ツールがルーツ 8

鍼灸指圧はビンテージデニムの味わい。

日本の鍼灸指圧は明治維新の際に、

国の医学から民間の医学へと格落ちさせられた。

そのときに日本の1500年近く続いた伝統的な

鍼灸指圧の系譜は断たれ、

伝統は、そこで終わったのだ。

だから明治維新から今までの、ここ130年の

日本の鍼灸指圧界は、すでに新しい時代の

鍼灸指圧に、はからずもなってしまったといえる。

それがイイとか悪いとか、今さら言っても

しょうがないことだ。

さて、日本の鍼灸指圧の歴史が

いま新たな時代を迎えたといっても、

果たしてその新しい時代に合った鍼灸指圧観や、

新しい時代のいまの人々の価値観にマッチした

鍼灸指圧ブランドのブランディングが出来ているか、

といえば、これはまったくとんでもなく

すでに遅れを取っているといえるだろう。

あまり内輪の業界を批判したくはないが、

例えば伝統鍼灸などは今でも気一元論の

論理をもってして、すべて事足れり、

としているようにみえる。

わたしは決して伝統的な鍼灸指圧観や

東洋医学理論を全否定するつもりはない。

しかし、昔ながらの気や経絡やツボという

言葉だけで、今を生きる現代人を納得させる

ことは不可能である、と痛感している。

だからこそのこのブログなのだ。

例えばファッション業界の用語などは、

これでもかと横文字が頻出する。

あまりに横文字過ぎて、

いったい何を表現したいのか、

意味不明に感じることも多々ある。

しかし、そんな失礼だがチャライ用語を

駆使するファッションの世界は、

鍼灸指圧業界よりもはるかに

ブランディングに長けた業界だ。

ブランディングとは、

ひとことで言えば、

その業種や会社やブランドの自己アピール

と言えよう。

ようはマーケティング戦略の一環の宣伝広告

なのだが、医は仁術、の教えを守る崇高な

我が業界では、こうしたマーケティング戦略を

取ることはむしろこれまでは忌避される傾向にあった。

それが災いし、いまでは類似業者のリラク産業が幅を利かし、

本職である有資格者の職域がコテンパンに侵蝕され、

もはや指圧の看板が街から消える、

そんな状態にまで陥っていることは、

皆様もご存知のとおりだ。

鍼灸指圧は日常的に利用することで、

日々の体調を良好に保つ最良のツールだ。

使える、という意味でよくファッションの世界では、

ユーティリティーという用語を使用する。

その例で言えば鍼灸指圧は使える医療、

鍼灸指圧は使える道具、

ヘビーユースに使ってこそ輝くビンテージデニムの

ような、そんな味のあるユーティリティーアイテム。

そう、鍼灸指圧はユーティリティーなツールなのだ。

是非、毎日とは言わないが、週に1回でも、

2週間に1回でも、いや1月に1回のハレの日でも、

お出かけ用でも、おめかし用でも、

どちらでもいいが、とにかく

鍼灸指圧というツールを履き込んで、

いや、使い込んで欲しい。

そうすれば使い込むほどに味が出る

鍼灸指圧のツールとしての有用性が

肌身に滲みてわかるはずだ。

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2017.03.13 | | コメント(12) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

コメント

次に

何かを始めるのなら、鍼かもしれません。

新しい身体術を上手に身に纏いたいものです。

ツールといえば、こちらは引いて使うのに

あちらは押して使う、将棋とチェスの違いでしょうか。

違いのわかる男、ウ〜ン、マンダム、チャールズ・ブロンソン

レッドサン(邦題)も好きです。(笑)

記事がワープスピードになっておりますので、くだらん話題を

入れて頂こうかと。(笑)

2017/03/13 (月) 19:43:54 | URL | 桑畑五十郎 #- [ 編集 ]

桑さんがお住まいの北海道から我が治療院までは、

スタートレックのエンタープライズ号のワープスピードなら一瞬、

コブラのタートル号なら10分くらいの距離ですかね。

いつでも桑さんのご来院をお待ちしております(笑)

ブロンソンと言えば、漫画の脚本家に武論尊がいますね。

たしかに、ノコギリを日本では引き、外国では押す、といいますね。

どっちがイイのか、どっちが身体操術的にマッチしているのか。

なかなか興味深い問題です。

筋トレに関しても食前がいいのか、食後がいいのか、悩ましい問題です。

アタシは腹が減っては戦が出来ぬタイプなんで、断然、腹を満たしてから筋トレ派です。

筋トレもやっては痛め、また再開を繰り返しつつ、少しずつこれまでついていなかった部位に筋肉が芽生えてきております。

芽生えといえば、ウチの庭の畑もどき。

子供たちが「トート、畑やるよ!」と仕事休みの日まで、せっつかれて。

アタシの身体が休まる時間がない(笑)

もうじき子供っちも春休み。

だいぶイイ感じになった畑もどきも、そのかんは土遊び場になるでしょう。

しかし、子供って土とか泥とか

ほんと大好きですね。



2017/03/14 (火) 19:39:48 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

そうなると


ワープエンジンより転送装置が欲しいッス。(笑)

こちらはまだまだ白銀の世界ですが、種まきは始まっています。

窓辺で凍っていた蝶やトンボが、日差しに当って活動を始める季節です。

生き物は凄いです。

2017/03/14 (火) 21:55:43 | URL | 桑畑五十郎 #- [ 編集 ]

どこでもドア


でも、代用可能っすね(笑)

エッ、凍っていた昆虫って、また生きかえるの?

クマムシ(こいつは昆虫ではなくて動物)がクリプトビオシスから再生したり、ユスリカの幼虫の例ならメジャーですが。

やっぱり昆虫は最強体質ですね。

こちらは、我が家の庭の満開の梅が散り始め、

いよいよ桜が咲くのを待つ頃です。

うちの、うば桜、果たして今年も咲くか。

しかし、ここんとこ、このへんも、寒いです。

白銀の世界はすでに種まきが始まっているのですね。

こちらは、畑モドキで、まだ、土遊びです。

2017/03/15 (水) 20:50:42 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

工夫と

努力、で自分の中にある最強のDNAを活用できれば

コワい物なしですね。実際、真冬日が2〜3ヶ月続いて

ー23℃くらいになるこの辺りでも、クジャクチョウやら

細〜いトンボ(種類は不明)、窓辺に転がっているハエも生き返ります。

カチカチに凍っている堆肥の中のクワガタの幼虫もミミズも

死に絶えたりしないのです。寒さに対しては強いんでしょうか。

生を受けたのなら、終わりまでそれを全うするように身体に

組み込まれているんでしょうかね。そう思える今日この頃です。

2017/03/15 (水) 21:56:36 | URL | 桑畑五十郎 #- [ 編集 ]

あっ、


昆虫は糖分主体の食生活、糖質無制限だから。

糖分が多いと、身体の中は凍らない。

植物はその戦略で生き延びてきた。

人参なんかを雪の下に埋めるのは、

寒冷ストレスから身を守ろうとニンジンが

糖分を増やすのを利用している。

北方のヒトに糖尿病が多くなるのは、

わざとそうすることで、

血糖値を上げて、

血液を凍らせないヒトの身体の進化。

ああ、糖尿病が多くなってきたのは、

間氷期が終わり氷期サイクルに入ってきた合図かも。

飽食ばかりを糖尿病のヤリ玉に上げるけど、

地球の気候トレンドで分析する視点は聞かないね。

なんでもニューヨークが豪雪に見舞われたとか。

ベーシストの中さん、凍えてないですかね?

2017/03/16 (木) 06:06:15 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

はーい!大丈夫です。いまバンドのツアー中でもっと寒い地をまわってます。米が食べたくてメンバーと離れて1人でベトナムレストランに歩いてやってきたのに閉まってたー!(๑˃̵ᴗ˂̵)結局ハンバーガー。昆虫すごい!。うーん甘いの食べたくなって来たー。帰り道なんかあったかなぁ。

2017/03/16 (木) 07:45:51 | URL | 中尾勇人 #- [ 編集 ]

中さ〜ん!


バンドマンで北米の寒い地方を巡業中で、

熱いベースを聴衆に聞かせている最中ですね。

昆虫にしろ、ミミズにしろ、

ワクチンも打たず、ストーブにも当たらず、

風邪ひとつひかない。

まったくタフなヤツラです。

見習いたいもんです。

桜が待ち遠しいけど、ここんとこ冷えます。

中さんも、糖質をちゃんと摂取して、

お身体ご自愛して、巡業、がんばってください。

2017/03/17 (金) 02:25:45 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

今さ〜ん!ありがと〜!

このツアーはマイ指圧棒持参で合谷辺りや腰周辺そして足三里らしき辺りなどを適当に押し押ししのいでます。足三里の場所を探し当てるのが母を訪ねてのマルコのごとく遠い道のりなので勝手に足三千里って名前なのかと思ってました。。。(*^^*)早く会いた〜い!
2、3日前の話ですがメンバーのボーカル担当が咳をけっこうしてたので、車の席が隣だったこともあり腕や手のひらをこれまた適当にいろいろと押してみたら一種のプラシーボ効果的な作用もあるのかないのかなんだか咳もおさまって、
おもしろいねっ!て言われ、うん面白いねっ!って返しました。
あと、年末に嫁の妹夫婦に会いに行ったんですが、その義理の弟が前々から膝に痛みを持っていたみたいなので、その時はマイ温灸器ともぐさ棒を持参してたので試しに患部に当ててみたところ速攻で痛みが和らいだらしく、とても気に入ってその後も1人でやって喜んでました。長いこといろいろやってみても治んないのでずっと痛みを我慢してたとのことでした。もちろん温灸セットは置いていきました。以上素直なアメリカ人情報でした。
今さんほんといつもありがとう。

2017/03/17 (金) 18:38:36 | URL | 中尾勇人 #- [ 編集 ]

弟子みたい(笑)


中さん、アタシの替わりにしっかり全米に鍼灸指圧を広めてくれてるじゃん!

こちらこそ、本当にありがとうです。

マイ指圧棒、実はアタシも持ってます(笑)

昨年の夏、日本昭和村というテーマパークの機織り体験館のお土産売り場で、

妻が見つけて、購入したものです。

ただね、グリップ部分が木だと滑って力を入れにくい。

あの部分がゴムとかなら、さらにイイんだけどね。

足の三里を自分で引っ張るのは、これかなりのスグレモノ。

いつか中さんに再会した時に、足の三里のツボ位置を、ばっちり教えますから。

その時まで、三里を求めて三千里、がんばってね(笑)

世界に広がれ鍼灸指圧の輪っ!

2017/03/17 (金) 19:34:13 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

みんなで〜〜〜!

輪っ!!!!
弟子名いただきました。
紅白饅頭堂中さん。
お願いします!足の三里の事。
桑さんじゃないけど本当にどこでもドア系なんでもいいから欲しいです。そしてすくなくても毎週は牧之原行くんです。たまにご飯もご一緒して。。(今村家に押しかけて??)ここのみなさんとも一度集まってもみたいですね!楽しそう!
持ってる指圧棒は片方が親指っぽい形をしてます。たしかにゴムかなんかコーティングしてたらいいですね!でもたすかってます〜!

2017/03/18 (土) 11:15:25 | URL | 中尾勇人 #- [ 編集 ]

弟子の中さん、

饅頭ならウチの治療院のテナントの1階の菓子屋「たこまん」だよ。

でこぼこシュー、大砂丘、が俺の好み(笑)

うん、指圧師でも指圧棒は、ほんと助かる時がある。

でも、木の棒は、やっぱり木だね(笑)

ここのコメント常連が一同に会したら、まあスゴイことになるでしょうね。

想像しただけで恐ろしい(笑)

2017/03/18 (土) 19:26:12 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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