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日常の奇跡





これも先年末の事だ。

先年末の最後の営業日に常連のOさんが来院した。

いつものように白いダイコンと中が真っ赤の紅芯大根の

御歳暮を持参して。

白い普通のダイコンは一般に馴染みがあるが、

紅芯大根(コウシン)大根は初耳の方も多いだろう。

静波海岸の沿岸は実は大根栽培に適した砂地で、

ここで10年前から新たな作物としてコウシン大根を

最初に手がけたのが、Oさんなのだ。

砂地は夾雑物が少なく、大根の肌がキレイに仕上がる。

そうした地の利を活かしたOさんのコウシン大根も、

大きな桃と言った風情だ。

この白い桃風のコウシン大根は、その名の通り、

切ると、中はぜんぶ鮮やかな赤色。

桃から生まれた桃太郎は出てこないが、

アントシアニンの宝庫、抗酸化物質が飛び出すのだ。

これをただ普通に短冊に切って、

ツナやハムと合わせて、ポン酢やマヨネーズで頂くと、

その華やかな赤色で、いかにもお正月を迎えた気分になる。

それはさておき、Oさんの体は、

海岸で強い風に吹き付けられて、

また大根を洗う機械の番人をして水を浴びたりと、

体が心底、冷えきったことで風邪っぽい感じが抜けず、

体が思うように動かないと難儀して、

年末にたまらずに当院に駆け込んだのだ。

それで、凝りや冷えを対象に鍼をし、

灸をし、指圧をして、いつものように治療をした。

年が明けて昨日にOさんの奥さんが来院して開口一番に、

「ありがとうございました〜!

アレからお父さん、もう元気ピンピンで。

今も絶好調!

年始のご挨拶は今年はできないから、

年末に挨拶回りに行く予定が、

あの体じゃあ行けないかも、

と言っていたのが、

次ぎの日には、もう完全にピンピンになって。

ほんと〜に、良かったです〜」とのことだった。

病院に行っても、たぶん、こういう風には治らない。

テンションが落ちた体のテンションを再起動させる。

そんな芸当は鍼灸指圧の持ち味だ。

新年の仕事もスタートした。

俺的にはべつに何も変わってはいない。

俺的にはいつも、常に、真剣勝負だ。

医療に劇的な奇跡など期待してはいけない。

だが俺の治療院では、奇跡はある意味、

このように日常的な出来事だ。





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2018.01.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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