ドラゴン流

昨日に来院した常連さんは、

いま2週間に1回のルーティーンで

我が鍼灸指圧・光伯堂に通っている。

昨日が7回目の治療日だった。

このHさんの主訴は、お孫さんを

抱いて歩こうとすると、

どういうわけか足が前に進まなくなる、

という、いささか風変わりな症状だ。

第1回目の治療時のファーストタッチの感触は、

生きた凝りが死んだ凝りに変じる一歩手前、

つまり死にかけた瀕死の凝りがそこかしこに

みられるかなりヤバイ状態だった。

はっきり言えば、ほぼぜんぶ死んだ凝り。

そんなファーストタッチの感触だったから、

これは随分と寛解してくるまで回数を重ねなければ

ならないだろう、と予後を予測していた。

ところが、ファーストタッチの次ぎの回の

2回目の治療の際に、竜が現れたのだ!

これは、相当にラッキーだ、

と内心、わたしはほくそ笑んだ。

もしかしたら、意外に早く快復してくるかもしれない。

昨日の7回目の治療日にHさんは開口一番に、

「腰回りがものすごく楽になってきた。

うちは山の田舎だから、隣の家が50メートルくらい

離れているんだけど、そこまで行くのにこれまでは、

3回は休まなければ着けなかったのが、

昨日はぜんぜん休まないで、一気に

まったくなんの疲れもなく着いちゃったもん。

それでこのあいだの日曜日にイベントがあって、

そこの駐車場の案内係をやっただけぇが、

一日終わっても、たいして疲れなかった。

だいぶ、良くなってきてるやぁ」

と仰った。

実際に触ってみると、腰にあった棒状の固い死にかけの凝りが、

無くなって、柔らかくなったのが、わかるのだ。

またこの棒状の死にかけの固い凝りは腰だけでなく、

肩甲骨の周囲にも、肩にも、

大腿部の裏にも、あらゆる部位に出現していた。

2回目の治療時に竜が出現した時に、

これらの死にかけの凝りが息を吹き返したのだ!

竜が目覚めて、凝りの中を駆け巡り出すと、

体は急速に快復していく。

Hさんの症状は、まずは10回でどうか、

と予測していたが、7回目でイイ感じに

体が進化しはじめた。

気ナビゲーションを操り、

竜が現れれば、無敵だ!

ある著明な気功師&鍼灸家が東京の鍼灸の研鑽会で

講演した講演録が手元にある。

それはとてつもなく貴重で素晴らしい講演内容だ。

この文献を今回の脳内Xファイル棚卸し祭りでは、

公開できなかったが、べつにとくに理由があったわけではない。

この内容を昨夜、また読み返していたら、

なんとなく自分の今のレベルがそれなりに見えてきた。

自分も進歩していないようにみえても、

実は少しずつ進歩しているようだ。

Hさんに竜が出現するとは、思ってもみなかった。

しかも、それが2回目の治療時の早い時期に

現れるとは。

ドラゴン流・指圧は患者と共に進化する。

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2017.04.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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