呼吸のホントウの意味

そもそも私たちは呼吸というものは

肺でのみ行われているという、

医学的な常識をそのまま信じてきた。

ここにきて、私のなかでその肺呼吸の

医学的常識がゆらぎはじめた。

豆科の植物と豆科の根に共生する窒素固定細菌は

バクテロイドという根粒をたくさん作ることで、

お互いにとって有益な共生関係を築く。

その関係とは豆科から窒素固定細菌への栄養分配であり、

窒素固定細菌から豆科への窒素源のプレゼントという、

自分が作ったものを与え合うという助け合いの精神だ。

その窒素固定細菌がニトロゲナーゼという酵素で空中の窒素を

分解しアンモニウムに変換する際に、酸素があると、

ニトロゲナーゼによる酵素反応が邪魔されてストップしてしまう。

だから窒素固定細菌と豆科は、ここでも助け合い精神で

レグヘモグロビンという酸素を吸着する分子をお互いの遺伝子でそれぞれ

半分ずつ作ることで、レグヘモグロビンを使って酸素を吸着し、

酸素による傷害からニトロゲナーゼをしっかりとガードして

円滑な酵素反応をサポートするのだ。

この酸素による酸化毒作用を緩和するレグヘモグロビンの役割が、

私に新たな閃きを宿した。

もしかして、ヒトは非常に巧妙な呼吸法を編み出していたのではないか?

つまり、こうだ。

ヒトの腸内に棲むクレブシュラ菌やエンテロバクター菌という窒素固定細菌に

とっても、恐らくは酸素は傷害となる害毒分子だろう。

だから嫌気的つまり酸素の無い腸内に棲んでいるのだ。

それでヒトの腸内の窒素固定細菌にとって酸素は要らないが、

窒素は欲しいのだ。ではあるが、

もしも腹に目一杯、空気を吸い込めば、窒素だけでなく、

酸素まで腸内に入ってくる危険性が増す。

ヒトの腸内の窒素固定細菌にとって窒素は欲しいのだが、

酸素はできれば来て欲しくない。

それで、腸は考えた。

腸の先端を膨らませて空気を溜めておく槽を作ったらどうだろうか?と。

まずは肺というタンクに一時的に酸素を取りこんで、

ヘモグロビンにくっつけてしまおう。

そうして酸素がヘモグロビンにくっついて酸素が抜けた窒素だけを、

腸内の自分のところへと運んでこよう。

肺というタンクを使ってヘモグロビンという分子に酸素を吸着することで、

腸内の窒素固定細菌は酸素の酸化毒にやられることなく、

窒素だけを取りこんで空中窒素固定ならぬ腸中窒素固定を難なく

こなす進化を成し遂げた?

腸は脳よりも先に脳的に進化した器官だ。

腸はない頭を絞って(笑)

考えに考えて脳に先行して酸素を吸着する肺を作ったのか?!

おい、オレの腸さん、ホントウのところ、どうなのよ?

ふ〜む、ちょっと、マジでやばいぞ、こりゃあ!

医学の常識がコペルニクス的にひっくり返るかも!

酸素は本来は地球の始原生命体の嫌気性バクテリアたちにとっては、

猛毒だったのだ。その酸素の酸化毒から逃げるようにして、

約30億年前から嫌気性細菌たちは深い土中や動物の腸内などの

酸素に触れないニッチ環境へと棲息環境を移したのだ。

だから、そもそも酸素という分子は、やっかいものなのだ。

このやっかいものの酸素分子をいかに手なずけることができたか、

で、地球のうえの酸素環境での覇者が決まったのだ。

この酸素というやっかい分子の吸着役は

ヒトの体液においてはヘモグロビンが担い、

細胞内においてはミトコンドリアが酸素の吸着役を引き受けた。

このヘモグロビンと同等の分子を持ち、かつミトコンドリアを

共生させることができた動植物らの真核生物が

結果として地上の覇者となったのだ。

ヒトの呼吸には二つの呼吸法があったのか?

ひとつは肺による酸素の吸着。

もうひとつが腸による窒素の固定。

もしも大胆に仮説を唱えるのなら、

肺で行うヘモグロビンによる胸式呼吸法は「酸素吸着式」で、

腸で行う窒素固定細菌による腹式呼吸法は「窒素固定式」と

言えるかもしれない。

古来、東洋における腹式呼吸法とは、

まずゆっくりと肺を膨らませたあとに、

おもむろに腹圧をかけて腹を膨らませた。

このやり方は、いまの流れで言えば、

まずはゆっくりと肺でヘモグロビンに

酸素という傷害分子を取り去るデトックスを施して、

そうして酸素毒が抜けてキレイにデトックスされて

大半が窒素だけになった空気を腸内の窒素固定細菌に

与えようとした試みであったと、いえないだろうか。

肺はまさか酸素のデトックス器官であり、

その内実は腸の窒素固定をサポートする器官であったのか。

東洋医学では実は肺と大腸をワンセットとみなす。

どちらも空気をはらみ膨らむからひとつながり、としたのか、

どうかはわからない。

しかし、そのはらんだ空気の意味合いは

もしかしたら、まったく異なっていたのかもしれない。

呼吸は肺呼吸だけで行われていない?!

いや肺呼吸はフェイク(見せかけ)だった?!

ホントウの呼吸の目的とは腸内の窒素固定細菌に

窒素を豊富に含む空気を取りこむことだった?!

あまりに大胆でアヴァンギャルドな仮説に

提示した本人が、今心底びっくり仰天している(笑)

ヒトの身体の仕組みのほとんどは普通は、

ひとつだけでなく、それ以上の、ふたつや三つの役割があるものだ。

例えば血管は血液を運ぶパイプラインがメインの仕事と思われていたが、

近年になり血管それ自体が一酸化窒素という血管拡張ホルモンと、

エンドセリンという血管収縮ホルモンを合成し分泌し、

自身で受容していることが解明された。

51億本の毛細血管を含む約9万6000キロメートルのパイプラインは、

ほかでもない血管を養う血管ホルモンの内分泌器官でもあったのだ。

だからヒトの呼吸という仕組みに、

酸素の吸着と窒素の固定という二つの使命があったとしても、

それほど不思議ではあるまい。

いや、もしも、ホントウにそうだとしたら、

やはり今までの医学的常識が180度ゴロンと転がるほどに

ビックリの事態だ。

ガリレオ、コペルニクス、いまハリィー?

ナイナイ尽くし、ついにノーベル賞に大手か(笑)

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2017.01.30 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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