ドラゴン・エフェクト

いわゆる気(き)についてこれまでに

わかってきたことは、気功師と被術者の

脳波が同調する脳波同調現象が起こること。

そして科学的な観測機械で捉えた気の特質としては、

①脈動する赤外線輻射
②変動する生体磁場
③16ヘルツ以下の超低周波
④イオン流
⑤フォトンなどの微粒子
⑥静電気&動電気

とされる。

鍼灸指圧師として気とは何かについてストレートに語ること。

治療院を開業して25年を機にこの命題に挑んでみたい。



私が活きた凝りに指圧をしていると、

指圧治療が佳境に至ると、

その凝りから脈動がスタートする。

その凝りから始まった脈動は、全身へと波及する。

その全身へと波及する脈動のさまは、さざ波の

ようであり、またなにか鉄砲の玉がはじけて

飛んでいくようでもある。



江戸末期の盲目の鍼医、葦原検校はその著『鍼道発秘』の

なかで、鍼治療中に鍼に感じる気の動きを、

「サカナやスッポンが釣り針にヒットした当たり。

鳥を打つための鉄砲が発砲した時の衝撃」と記述している。

わたしはこの葦原検校の気の感触を表現した一文を

はじめて目にした時、「やったぁ〜!

俺が感じているものと同じものを感じていた人間がいたんだぁ〜!」と、

狂喜乱舞した事は言うまでもない。



気とは何かがヒットして伝播する動きだ。

このヒットと伝播、が気を解読するカギとなった。

実は気を分子レベルの現象と捉えるには、

いささかマクロ過ぎるのだ。

分子レベルは、もちろん小さいがそれなりに大きさがある世界だ。

大きさがあるということは、重いということで、

瞬間的な動きには向かないし、

大きさを動かすには大きな力が必要となる。

大きさを運ぶなんらかの媒体も必須だ。

気の動きは瞬間的で粒子性と波動性を兼ね備えている。

この瞬間的で粒子性と波動性を兼ね備えた動きは、

大きさと重さがある分子レベルの世界では成し得ない。

とすると、さらに極小の量子レベルが視野に入ってきた。



量子は分子レベルよりもさらに小さい世界の話だ。

量子の動きの特徴は粒子性と波動性で私が捉えた気の動きと

ピッタリとマッチする。

そしてその量子の動きは分子レベルとは異なり、

瞬間的でランダムとされる。



江戸末期に一日に多い日は百人を越す患者を治療して、

治せぬ患者は、ほとんどいない、とまで豪語した

名医であった葦原検校。

その彼が感得した気の感触と、

約190年後の現代のまったく無名の鍼灸指圧師の感性が、

ここで火花を散らしスパークしたのだ。

気とは分子レベルよりもさらに極微の量子レベルの何か、

ではないのか?



「生物が示す一貫性の水準がたいへんに高いことから、
生命体のなかで量子論的な過程が起こっているのではないかと推測される。
たとえば、生命体はひじょうに低周波の電磁波や、
最高性能の装置でなければ測定できないような微弱な磁場に反応する。
だが、分子の大きさよりも小さな輻射が分子の集合体に影響を
及ぼすことは、その集合体をなす多数の分子どうしがきわめて高い
一貫性をもって相関していなければありえない。
このような結びつきは、量子論的な過程が生命体の
生化学過程を補っていてはじめて可能である。
生命体は、いくつかの意味において
『巨視的な量子系』であると考えられそうだ」
アーヴィン・ラズロ著 吉田三知世訳『叡智の海・宇宙』日本教文社より




ヒトの意識活動も、もしかしたら量子論的な現象ではないだろうか?

だとすれば、それなりに符号が合う。

気功師と被術者の脳波が同調する時、それは量子的な意識が

伝播し合い共鳴したからと分析できてくる。

私が開業当初に悩まされた二つの特異的な生理現象の

人体発火現象とトランスパーソナル現象。

量子レベルで私の身心と患者の身心は呼応し共鳴したのかもしれない。



活きた凝りが指圧で変容する時に発生するDLS現象。

DLS現象に特徴的な動きこそ粒子性と波動性の量子的な動きだ。

また鍼治療中の発光現象は、量子跳躍( quantum jump )と呼ばれる

物理現象に伴う光りの放出になぞらえる事が可能かもしれない。




本稿を概括するならば気とは量子レベルの何かだ、と

いう結論に達する。

いや、結論は取りあえず、まだ出さない方がいいだろう。

気については、まだまだ先走りした結論は差し控えた方がいい。

あくまで現時点で言えることは、

このくらい、ということだ。



気がいったい何なのか。

それはまだ完全にはわからない。

しかし、活きた凝りが鍼灸指圧の「ATP⇔ADPのゆらぎ」の

なかで溶解し変容する時、そこに出現するDLS現象と、

それに連なる発光現象は、まさに量子の跳躍と呼ぶに

ふさわしい現象なのだ。



クォンタム・ジャンプと共に歩んだ25年。

活きた凝りの竜は粒子性と波動性を伴い

量子の光りとなって

天空へ飛翔する。



ドラゴン・エフェクト。

活きた凝りは竜となり光りとなる。

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2017.03.25 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

コメント

脳波の同調

ハリィ~♪今村さんの集大成!読んでるだけで
なんか、もう、わくわくします。
続きが楽しみです。

以前、デュオをする音楽家同士の脳波が同調しているという
記事を見て、おぉーって思いました。

「[転載] デュオ演奏しているミュージシャンは脳波もシンクロする!」
http://blogs.yahoo.co.jp/amigoplaza/63696787.html

授乳中の母子の脳波も同調しているそうです。

能力のある鍼灸指圧師と患者が同調するのは、押して知るべし。。。

互いのエネルギーが共振・共鳴・同調するのでしょう。

ミクロからマクロまで、目に見えない精妙な次元から、
目に見える物質的次元を超えて。。。
それが、自然の法則。

ただ、今の人間社会は、自然との共鳴を忘れてしまって
いることが多いから・・・不調をきたし、そのまま放置したら、
病気になってしまうんですよね。

「アメーバ」
http://blogs.yahoo.co.jp/shihihaida/7798045.html

「共鳴・・・」
http://blogs.yahoo.co.jp/shihihaida/9998043.html

「細胞間コミュニケーション」
http://blogs.yahoo.co.jp/shihihaida/11066782.html

「宇宙交響楽」
http://blogs.yahoo.co.jp/shihihaida/8409261.html

リンクいっぱいして、すみません。

4908
9278

2017/03/25 (土) 18:15:16 | URL | ひろみ #3USpdlJ2 [ 編集 ]

ある鍼灸師&気功師が言うには、

中国には「場の治療」があるとか。

経絡人形を前にして車座に集まった患者たち。

術者はその経絡人形に気を浴びせる。

すると、そこに集まった患者のそれぞれの主訴が、

勝手に治っていくと。

一即全。

量子的治療とは、恐らくはこんな世界なのかもしれません。

よく仏像とかキリスト像には光背が描かれる。

あれはもしかしたら量子跳躍の光りかもしれない。

ヒトという存在は物体としては分子レベルの集合体。

でもその分子は量子の集合体。

ならばヒトは量子でもあり分子でもある、と言えるだろう。

バイブレーショナル・メディスンの夜明けは、まだ遠い。

しかし、誰かがパイオニアになって推進しなければならない。

東洋医学は実は量子医学だった?

つまり、ようやく現代科学が東洋医学に追いついてきたのだ!

東洋医学の真価がこれまで未解明だったのは当たり前だったのだ。

なぜなら、科学が遅れていたからだ。

ひろみさん、リンクはどれだけ貼ってもかまいませんよ。

あと、なにを書いても自由です。

いつでしたか、マッサージで筋ミトコンドリアが増えるエビデンスの記事を、

ひろみさんは私に教えてくださいました。

あの情報は本当にピカイチに素晴らしく役に立った。

その恩返しのつもりで、これからも刺激的な記事にチャレンジしていきます。

2017/03/25 (土) 20:51:52 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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