起き人鍼 10





「たとえば親子の愛情には


A10神経を流れるドーパミンが関係している。


ドーパミンは快感を生むだけではなく、


親子を結びつける働きをするホルモンである


オキシトシンを視床下部で分泌させている。


これまでオキシトシンは、出産や授乳のときに


母親の体内で子宮を収縮させたり、


乳汁の射出を促すホルモンだと考えられてきた。


しかし最近では、脳の中でも


神経伝達物質としてはたらき、


他人との信頼を高めたり親密な行動を


産み出す物質だと分かってきた。


ネズミの実験では、家族でまとまって生活する


家族型の個体と、単独の生活を基本とする


単独行動型の個体を比べてみると、


前者は後者のネズミより


オキシトシンの受容体が多い」


山口創 著


『皮膚感覚の不思議』


講談社








オキシトシンという物質はホルモンとして


働くのみならず、脳内の神経伝達物質としての


役目を担う。


こうした体内に産生する分子の機能の二重性、


多重性はよく見られる現象だ。


皮膚は押されるとATPを放出して、


表層から深層へとそのATPがメッセンジャー分子、


つまりホルモンとして働く。


ATPは長らく生理学の世界では、


細胞活動のエネルギー源と考えられきたが、


このようにホルモン、つまり


情報伝達をおこなう機能がある事も


いまでは分かっている。


オキシトシンは他の脳内伝達物質に抑制され、


促進され、それぞれと関連する。


ドーパミン→オキシトシン→エンドルフィン、


こんなリンクが見えてきた。




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2017.10.13 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鍼灸指圧

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