ドラゴン祭り

TDL は 東京ディズニーランド。

DLS は 竜のような流れ。

TDLと聞いてディズニーランドがパッと思い浮かぶ

99.9%の一般国民が、

いつの日にか、DLSと聞いて、

瞬時に、ああ、それは凝りの中に潜む竜の動きの略だな、

と思えるまで、わたしの言説の闘いは続くであろう。

はるかなる道だ(笑)

ヒトの皮膚は押されることで皮膚表層から

ATPが放出される。

この皮膚表層で押されて放出されたATPは、

皮膚深層に到達してホルモンとして機能する。

皮膚はATPをホルモンとして活用しているのだ。

その皮膚ATPホルモンの役割がいったい何なのか、

については本当のところよくわからない。

しかし、ATPがもともとはエネルギーとして扱われていた

ことからすれば、何らかの危機回避、ストレス防御のために

ATPが放出されたと考えても不思議ではない。

皮膚が押されるということは、言ってみれば

ひとつの外部環境からのストレスだ。

正確に言えばストレス(歪み)を生じさせる因子の

ストレッサー刺激だ。

押すというストレッサー刺激によって、皮膚や筋肉や血管の

タンパク質で出来た構造が歪み、傷つき、変性する危険性が出た。

そのタンパク質が変性した時のために、あらかじめATPを

放出しておくことで、もしも本当に傷つき歪んだ変性タンパク質が

出たら、このATPを使って速やかに修復作業に入ることができる。

こうした前向き制御(フィード・フォワード)機構が

皮膚を押すことで放出されるATPの真の役割だろうと、

わたしは推定している。

皮膚を押すことで放出されるATPは

つまりは皮膚内で皮膚細胞たちが、

「いま、牧之原市の光伯堂という鍼灸院で、

なんだか一風変わった治療師が、

なんだか特殊な押し方で指圧してるぜ」

とお喋りを始めている証拠なのだ。

ホルモンとは分子言語であり、

細胞間の言葉のことで、細胞はホルモンという言語を

駆使して、細胞内のホメオスタシスをコントロールする。

皮膚は押されることでATPというホルモンを使って、

会話を始めるのだ。

だから鍼灸指圧をしていると、皮膚はATPという分子言語を

使って、もうやかましいほどにお喋りをするのだ。

恐らくはそんな皮膚のうるさい程のATPのお喋りが

キッカケになって、凝りの中の竜は目を覚ますのかもしれない。

ただ漠然と同じリズムで指圧をしていても、

竜にはお目にかかれない。

時々、変則的に驚くような長押しをしてやる。

そうすることで、どういうわけか患者は眠りにつく。

患者の意識が随意から不随意に移行すると、

DLSが姿を現すのだ。

指圧と言えば、ただ指で押すだけ。

一般国民の99.9%は、この認識しかない。

そして、だから、指圧なんかたいした手技でも、

たいした職業でもない、と勝手に思いこんでいる。

下手をすると鍼灸師だって、

同じように思いこんでいる節がある。

鍼灸は道具を使うから指圧よりも高度だ、と。

指圧はいっさいの道具を使わず、

ただ指だけでおこなう術だ。

ちょいと真似すれば見よう見まねでシロウトでも

できる、手軽な療法だ。

これが世間一般の指圧に対するイメージの典型だ。

フンッ、冗談じゃあないってぇ〜のっ!

やってみりゃあ、わかるって。

指圧だけを一日中、8時間、やってみろって。

シロウトに、そんなことは、できっこない。

だいいち指が10分と持たないって。

こっちは25年以上も指圧をしてきてるんだぜ。

それも術として、業としてだ。

だからこそ、俺が今ここに記している指圧の世界は、

読む価値があるんだよ。

指圧を通して私は医学の正規の教科書で学ぶものとは

違うナニカが命のなかに潜んでいることを教えられた。

そのナニカは実に不思議な、まるでファンタジーのような世界だ。

しかしファンタジーと異なるのは、それが作り話ではなく、

まったくの、リアルな現象ということだ。

DLSは空想でも作り話でもない。

臨床上に立ち上がるウソ偽りのないホントウの世界、

動き、流れだ。

ヒトの体壁筋肉系とは私にとって

ディズニーランドよりもおもしろい

ドラゴン祭りのテーマパークだ。

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2017.03.21 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

コメント

龍の如く

あっ、これだとゲームか漫画のタイトルチックになりますね。
DLS でなければサマになりません。

体得された真実を包み隠さず、当人ならではの感覚を噛み砕だき紡ぐ言葉の力強さに此方も背筋をシャンとして読まねばなりません。(無理にピンとのばすとそこらの施術みたいに身体の流れが止りますね笑)
オンリーワンの記事をありがとうございます。

2017/03/21 (火) 22:30:34 | URL | 見習い①号 #- [ 編集 ]

たしかに。


ちょっと前に閉店してしまったウチの地元の書店で、

その「龍の如く」みたいなタイトルのゲームの宣伝を、

お店の玄関付近のディスプレイでよく、やってました。

あの音量がやたらとうるさくて、またそのお店の中も、

そこら中で音楽やらゲームやらの音がうるさかった。

あそこにいると頭がおかしくなりそうだった(笑)

あの大音量が閉店の原因じゃね?

最近は、スーパーなんかも、特売の口上とか、ほんとうるさいね(笑)

アレは格闘系のゲーム?ですかね。

まるっきりそういう分野には縁遠いタチなんですが、

こうした既存の物品名と自分オリジナルの用語が、

かぶらないようには、気をつけているつもりです。

かぶらないと言えば、既存の東洋医学の用語とも、もちろん。

既存の用語を盲信すると、そのままを直視する目が曇る。

見習い①号さん、わたしの記事の趣旨、主意をストライクに捉えていただきまして、

いやはや、たいへんに嬉しく思っております。

いつもこんなブログを読んでくださり、

まことにありがとうございます!

2017/03/22 (水) 04:32:57 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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