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「人間、この頭でっかちのサル」2




地球環境の保護、共生社会、

エコロジー、持続可能、ロハス、・・

そんな美しい言葉が近年、よく聞かれる。

たしかに、文明の発展とともに、

公害が頻発し、地球は人間によって汚されてきた。

それはやはり早急に正さねばならない喫緊の課題だ。

ただ、地球に優しく、というキャッチフレーズは、

いつ聞いても、なにかものすごい違和感がある。

そもそもこの主語はいったい誰なのか?

まさかわたしたち人間に地球に優しくしろ、

と言っているのか?

おい、ちょっと、待て。

地球はそもそもこれまで優しかったことはない。

いつもかなり厳しい。

いや、ものすごく厳しい。

気候変動に伴うあらゆる天変地異、

そして地球にいる以上、常に負荷される地球重力という重み。

人間が地球に生きていくことは、とても厳しい。

地球に人間が優しくされたことはない。

だから、言ってはなんだか、

人間が例え地球に優しくしても、

地球が優しさで応えてくれることは絶対にない。

また、いきなり地震や津波や噴火や台風や、

あらゆる災厄を人間にふっかけてくるのが地球だ。

いい加減に、この地球に優しくキャンペーン、

止めようよ。

地球に優しく、じゃあない!

自分に優しく、人間に優しく。

これが正しい言葉遣いだ。

環境保護をなぜしなければならないか?

それは自分たちがそこで快適な生活を営むためだ。

つまりエゴ、自分さえ良ければいいという人間の論理だ。

そこにはエコロジーも、地球に優しくも、まったく関係ない。

自分たちの生活環境を自分たちで整えるというだけのこと。

それを偽善的な地球に優しく、エコロジーとやりだすから、

はなしがこんがらがって、わけがわからなくなるのだ。

地球は人間のやってることなんか、知ったこっちゃない。

何億年というスケールで、地殻を動かし、

五大陸がアメ細工のようにまたひとつになり、

また分裂するを繰り返す。

そんな折りには、プレートのひずみが隆起し、

マグマが噴出して、巨大な山脈を生み出すことは

日常茶飯事だ。

そんな地球のどでかい動きのなかでの人間社会の営みなど、

地球の動きにとっては微々たるノイズだ。

人間は頭でっかちのサルだから、

うっかり自分たちを主体にして考えてしまう。

たしかにそうした傾向が効を奏し、

自信満々に文明を築き、霊長類と自称し、

今や地球生命界の覇者と言った風情だ。

だが、そんな頭でっかちのサル思考では、

地球には負けてしまう。

地球は私たちの恩人であるとともに、

私たちを皆殺しにするテロリストなのだ。

地震や津波など地球にとってはほんの小さな咳払いか、

くしゃみ、アクビ、おなら、程度の動きだ。

だが、そんな地球のおなら程度で、

わたしたちの生活圏は木っ端みじんに破壊され、

いちどに何千人、ヘタをすると何万人もの命が失われる。

これを地球のテロと呼ばずして、なんと呼ぶ。

清く正しい論壇の正論においては、

地球や自然を神の如くに崇拝する思潮は根強く、

近年のエコロジー・ブームでますます、

自然崇拝の思想が勢いを増している。

でも、俺はいつも何か違う、という違和感があった。

とくに、地球に優しく、といキャッチフレーズを聞くと、

なんだか異様に腹立たしいようなそんな気がいつもしていた。

ようやくその理由が見えてきた。

頭でっかちのサルは頭でっかちゆえに知恵を発達させた。

それはいいことだが、時々、自分に酔いしれて、

道を間違う。

地球や自然のことなんか気にしなくていい。

そうではなく、自分たちが快適に生き残ることだけを

考えて、それを実行に移す。

人間はそれだけをしていればいいのだ。

もしも自然と共に暮らし、自然のままでいるのが快適ならば、

人間は文明など作らなかったはずだ。

氷河期のド寒い洞窟で、

暖房器具もない、ヒートテックの下着もない、

ダウンベストもない、戸締まりをするドアもない、

ガスコンロもない、湯沸かしもない、

電子レンジもない、

便座ヒート付きのウォシュレットもない、

布団もない、靴下もない、靴もない、

クルマもない、

そんな生活が本当に快適ならば、

人間はいまも暗い洞窟で動物の毛皮を着て、

焚き火で煮炊きし、

日々の食べ物を探すだけのそんな生活をしていただろう。

自然と共に生きるのはとてつもなく厳しい。

だからこそ人間は快適を求めて文明を興したのだ。

そんな歴史的事実を無視して、

自然に還れ、地球に優しく、エコロジーだと?

そんなに自然に還りたければ、そんなことを言っている

論壇の正論識者たちが、そうすればいいじゃないか!

都会の快適な暮らしを享受し、

ヌクヌクと都会暮らしを満喫しているそのクチで、

よくもそんなご都合主義の正論がはけるもんだ。

田舎暮らしに憧れるなんてのも、似たようなもの。

田舎は自然が豊かだが、自然が豊かということは、

厳しい自然との格闘が待っているということだ。

自然農という言葉もあるが、

これもマーケティングの軌道に乗せるような成功例は、

本当に少ないことは、

実際にそれを長年やってきた自然農家の方に聞いた。

その自然農家さんは、昨年、山の田んぼが、

サルの襲撃に遭い、ついに稲作を止めたのだ。

サルだけではない。

ウサギ、イタチ、キツネ、シカ、イノシシ、

あらゆるケモノが、作物を食べに襲ってくるのだ。

それらを防ぐ防御ネットをくぐりぬけ、

またヤツラは畑を食い荒らしていく。

自然という以上は、こいつらケモノたちも、

自然なのだ。

このケモノたちと仲良く手に手を取り合って

共生社会が築けるとでも?

冗談でしょ?

そのくだんの自然農家さんは、

今ではシカやウサギを見ても、

なんにもカワイイと思えない、と言っていた。

カワイイなんて感情は、そういう目に遭っていない

自然の本当の姿を知らない連中が言う言葉だ。

自然にいるケモノは決してカワイイだけでは

済まされないのだ。

地球に優しく、自然と共に。

人間は自然にあってこそ健康だ。

はぁ〜?

ウソも、休み休み、言え、ってぇの!

人間に優しく、文明と共に。

人間は文明にあってこそ健康だ。

こっちがリアル、

本当の正論だ!





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2017.12.18 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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