三里に灸すうるより松島の月まづ心にかかりて

戦後になり無粋な原発がボコボコと建てられて日本の美しい海岸線が小汚い原発由来の放射能によって汚染されて原子炉を起点に半径80キロの風下にはフォールアウトという死の灰であるクリプトン85、キセノン、ヨウ素などの希ガスのたぐいがまき散らされクリプトン85は半減期が10年であり人体に侵入すると肺や卵巣に蓄積するがゆえに日本の女性の不妊化がすすみ卵巣膿腫や子宮頸ガンをはじめ産婦人科疾患が増加し、あわせて肺ガンをはじめとする肺機能の後退による感染症にかかりやすい体質が培われ心疾患も増大する事態が引き起こされてきたのである。ただお湯を沸かすためだけにウランなる地下資源を使う野暮なインチキ発電は実は病人を量産するトンデモナイ仕掛けでもあったのだ。このインチキ発電をまだ続けたいとか抜かす経団連の爺さんたちはそんなに好きなら燃料棒でもくわえてくれよ。低レベル放射性廃棄物が入った黄色いドラム缶だってもう何十万本も敷地内に保管しているんだろ。それも含めてその溜まった廃棄物をどうすんだよ?どこにももっていきようがないし簡単には無毒化できないんだろ?アタマ大丈夫かい?なんで先にその高レベル放射性廃棄物という燃やせないゴミの解決法を編み出してから原発を始めなかったのかね?まったくわけがわからんインチキ発電だぜ!いやこんなバカバカしい発電装置なんかに悩まされるくらい馬鹿馬鹿しいことはない(同意反復だ 笑 胃潰瘍の原因は胃が潰瘍を起こしているってのと一緒? 笑)はなっからなくていいもので我々は悩んでいるのである。ほんとくだらないしバカバカしい。

それでHSPばなしの続きなんだけど、このタンパク質の一生を介添えするシャペロン物質は生命誕生からずっと地球の生命体を生かそうと導いてきた影の功労者であるのであるがまだまだまったく一般化していないし知る人ぞ知る物質である。そしてこのヒートショックプロテインの真の威力を認識することは昨今の放射能禍による健康被害を未然に予防するうえでもまたとない強い味方となると今確信している次第である。ヒートショックプロテインという名称によって熱によって分泌されるというイメージに引っ張られてしまうのであるが、ようは熱を含めて痛みなどによる障害や、放射線による被曝損傷、圧力によるタンパク質の変形など物理的なストレッサーに身体がさらされて体内を構成している筋肉や皮膚などの構造タンパクやホルモンや酵素や神経伝達物質などの機能タンパクが損傷した場合にそれを修復して元どおりにタンパク質を直して恒常性を維持するために分泌される「ストレス防御タンパク質」なのである。免疫以前のプレ免疫の役目を担っている物質とも言えるだろうか。免疫は各種の免疫細胞が担うのであるが、それよりも低分子の世界でコツコツと体内を正常に維持するために働く物質がHSPなのだろう。

このHSPという物質は細胞質を浄化する機構であるオートファジーという分野でも重要な役目をこなしている。オートファジーもまた耳慣れない分野と思われるがいずれ注目されてくる領域だろうから覚えておいて損はない。細胞質はタンパク質を中心に栄養物質の宝庫でありその中には細胞内小器官というミトコンドリアや小胞体などの器官が浮いている。そして代謝が行われればその細胞質というドロドロの海は汚れるのが必定なのであるがこの汚れをちゃんと処理してキレイに維持する機構が存在するのである。これがオートファジーというシステムでありサイトゾル(細胞質)にたまった乳酸タンパク質などの凝り物質もオート(自分で)ファジー(食べる)によって突然に出現する二重膜のボールにくるまれてリソソームという細胞内消化器と融合した末にアミノ酸に分解されて再利用されるのである。つまりサイトゾル内は常にオートファジーによってクリーンかつフレッシュに保たれていると細胞は健康なのである。

それで①マクロオートファジーというのが細胞内小器官であるミトコンドリアも小胞体もサイトゾルもすべて区別なく二重膜でくるんで分解浄化するなんでも丸のみタイプであり、②ミクロオートファジーはリソソームという分解酵素を含む小さな風船のような物体がその膜でサイトゾルをつまむようにくるみそれを内部に飲み込むことで飲み込んだサイトゾルを分解するちょい飲みタイプであり、③シャペロン介在性オートファジーというシャペロン分子を使って特異的にあるタンパク質を識別し選択的に分解浄化するタイプがHSPと関連する選択的シャペロンタイプである。

つまりHSPを分泌促進することはシャペロン介在性オートファジーを起動することであり細胞内が浄化されクリーニングされフレッシュになることを促進するのである。実はガンやパーキンソン症候群は細胞内のオートファジーがうまく機能していないことに原因する疾患ではないかと推測されている。それはそうだろうと私も思うのである。細胞内にゴミのようなタンパク質が蓄積して細胞内ゴミ屋敷状態になれば細胞内小器官は機能不全になる。ミトコンドリアが機能不全になれば解糖系が亢進するのだから癌化の引き金になるし、脳細胞や神経細胞は細胞自体をリモデリングするのではなく細胞内を浄化するオートファジーによって細胞内のみをリニューアルすることでその質を維持しているのであるからオートファジー不全は脳神経細胞にとっては致命的な事態となりパーキンソン症候群や認知症の発症を誘発するに足る原因となると予測できる。癌とパーキンソンの方々の凝りは実に良く似ているのだ。オートファジー不全になり代謝が滞った細胞質になるとこのような堅い身体になる、と教えてくれる患者さんに私は何人か遭遇している。

これらの事象からHSPを分泌促進する灸治療が明治維新までの我が国民の癌や認知症をよく抑制してきたことが予想できるのだ。タイトルのコメントを遺した松尾芭蕉はそのへんを分かっていたから足の三里に灸をすえてから旅に出たのだ。この時代は三里に灸痕がない者とは旅に出るな、とも言われていたのである。養生灸が習慣化していた江戸期とは実はHSPに満ちた医のユートピア期でもあったのだ。

細胞は40億年前にちゃんとゴミの解決法を編み出してから進化しているんだぜ。

ちったぁ我が細胞に学べよ、人間さんよ〜!

スポンサーサイト

2012.10.19 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

kouhakudou

Author:kouhakudou
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR