降臨

「ソビエトの物理学者セミヨン・キルリアン、バレンティナ・キルリアン夫婦が、髙周波の実験をしている最中に、「内なる体」を発見したのは、1940年代のことである。彼らの装置の電極棒からでた火花が、そのちかくに横たわっていた患者にあたった。それは偶然のできごとであるが、夫婦は、患者の手と電極棒のあいだに写真の感光板をおくことを思いついたのである。現像された感光板にうつっていたものは、手の指の先から報謝する光のすじであり、それは流れでるエネルギーを思わせた。10年をついやしてキルリアン夫婦は研究をつづけ、連続的に発光を観測できる機械も開発した。「今まで経験したこともないような、すばらしい光景であった。手は、たえず動きつづける見事な色で光り、輝き、火花をちらし、きらめきながら変形した・・・それはまるで、巨大なコンピュータが情報を読みとるために、常に調整している映像画面のようであった」という。キルリアン夫婦は次のような結論に達した。この「内なる体(オーラ)」は、生命体の健康状態のあらわれであり、生物的エネルギー圏の基礎である、と。それが健康の状態をあらわすという判断は、二枚の葉のキルリアン写真をとったことからきている。一枚の葉には美しいオーラが写っており、もう一枚の葉のオーラはぼんやりとしていた。前者は正常な植物の葉であり、後者は汚染された植物の葉であることが判明したのである。こうしてキルリアン夫婦は、「内なる体」が独自の電磁場をもったものであり、統合された有機体である、という確信を強めたのであった。ちなみに、オーラ(AURA)とは、A(アトラクション=誘引)、U(ユニズン=調和)、R(リバルション=排斥)、A(アクティベーション=活性化)の頭文字をつらねたものである。オーラの理論によれば、すべての物体は磁気エネルギーの場につつまれているという。その磁場は、物体をとりまく周囲に存在する他のエネルギー相互間の作用を媒介する。この磁気エネルギーの場は、内分泌腺と関連した7種類の光線によって構成されているという」池上正治『気の不思議』講談社現代新書より





スピリチュアルという言葉がトレンドになって随分と経つ。

いったいこのスピリチュアルなるカテゴリーが何を意味するのか、

わたしはまったく知らない。

スピリチュアルを直訳すれば精神的という日本語になるのだろうか。

だとすると、ひとの精神や意識に関するカテゴリーを

扱う部門なのかもしれない。

しかし、一般的には、スピリチュアルブームの最中に

テレビで放映されたオーラのナントカという番組に代表されるような、

霊媒師のようなタレントが教祖のように君臨する、

新手の宗教のようにも感じる。

オーラという本来はまじめな科学用語も、

スピリチュアルブームで消費されて、

随分と尾ひれが付いて、本来の意味から逸脱してしまった。

キルリアン夫婦がもしも、目視で霊媒師が

タレントのオーラを見て、そのタレントのパーソナリティーを

鑑定している姿を見たら、なんと思うだろうか?

オーラという概念はそもそもは、科学の領域の言葉なのだ。

そのことを知って欲しくて、冒頭の文をピックアップした。

これを読むと、まさにオーラもまた、肉体とは異なる

もうひとつのわたしたちの体である目に見えない電磁場エネルギーで

構成されている電磁場ボディの構成要素のひとつである、

ことがわかってくる。

オーラ=気、いや、

オーラ ≒ 気、と言えるのだ、たぶん、ね。

ここのところの記事は光伯堂開業25周年の

引用文ピックアップシリーズと名づけることができる。

引用ははっきり言って、あまり好きではない。

しかし、時には、こうした他者の濃いコンテンツを

貼ることで、記事の構成に遊びを見せるのも御一興、

おもてなしだ。

気とは何なのか?

どうやらおぼろげながらも、なにかが浮かび上がってきたような

気がする。

どうもわたしたちの体は分子レベルの

目で見て触れて実感できるこの肉体と、

それとは別次元の分子レベルを

越えたエネルギーレベル、あるいは分子レベルを

越えた量子レベルの見えざる電磁場ボディの

二つの体がある可能性がある、と言えそうなのだ。

ひとつのこの肉体レベルの体しかないというのが、

これまでの常識的な身体観だ。

そこに今日から未知なる電磁場ボディがドッキングするんだぜ!

なんだかとっても得した気分じゃん!

宝くじにでも当たったような、

いや、そんなチャチなものと比較するのは申し訳ない。

これ、とんでもない世紀の発見だよ!

未知なる電磁場ボディはオーラのような光りのすじを

体の周囲に張り巡らせてコンピュータのように

空間の情報を読み取り、その空間の情報は経絡と

いうルートで電磁場脳へとデータ送信されると、

そこで情報処理がおこなわれる。

オーラの光りはツボと呼ばれる体表のポイントから発せられる。

ツボも経絡も解剖学的に捉えることはできない。

それは当然なのだ。

なぜならツボも経絡も電磁場ボディに存在するからだ。

電磁場ボディはこの肉体ボディにピッタリとかぶさっている。

つまり肉体ボディは電磁場ボディのスーツを着ているのと同じだ。

どんなに目をこらしても、死体を解剖しても、

ツボも経絡も発見できない。だからツボも経絡もない、

と短絡的に通説のみを信じるのが一般人99.9%だ。

しかし、現にツボや経絡というツールを利用して、

様々な症状や疾患が快癒しているのだ。

2000年以上ものあいだずっと!

それで、そのツボや経絡を利用した東洋医学の治効メカニズムは、

たしかに分子レベルの今の生理学用語や科学用語を

駆使すれば、説明できる事はできる。

しかし、そんな科学用語でむりやりに説得せずとも、

もしも、この肉体レベルと電磁場レベルの

二つの身体観が常識になれば、そんな無駄な科学的な説明も

しなくても良くなるかもしれないのだ。

私はこれまではどちらかというと、

東洋医学の治効メカニズムを説明するために、

徹底的に分子レベルの科学的説明にこだわってきた。

このブログの過去記事はそんな膨大な科学的記述で溢れている。

しかし、それはあくまで現代人のレベルに合わせた

わたしなりのむりやりのおもてなし精神だったのだ。

鍼灸指圧師になってかれこれ26年。

その間に体験した経験知は、

わたしにヒトの体には肉体レベルと

もうひとつの電磁場レベルの

二つの体がある、というデュアル身体観をもたらした。

東洋医学はなぜ効くのか?

それは『時空とつながる電磁場ボディを操ることができる』からだ。

これが次世紀の東洋医学の治効メカニズムのスタンダードとなる!

頭上の空間からこんな啓示が今朝は降臨した。

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2017.04.02 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

コメント

一意、真剣に肉体を見続けた者ならば、
そこに作用を及ぼす影の存在を観じずにはおれんもんです。
我々は皆、転倒の極み、逆立ちの天才。
実はこちらが本体で肉体が影なのですが。
爆笑
それを何と呼んでも構わない。
幽体と呼ぶならば、
先賢達による幽体解剖学は
既に集大成されております。
この体験智が豊富にあっても、
口一文字に粛々と治療にあたる医療従事者
も多々あろうかと。
なんせ、周りは逆立ち者だらけ。爆笑
ですから、
先生のようなアプローチが大変重要になってきます。
自ら体験する、出来る、能力と
これを整合性をもって論理的に語る能力は別物であります。
先生は、
ここがハイブリッド、デュアルもんだから。笑








2017/04/02 (日) 09:24:17 | URL | 陣中見舞い #- [ 編集 ]

まさに明在系という影の存在の肉体を主とみなす逆立ち学者の世界ですからね。

暗在系の本当の主である電磁場ボディの存在が鋳型となって分子レベルを導かなければ、

分子がバラバラになって肉体レベルは構造化できない。

そんな当たり前の事も常識にならない。

ほんとはアタシもこれまでやってきたけど、

科学用語オンリーで分子レベルの講座なんか開きたくない。

だって、通常は気の世界しか見ていない、見えないわけだから。

でもね、科学真理教の現代では、科学の用語で説明しないと、ガリレオよろしく火炙りに遭う。

それに科学で語るってのは、実はものすごく荒っぽくて、乱暴で無粋で野暮の極み。

でも普通は、科学用語で説明すると、なんだかとっても高度と逆立ち君は錯覚する。

それ錯覚だから(笑)

気なる幽玄の世界は幽玄な文学的な表現こそが、ふさわしい。

中世日本の鍼術指南書のようにね。

しかし、その幽玄をストレートにやると、ウサンクサイの大合唱。

だから、なんども言うけど、科学の方がよっぽど胡散臭いってぇの!

陣の兄ぃ、アタシは、ほんとは、もっともっとぶちまけたい。

でも必死に抑えて上品な方向へ向けようと、

こんなに頑張ってます(笑)

2017/04/02 (日) 10:54:57 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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