起き人鍼 11






「オキシトシンの二大効果ー


ひとつは成長と治癒、


もうひとつは社交的能力ー


は、一見、まったく別物のように見える。


だが、大きな視野で見れば、ふたつの効果には


関係があるようだ。


とりわけ哺乳類について顕著だが、


成長し、「分裂」した個体は、


子のそばにいることによって、


子に利益をもたらす。


出産のあと、母親は、他者との交わりに


積極的で、はぐくむ気持ちが強まると


いうだけでなく、子どもとの絆を形成する。


母親は子に乳を飲ませ、温め、毛繕いをし、


いっしょに巣の中で暮らす。


オキシトシンに強化される母子の絆こそ、


種の存続への鍵である。


また、同じ母親から一緒に生まれた子ども同士を


結びつける絆も重要だ。


同一の組織から生まれた細胞がお互いを攻撃することが


あってはならない。そんなことになったら、


その個体全体が危険にさらされる。


それと同じように、ひとつの個体から


生まれた子ども同士は仲良くやらないといけないー


幸い、オキシトシンの効果で、


うまくいくようになっている」


シャスティン・ウヴネース・モベリ 著


瀬尾智子 谷垣暁美 訳


『オキシトシン』 晶文社









オキシトシンの二大効果のひとつである成長と治癒。


成長も治癒も、リラックスした状態で促進される。


つまりひとことで言えば、


オキシトシンとはリラックス・ホルモンなのだ!


オキシトシンの二大効果のもうひとつの


社交的能力の育成も、他者への警戒を解き、


リラックスしなければ実現できない。


リラックスしてうち解けた時、


ひとは他者と本当の意味で交流できる。


鍼灸指圧とはリラックスするための養生法だ。


そのリラックスするための鍼灸指圧で


リラックス・ホルモンのオキシトシンが


大量に分泌されるのは、だから当然なのだ。


究極のリラックスは、気持ちよくなり


寝てしまうこと。


痛いはずの鍼を打たれて、なぜ寝てしまうのか?


それは鍼を打つとオキシトシン値が高まり、


エンドルフィン・システムが起動したからに


他ならない。


イケイケドンドンの近代文明は、前のめりになって


原発を進め、いまどん詰まりだ。


このまま原発再稼働、イケイケドンドンでいけば、


SF映画や漫画で描かれた人類絶滅、地球滅亡の未来が


待っていることは誰の目にも明らかだ。


もう、イケイケドンドン文明は卒業する時期なのだ。


イケイケ文明の次ぎに来るのは、


もちろんオキシトシン文明だ!


成長と治癒、社交的能力の育成、


愛と幸福とリラックスのホルモンが


次世紀の人類文明を築く。





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2017.10.14 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

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