身体論の解体と再構築 29

「普通が一番」今村光臣(C)



昨今ネットによく散見されるのが、

多数の支持を集めるカリスマサイトのオーナーが、

これがイイ、というとファンの支持者たちが

こぞって、そのイイを実践する姿だ。

断食や絶食がイイ、といえばそれをやり、

ある商品がイイと言えば即買い。

みていて気持ちのいい反応だ。

いわゆるネットマーケティングの典型だろう。

これをもう少し巧妙にしたのが

ブログマーケティングやコンテンツマーケティングの類だ。

この手法はカリスマうんぬんではなく、

内容重視で洗脳する手法だ。

ただし、こちらだと支持者が少ない場合は、

マーケティング的にはうまくいかない。

ということで、こうした視点で見て、

私のブログはどうか、と言えば、

これまでのところマーケティングにリンクした業績が上がった形跡は

ほとんど無いに等しい。

そもそもこのブログの読者数はわずかに100人を越える程度であり、

そのうちの1割にも満たない読者がかろうじて、

来院してくれた、というのがこれまでのこのブログの実績なのだ。

だから、はなっからブログマーケティング的には

わたしの場合は成功例とは言えないのだ。

だいたいが、はじめからそうした生臭いビジネス狙いで

このブログをはじめたわけではない。

あまりに鍼灸指圧について間違ったイメージが流布し、

なにかにつけて鍼灸指圧を胡散臭いという一般ピープルに

心底むかついていたから、このブログをはじめたのだ。

そもそものキッカケからしてマーケティング狙いではないのだから、

ブログマーケティングが成功しないのは当たり前だ。

そして、それでイイのだ。

というか、こんなレアなネタしか扱わないブログなど

読者数は常に限られるわけで。

だからといってことさらに一般大衆に媚びて、

内容を落とすわけにはいかない。

あくまで独自な斜め目線を維持しファンキーに

これからも硬軟毒舌織り交ぜて話を進める。

さて、健康法に関しては馬鹿のひとつ覚えは禁物だ。

糖質制限、断食少食、これさえやれば、の

こうした極端に片寄ったやり方は

ともすれば命取りになる。

健康になりたくて命を失うほど馬鹿馬鹿しいことはない。

健康になりたければ絶対に極端なやり方はしてはいけない。

今のような文明が発達する前には人類は狩猟採集生活だった。

だからその時期は食べ物が入手できなければ少食や断食に

自然になり、下手をすると飢餓状態になっただろう。

しかしマンモスやゲニオルニスやキャメロプスなどの

大型動物を捕獲した時には、満腹を越えたホテッパラ状態に

なるまでお腹いっぱいに食べることもあったはずだ。

断食と満腹を繰り返す。

そんな時代が20万年以上も続き、ひとの生理機構はそれに

適応しながら進化してきた。

だから断食にも満腹にも適応できる生理機構が

いまの人類には備わっている。

しかし、だからといっていつも断食がイイわけではないし、

いつも満腹がイイわけではない。

三度三度キッチリと決まった量の食事が摂れる現代ならば、

そのとうりに三度三度キッチリと決まった量を食べるのが

実は一番イイのだ。

脳から分泌されるオレキシンというホルモンは覚醒ホルモンとも

呼ばれ、昼間の覚醒時にヒトをシャンと行動させるホルモンだ。

このホルモンがよく分泌されていると食欲も旺盛なのだ。

そしてオレキシンがよく分泌されると血糖値が正常に

コントロールされて、筋肉の代謝が促進されるのだ。

そうして血糖が速やかに全細胞に吸収されて、

細胞内でATPに変換されることで筋肉を動かすことが可能となる。

オレキシンが不足すると夜間の睡眠時に金縛りになる。

金縛りに遭わないでグッスリと眠るためにも

オレキシン分泌は欠かせない。

オレキシンは三度三度決まった時間に

楽しんでゆったりと食事をすることで、よく分泌されてくる。

やはり食に関しては普通が一番イイのだ、

と私は常に思っている。

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2017.03.08 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

コメント

普通が一番

と言いますか、食べたいと思ったものをおいしく頂くのが、

身体にも心にも効果抜群。

今、クロワッサン作りが流行っておりまして、バターこてこての

クロワッサンのおいしいこと、焼きたてのパリパリ最高です。

クロワッサン10個にバター300グラム使うから普通ぢゃないか。(笑)

2017/03/08 (水) 06:53:43 | URL | 桑畑五十郎 #- [ 編集 ]

CCK

なる名のホルモンが小腸から分泌されますが、これは食べものの脂肪分に反応して分泌されます。

そしてCCKが分泌されると脳からオキシトシンが分泌される。

脂肪分の豊富な食事→CCK→オキシトシン→βエンドルフィン→脳活&痛み止め→熟睡

という生理機構がヒトには備わっているそうです。

これってたぶん、原始時代の狩猟採集における肉食の習慣で出来た生理システムだ、と私は推測しています。

マンモスみたいな大型動物ばかりではなく、むしろカモなどの鳥や兎なんかが、手軽に捕獲できるメジャーな肉食源だったといいます。

そうした肉の脂肪分はエヴェンキ族のトナカイを常食することでホット・ミトコンドリアを進化させたと同じく、

氷期の寒い時期を乗り越えるための大事な食料源だったわけです。寒い時には寒いに適した脂肪分の豊富な食べ物を食べなければイケナイ。

ちょうど今は寒い冬期。とくにまだ雪がある桑さんちの北海道では、

バターたっぷりのクロワッサンが桑さんのCCKとオキシトシン分泌を促進しミトコンドリアを滋養することで、

桑さんの身心はホット&クールになるわけですな。まさに理にかなっているのです。

ちなみにアタシはバターロールに目がない。でも、いまだお気に入りのバターロールに巡り合っていない。

昨年の夏に街に出かけた折に、ポールボキューズなるパン屋をデパ地下で見つけて、オッ、これは、とうバターロールを買いました。

形といい、ツヤといい、大きさといい、申し分なかったのですが、まあ98点というところでしょうか。なぜにそんなに採点が厳しいんだ(笑)

美味しいパンも幸せのもとですよね。

桑さんはなんでも美味しいものを自家調達してしまう。

まるで原始人です(笑)

2017/03/09 (木) 05:50:39 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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