竜使い

「私が明観塾の人々や、講演を聞きにきた人達に必ず質問されることは次のことである。「先生はどうして気が分かるようになったのですか」「先生のように気を使って治療していたら疲れてしまいませんか」「邪気にいつも触れていたら体がおかしくなりませんか」ということである。その都度できるだけ丁寧にいろいろな側面から説明している。唯はっきりしていることは「気は頭では理解できない。体で初めて感じられるものである」ということである。東洋の文化は、基本的に身体で感じ取っていくことが基礎となっている」奥平明観著『邪気論 見えない身体への一歩』医道の日本社より




実はこのわたし今村光臣は、

いわゆる修行のような類のメソッドは

これまで一度もやったことがない。

瞑想も坐禅も気功も拳法も太極拳も、

それらのどれも一度もちゃんと習ったことなどない。

では我流でそうしたメソッドをやったか、

と言えば、これもないのだ。

鍼灸学校在籍時の3年生の時に、

私は按摩師・マッサージ師・指圧師の3つの国家資格を

取得していたので、その頃は学校に通いながら、

夜間などに出張治療をやっていた。

そうした早くからの臨床体験がそのまま

修行となったと今思い返す次第だ。

そういえば、出張をやり出した頃に

こんな事があった。

出張先にお邪魔したら、最初の予定とは異なり、

つぎつぎに患者が押し寄せてきて、

お人好しの私は自分の体力も考えずに、

ぜんぶ受けてしまった。

そのせいかどうか、次ぎの日から熱が出た。

また、これは開業してからだが、

やはり自分の体力レベルを越えるほどの仕事が続いたあとに、

突発的な発熱に見舞われた事がある。

これとは別に以前にも話したが、

治療中に身体の真ん中付近が熱くなり玉の汗がしたたり落ちる

人体発火現象とでも呼べる現象にも

創業当時はよく遭遇した。

突然に患者の主訴が乗り移ってくるトランスパーソナルつぼシンクロ現象

については、すでに詳述した。

つまり、こうした経験もまたすべて修行だったと言えるのだ。

気がいつからわかるようになったのか?

わたしの場合はだから鍼灸の学校を卒業して、

鍼師と灸師の国家資格を取得する頃には、

すでに気を把握していたと記憶している。

私がなぜ気功や太極拳を習わなかったかといえば、

それは手の内の問題は手の内で獲得するものだ、

という強い信念があったからだ。

だから、気功や太極拳で感じる気と

私が感じている気は同じではなく別物という

可能性もある。

しかし、この私が感じている気を頼りに、

わたしはこれまでの治療師の仕事を

25年以上続けてきた。

指先で弾けた気は粒子性と波動性を伴って、

患者の体壁筋肉系を躍動し、

やがて光りのミストとなって体外へと飛翔する。

その指先から始まる気の動きは、

伝説の神獣、竜の動きと化す。

竜が出現すると、私はホッとする。

竜が出てくれば、ほぼ100%

その患者の状態は好転するからだ。

邪気が何なのか、私にはわからない。

だから正気が何なのかも知らない。

私にとって気は、単に気だ。

そしてその単なる気が、

私の指先から発したのちに、

竜に変化することが重要なのだ。

私はまるで竜に巡り会うために

治療師になったようだ。

べつにそんな治療師がひとりくらいいても、

なにも困ることはないだろう。

竜使いの治療師。

One & Only な 治療師の全貌が

いま少しづつ明らかになる。

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2017.04.09 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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