ツールがルーツ 3

鍼灸指圧は効いたから続いた。

鍼灸指圧というツール(道具)をいったい

人類はいつから手にしたのか。

ハリは少なくとも7万年前にはあった。

灸は火を使い始めた頃と一致するのか。

人類が火を使った確実な考古学的証拠は

イスラエル北部で見つかった囲炉裏の跡と

焼けた石片だ。今から80万年前の遺跡だ。

アフリカでは100万年以上前の複数の遺跡で

焼けた骨が見つかっている。

これももしかしたら人類の料理の痕跡の可能性がある。

専門家によれば料理の証拠はさらに遡れるそうだ。

180万年前のホモエレクトス(原人)の身体の構造には

料理したものを食べたことを示す短くなった消化管と

小さなアゴがみられる。

つまりホモエレクトスはすでに火を使い料理していたと

みなせるのだ。

だとすると人類が火を使い始めたのは、

今から180万年前までさかのぼれる。

火を利用して皮膚を焼くような灸のルーツ的な

治療は、だからかなり古い時代からと

推定できるかもしれない。

マッサージの起源はサルのグルーミングだ。

700万年前から共に過ごしたチンパンジーとヒトの共通祖先から

ヒトが完全に分岐したのが、今から630万年前。

サルのようなナリのヒトの祖先からヒトらしく

歩み出した人類はずっとグルーミングで身体を癒してきた。

つまり按摩マッサージ指圧の歴史は優に700万年を越える。

鍼灸指圧のルーツを探ると、

古い順に按摩マッサージ指圧の700万年前、

灸の180万年前、

ハリの7万年前、というだいたいの目安が出る。

よく老舗の商店やブランドは創業年をタグなどに

記している。

その習慣から言えば鍼灸指圧のタグには

「創業700万年」や「since B.C68000」と

刻印できる。

鍼灸指圧は、まさに由緒正しきブランド医療なのだ。

人類史と共にある鍼灸指圧。

鍼灸指圧がこれほど古いルーツを保つのは、

鍼灸指圧が有効だった証拠であり、

鍼灸指圧はここ700万年の人類の生理機構を

常にバックアップしてきたと言えるだろう。

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2017.03.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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