いち

指圧中に何かはわからないが指先にうごめきを感じて、その動きがまるで生き物のようにその者の全身へと広がるのを経験したのは、もうかれこれ20年も前の出来事である。それからずっとこの指先のうごめきを追って生きてきた。これが東洋医学がいうところの気なのかどうか?では気と仮定するとして科学的にはどんな言葉に還元できるのか?今の時代は科学の時代なのであり、科学用語に変換できなければ万人を納得させることはできない。だからどんな用語が適用できるのかずっと思案してきた。

磁気、音波、電気、この3つの物理力は気を表すには極めて自然であるので、この三者についてはすでに本ブログで何度も触れている。中国科学院の見解では気とは粒子性と波動性をもった量子系のエネルギーという仮説が提示されている。これも手の内の感覚とよくマッチした表現である。最近一番気に入っているのは気とはプラズマである、という見解だ。これは勝手に今わたしがそう思っているだけなのであるが、どうもプラズマのなりふりと私がこの20年余のあいだ指先で触知してきた気の実相はよく似ている気がするのである。

無から有が生み出される、とよく言うのだが、実際は無ではなく全一、つまり有の極まった状態を無と表現していると感じる。この有の充溢という高エネルギー状態こそがプラズマという状態なのではなかろうか。万物を生みだす易経の一とはプラズマを指し、一は二を生ずる、の二とは音波、磁気、電気、であり、二は三を生ずる、の三とは物体を含むすべての事象を指すのかもしれないと易経の読み替えを行った次第である。東洋医学にまつわる迷信めいたエネルギーの気という漢字が表現するその本体とはプラズマという宇宙創世のエネルギー。この宇宙はプラズマという一なる原初的エネルギーにより生かされ動かされている。

私の指先で、鍼先で、温灸の照射先で、日夜プラズマが回転し渦巻きラセンを描き宇宙創生の自己組織化を成していた。その体内で発生したカミナリは細胞を共鳴共振させ変性した細胞をアポトーシス誘導し消滅させ、あらたな細胞を生みだしてきた。医療とはプラズマ領域に働きかけることなのだ。自然治癒力とはプラズマ力のことをいうのだろう。まだまだ未完成であるがいつかプラズマ東洋医学論を展開してみたい。今の段階ではこのぐらいが限度である。

さて、今日はどんなプラズマ現象に巡り会うだろうか。一なる宇宙との邂逅はエキサイティングである。

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2013.03.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

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