の師範が、細胞を構成してる元素が炭素では無く珪素に変換出来なければ、3本目の螺旋は起動しないと書いていたのを読んで、電気的には有りかなという感想を持ったことを思い出しましたね。

都下に住んでる自分としては、4号機ネタは笑えないです・・・。
次から次へと予測はしてたけど、やれやれですわ(笑)


2013/11/14 (木) 06:43:52 | URL | クチブラ #2JEUmp5Q [ 編集 ]

こんにちは。急に寒くなったからね、暖かくして早く治して下さい。釈迦に説法ですが、蜂蜜とレモンを入れたしょうが湯ってすごーく温まって喉に優しいですよ~うちの娘はこれ飲んだらすぐに咳がとまりました(笑)

私は子供の頃、近所の男の子たちと「はちのこ」をとって食べていたこと思い出しちゃいました(爆)

4号機。。。あああ、、、私たちの被曝量ってかな りのものだったのですね。
この先はもっと心して養生していかないと大変なことになってしまいますね。

2013/11/14 (木) 10:07:37 | URL | かおちゃん #tJwXaRLI [ 編集 ]

お久しぶりです

ガンとインフルエンザを調べていて、治療法に共通点があることがわかりました。
本当に万病一毒説は正しいと思います。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131114-00023082-playboyz-soci
4号機の核燃料を回収する作業が迫っているようですね。
失敗すれば、日本が分断されるかもしれない。
恐ろしい世の中です。

2013/11/14 (木) 15:01:23 | URL | 鈴森 #- [ 編集 ]

面目ないっ!

いや色々と重なるんだよね、この時期は。七五三、子供の誕生日(笑)

去年もその前の年も多分その前も11月の中盤から後半の時期にライノをひいたと思う。

まあ鬼門期っすから、しょうがない(笑)

さて4号機、まず燃料がないのなら単なるショー?

1960年に時の科学技術省が試算して原子炉が爆発すると日本は壊滅すると出ていたんだから、こうなって当たり前だわね。

つうことでインフル祭りがそろそろ始まります。

鈴森さんも復活しそうですし。

体調をとっとと整えてアッシも参戦しますわ。

ブラちゃん、かおちゃん、鈴森さん、温かいお言葉ならびに激励他、ありがとうございます。

今、風邪っぴきのせいで殊勝な気分(笑)

2013/11/14 (木) 19:22:47 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

kouhakudou

Author:kouhakudou
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR