鼓動

生命誕生に不可欠な要素をひとつ言い忘れていた。

目に見える物質と目に見えないエネルギーがドッキングすると生命は誕生すると推測したのだが、その目に見えない要素のうちの温度、磁場、電気、の他にもうひとつ忘れてはならないのが音波である。サウンド、ミュージック、コズミックリズムである。

宇宙の心音。

石英にビッシリと培養した皮膚細胞にコツンと刺激を送るとその刺激を受けた細胞の横の細胞からカルシウムイオンの波が発生する。その波は次々に伝播しながら1個1個の細胞は点滅するのだ。そのリズムが1ヘルツ以下の音なのだ。

熟練の気功師は手のひらにある労宮というツボに血液を集めてスピーカーのコーンのように手のひらを使いその労宮に集めた血液を1ヘルツ以下のリズムで脈動させてその振動を相手に伝えるという。

1ヘルツ以下の低周波音こそが宇宙の心音であり宇宙の鼓動なのかもしれない。この宇宙には生命を生み出すリズムがいつも静かに流れているのだ。

電気という活動エネルギーと磁場という中枢エネルギーに音波という方向性のあるエネルギーを加える。命には音楽が必要なのだ。

音。これほど心の深い部分に浸透し人を魅了し虜にするエネルギーは他にはないだろう。原始部族が儀式に用いるたとえばバンブーダンスで使う竹をブンブンと当てる音。これも低周波音だそうだ。かの水木しげる翁はネイティブインディアンや南洋の島の習俗にその音が使われていることを指摘している。妖怪というか異界というか宇宙の深遠に触れるには低周波音が欠かせないのだろうか。中国の気の歴史においても究極の強者とは音を奏でる者とされる。宮廷において最も力を得た官吏とは楽師だったそうだ。

サウンドが命を生み出すのだ。砂の紋様も水の波紋も風のゆらぎもすべてはリズムが作り出す軌跡である。大豆をバラッとお盆に乗せてトントンとお盆を上げ下げすると大豆はひとかたまりに集まりまた散らばる。集合と離散。収縮と拡張。結んで開いて。陰陽の波である宇宙の呼吸運動が簡単に再現される。人も細胞も原始生命体もリズムにより生きる力を得てきたのだろう。

イン+フォーメーション。

形を与えるエネルギーこそが音という情報なのだ。

元素から銀河系まですべてが周期性をもってリズムを刻んでいる。みんな宇宙の心音と共振する仲間なのだ。

60兆の細胞も12京個のミトコンドリアも101兆個の常在菌もみんな耳を澄まして宇宙の音を聞いているのだろう。

そしてそれはすべて電磁場ボディを振動させ肉体ボディを養っているのだろう。

宇宙の鼓動こそが命を生み出すドラムでありピアノであり声楽なのだ。

今宵は命を生み出す声に耳を澄まそうか。

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2012.06.23 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 細胞宇宙

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