ひとりアンチヌーク鍼灸師

別に好きで脱原発鍼灸師をやってるわけではないんだけどさ、311で露呈した諸々があまりに理不尽なんでずっと憤慨していて時に触れて腹が立ってしょうがないので、こうやって自分のブログで吐き出しているわけです。今回も国連科学委員会なる機関が、「福島はチェルノブイリではない、日本国民の総被曝量は甲状腺がチェルノブイリの30分の1、全身が10分の1、ヨウ素131の総放出量はチェルノブイリの3分の1、セシウムが4分の1、ストロンチウムやプルトニウムは微量」などと寝言を抜かしているのを新聞で拝見して、ひとりで頭に血を上らせていた。よくもまあこうもデタラメな理屈を並べたもんだよ。だってチェルノブイリはたった1基がはじけただけだよ。それも奇跡的にどういう訳か溶融燃料の核分裂反応が10日してストップしたケース。それでも物凄い健康被害が生じてて今現在もその惨禍は継続している。26年経っても住めない高線量被曝ゾーンがそこかしこにあるし、除染に駆り出された60万人のうち30万人はすでに死に絶え、残りの30万人だって健康被害に苦しんでいる。ウクライナあたりは健康児が生まれる確率が15%くらいで、残りは何らかの障害をもって生まれる者がほとんど?凄まじい放射能禍にいまだに苦しむのがたった1基の爆発によるチェルノブイリ。おいっ!今回のフクイチ事故は4基いっぺんにボンッだぜ!わかってんのかい?そんで3号機じゃあ、あれだけ識者が止めろと言ったMOX燃料を使ってた。これウランとプルトニウムが混ざった燃料で、これが爆ぜたんだから原爆が炸裂したのと一緒。赤い火花が出た後に真っ黒いキノコ雲が立ち上がった映像を何度も見ただろうが。プルトニウムが微量だって?冗談もホドホドにしろよ。アラスカやハワイの観測所でいきなりプルトニウムの値が通常の何十倍かに跳ね上がったのは何あろうフクイチから飛散したプルトニウムに決まってんだろうが!微量なら遠くカナダで検出などされるわけがなかろうに。いい加減にせんかい!耳なしウサギ、羽根の長さが左右で異なるセミ、身体がねじくれたカブトムシ、脊椎がひん曲がったメダカ、飛べない小鳥、エイリアンのような薔薇、巨大なタンポポ、アルビノのツバメ、次々に倒れる馬たち。微量ならこんな悲劇が起きるわけがねぇじゃん。すでに物凄い勢いで生物のDNAが秩序を失い統合性が崩壊し恒常性が壊滅し子々孫々へと受け継ぐデータが失われている。次代をつなぐための最重要なデータがコピー不能に陥った生命体が溢れてきている。人間にも当然のこと同じ現象が影響してきているが医療ムラは原発ムラの傘下ゆえに被害の詳細は永遠に隠蔽される。すでに3人の子供が福島では甲状腺ガンの手術を受けており、残り7人もおいおい手術の予定であろうし、その先に何人がと考えることが憚れるような極めて深刻な被害が待ち受けている事は確かなのだ。こういう状況で傲岸不遜、無知蒙昧、人を馬鹿にするにも程がある報告をまとめる国連科学委員会なる機関。なるほどこの地球ムラは原発ムラのために存在するようである。

私がここ2年余の間、何に一番腹が立っていたかというと、医療の側がまったく声を上げないことだった。まあ上げてくれている者もいるがモノスゴク数は限られる。鍼灸師なんかで内部被曝の対策を提言している者なんてほんとほとんどいない。「内部被曝、鍼灸」で検索入れても、まず引っかからない。私が見つけるのがヘタなのかもしれないが鍼灸院ブログで取り上げている者もまあ見ない。数人は触れている者がいたが、対策を提言しているわけではない。海外の脱原発派の科学者のコメントを貼り付けてある程度。ほんとうちら業界の見識は御粗末極まりない。つうか、興味がないんだろうね。気だの経絡だのには執着するんだけど、肉眼では見えないけど確実に健康被害をもたらす細胞の数兆分の1の大きさの放射性同位元素なんか別に心配する必要はない、とみんな思っているんだろうね。そうじゃなけりゃあポスト311時代は内部被曝地獄の様相を呈するのだから、放射性核種についてはみんな真剣になって研究するはずじゃん。それをしないんだから、ようは興味がまったくないって事になる。ええねぇ、気楽で、って、気楽なわきゃあねぇんだよ!ったく、なんでそんなに呑気なんだね!気だの経絡だのという前にさ、目前に迫る放射能クライシスに立ち向かう者はいないのかい?あっ、ひとりいた!俺っ(笑)

こういったわけで孤軍奮闘を勝手にしていつも憤慨してきたのがこの2年間だった。でもまったく後悔してないし、やって良かったと思っている。内部被曝を防御するにはどうしたらいいのか?ずっと考えて対策を練ってきたからこそ、東洋医学の真価がより深く理解できてきたしね。ミトコンドリアの重要性も以前にもましてよくわかるようになった。汝の敵を愛せよ、とはよく言ったものだよ。311のすぐ後が一番ヤバイ時期だったけど、そこも抗酸化物質天こ盛りの食養で切り抜けたし、今もずっとそんな食事を心がけている。ちっと疲れたと思ったら、果物を食べる量を増やすし、自分自身に自分で鍼灸治療もするし、筋肉内ミトコンドリアを賦活するエクササイズもぼちぼちやっとる。市販の豆乳ヨーグルトも週に2、3回は食べる習慣が根付いた。

5000余種ある体内酵素の3000種類ほどを腸内細菌が産生しているんだから、いかに腸内細菌の力が重要かということなのだ。人体の生化学反応の主役であるタンパク分子で形成された触媒である酵素・エンザイムなくば生理現象は成立しない。潜在酵素の量が生命力でもあるのだから、その全量の5分の3量も産生してくれる腸内細菌こそが生命力のカギを握っているのである。またビタミンBやCも腸内細菌が作ってくれるし、NK細胞やNKT細胞などの免疫細胞の70%も腸内細菌が生み出すし、空気中の窒素からタンパク質をも合成するし、食事の際には3000億から5000億もの雑菌が腸管内に侵入するけど、ほとんどは胃酸で殺菌されるけど、まれに腸内に侵入する菌もあって、もしもそんな事態になっても腸内細菌がそいつらを繁殖させないように見張っているし、免疫細胞のNK細胞がこれらの外来性病原菌を殺す際に活性酸素を使ったりすると腸壁が傷ついてしまうので、そんな時は腸内細菌が抗酸化酵素を出してくれて腸内が活性酸素だらけにならないように調整してくれている。ほんと多大なる働きをもつのが腸内細菌なのである。植物性乳酸菌を含む豆乳ヨーグルトを摂取すると、腸内常在菌が賦活され、これらの働きのすべてが円滑に進む。大豆イソフラボンは腸内でエクオールと呼ばれる強力な抗ガン物質に変換される。納豆や味噌や豆腐や醤油を常食する日本人はその昔はガンなどには罹患しなかったのだ。活性酸素が大発生する内部被曝に、大豆イソフラボンが果たす役割は大きい。私も毎朝必ず納豆と味噌汁を食べてきたし、植物性乳酸菌たっぷりのぬか漬けも毎朝頂いている。

内部被曝を防御する方法はそれほど難しくない、というか、基本的な事を守るしかない。内部被曝に苦しむ患者に寄り添って生きてきた希有な医師・肥田舜太郎先生も、よく噛んで食べよ、昔ながらの食事、ミネラルのサイクルを促進、と基本的なアドバイスをなさっていた。そして規則正しい生活を心がけ、疲れをためないようにし、免疫力を保つようにしなさい、と仰っておられた。至極まっとうな対策と私も感じ入りました。

徒党を組んでどうこうというタチではないので、今後もただ独りで内部被曝を防御する医療を追及します。ついて来る者があろうがなかろうが関係ないっす。ようは自分が興味ある限りは追及するってだけ。気や経絡だけで通用する世界ではもうない。放射性同位元素は私たちの命のもと、ATPを産生してくれるもっとも重要な仲間であるミトコンドリアを壊滅に追い込みます。劣化ウラン弾症候群で帰還米兵が苦しみ出したのは帰国後2年を経過してから。今まさにフクイチ・クライシスの始まりかもしれないのです。ウランは確実に飛び散ったし、プルトニウムも大量に飛散したとみて間違いないでしょう。寝言に惑わされずに養生に徹しましょう!

スポンサーサイト

2013.05.31 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2013/05/31 (金) 14:15:59 | | # [ 編集 ]

ラスト・サムライ

黒澤映画「七人の侍」のサムライ大将の勘兵衛が後の女房役である五郎兵衛を見いだした瞬間の気持ちはきっとこんな気持ちかな、なんて映画見てない人にはわからん例えですが(笑)まあ早い話しがとても嬉しい気分でいっぱいです。ご訪問まことにありがとうございます。同業者というか医療系というくくりをさせて頂いてもいいかと存じますが、311後の忸怩たる思いを共有できる先輩の登場に欣喜雀躍しております。ここからが正念場でしょうか。日本の医学界の底力をどれだけ見せられるか?そのキモは未病治の主役である普通の人々を覚醒に導くことと確信しています。その一助になるように今後も無い知恵を絞り情報発信に努めます。何か間違いや至らない点がありましたら何なりとご指摘下さいませ。将来は良きライバルであり真の同士ですね。和方医学の復興、そして日本民族の存亡をかけた闘いには、七人でもまだまだ足りませんし(笑)こちらこそ今後ともよろしくお願いします。

2013/05/31 (金) 20:15:50 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

こんな状況なのに

養生法の先生に心強い同志現る、にわくわくしてしまいました(^-^)
碩学の対話から何が導き出されるのか 読者としてわたしも嬉しいです。
まだまだ過去記事の半分も辿れていないですが愛読ブログ、太鼓判です。ありがとうございます

2013/05/31 (金) 22:18:36 | URL | マツダマツコ #- [ 編集 ]

どなた様も必読よ!

311後に知って、多くの示唆を受けた米の反核の核物理学者アーネスト・J・スターングラス博士のインタビュー記事です。

http://www.e22.com/atom/page08.htm

何度読んでも勉強になります。私は現在は浜岡原発の風下20キロ圏内に在住していますが、22歳までは焼津市に住んでいました。こちらは40〜50キロ圏内か。いずれにしろ低線量被曝地帯であったわけで、つまり慢性的な内部被曝を311勃発前に充分に体験していたということになります。米研究者のJ.M.グールドによれば原子炉を中心に直径160キロ円内には原発の通常運転により排気される放射性希ガスが降り注いでいるとのこと。戦後のガン急増、不妊症の増大、認知症の激増などはすべて原発の吐き出した放射性物質という猛毒が人々の体内に侵入したせい、つまりは内部被曝のせいと言えます。安全でクリーン?なわけはねぇっ!!!ということでどなた様もスターングラス博士のインタビュー記事は必読です。ああ、それから、今ちょいと免疫に関して新たな発想が生まれてきてます。やっぱ腸内細菌と免疫はモノスゴク深い関わりがある。だってNK細胞をはじめとする免疫細胞の70%が腸内細菌の力を借りて産生されているんだし、合成酵素、代謝酵素、解毒酵素などの酵素を3000種も産生するのも腸内細菌だし、セロトニンやドーパミンの前駆物質も産生しているしね。で内外被曝すると腸内細菌が死滅する→免疫細胞の産生能力が低下→免疫不能→癌をはじめあらゆる疾患の増加→医療費38.4兆円、の医療利権にとっては打ち出の小槌のスパイラルの完成。ということで発酵食品を摂取して常在性の腸内細菌を賦活し続けるのは何よりの免疫強化養生法。で、いつになったら創世記を再開するんでしょうか?(笑)

2013/06/01 (土) 01:49:41 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

さらに足を引っ張る...

おはようございます。わたしも生まれは滋賀県北部。小学高学年~中学生のころ福井県の原発が続々と。高校出てからは京都に暮らし始めましたが、もともと40~50キロ圏、その後80キロ圏くらいかなと。日常的なおもらしは311後 勉強するまで知りませんでした。でもその「微量」ていう説明に騙されてたなあ。
スターングラス博士のこのインタビュー記事は初見です。だいじに周りに伝えたいと思います。(さっそく印刷!)
腸や皮膚を大事に。これも知り合いに伝え続けます。邪魔ばかりしてすみません。

2013/06/01 (土) 10:20:44 | URL | マツダマツコ #- [ 編集 ]

マツダさん、いつも大歓迎っすよ!

いつでもどんなコメでもオールオッケーですので、気にせずにジャンジャンどうぞ(笑)脱原発運動のキモというか再稼働阻止の急所こそが原発の通常運転による放射能拡散というリアルな犯罪。これが1億2000万人の日本人全員に認知されたら、絶対に原発再稼働など出来はしない。だからこそ今まで一切この事は伏されてきたとも言える。そしてこの通常運転による内部被曝こそが日本を病人国家に追いやった張本人なのですが、それに気付く医療者があまりに少なかった。原発周囲の病院関係者や医療者はみなタブーと知りつつもそのリアルな現実に直面している。例えば乳児死亡率の高さ、自閉症や障害児の多さ、不妊症の多さ、小児癌や他のガン、心臓病などは顕著に他地区と比べれば多いはず。疫学的な調査をすれば一発でわかるが、絶対にそんな調査はしない。つうことで、今なんだかプルトニウムと対決しなければならない、という啓示が来ているのでそのへんをまた記事にします。ホント身震いするようなイヤな予感がする。もう2年が過ぎた。正念場って感じ。

2013/06/01 (土) 20:31:56 | URL | 養生法の探求 #- [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

kouhakudou

Author:kouhakudou
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR