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膜というユニットを包みこむフィールドに命の主導権があるのは私には当たり前の事であるが通常の医学観からすればトンデモ視されることは必定であろう。そもそも一番引っ込んだ奥の場に存在する細胞核DNAにすべての指示権限があるなんていう中央集権的な考えがどうして発生したのかすら私には皆目見当がつかない。政治的な意図なのか、はたまた単なる勘違いか。なんといっても情報を受けるのは最前衛の膜だもん。そこで情報処理をして的確な判断がなされるのが一番効率がいいし、防衛という身を守る一点に絞ればこの最前線の膜に判断能力が無ければ命を守ることなどとうていできない。これを皮膚感覚と言い換えてもいいだろう。鳥肌が立つ、肌が合う、合わない、など言葉を探れば皮膚、肌の持つ感覚を表現した語彙は多い。皮膚という外界に直接接する場、腸管上皮という食や飲料を通じて外界と接する場、細胞膜という細胞外からの情報を受容する場、核膜というサイトゾルからの情報を受容する場、これらの膜どうしのネットワークによって我々の命は維持し養われているのです。たかが膜されど膜。

細胞内には膜で覆われた細胞内小器官という多数の構造体が存在する。ゴルジ体、小胞体、ミトコンドリア、リソソームなど。いずれも膜で囲まれた器官だ。リソソームという小さな風船の中には分解酵素が50〜70種類も入っている。これは人体にあっては胃腸機能に相当する器官である。ファゴサイトーシスとは細胞膜を口のように張り出して細胞外に漂ってきた細菌やウイルスなどを捕食すること。その細胞膜の一部でくるまれた細菌やウイルスは風船のようになってちぎれて細胞内部へと陥入する。これがリソソームと合体してリソソーム内の分解酵素で分解されるとその分解成分はサイトゾルへと放出されて使える分子は再利用される。オートファジーやミトファジーによって細胞内のリサイクル機構が働く場合もくるまれた細胞質の液体やミトコンドリアは最後にはリソソームの分解酵素で分解される。細胞にもちゃんとリソソームという胃腸が存在するのです。膜で覆われた一連の器官があったればこそこのような生命維持が可能なのです。

細胞膜はリン脂質とコレステロールと膜タンパク質から成り立つ構造体である。外界と隔てる役目の部位であるわけで外部からの物質は容易には細胞内部へと入れないようになっています。つまり防衛の最前線が細胞膜であります。水分子も大量に通過する場合はアクアポリンという専用のチャネル(通路)を通してしか通過できません。他のカルシウムイオンやカリウムイオン、ナトリウムイオン、水素イオンなどはもちろん自由に出入りできるわけではなく専用のイオンチャネルを通して出入りします。エネルギー源であるグルコースも専用の通路と機能で移送されます。物質の選別、情報処理がこの膜で行われているのです。このような一般事項だけではなく恐らくはもっと多くの機能や未知の力を秘めているのが膜なのではというのが私の見解です。全体を統括する主導権などがこの膜に存在するだろうし、膜どうしのネットワークによって物質的にだけでなく電磁場的に宇宙全体とネットワークを形成しているだろうとの推測です。これは経絡という気の理論がベースにある東洋医には必然的に生じる観測です。

このような重要な膜がいつ発生したのか?これこそが生命発生のカギを握っているのではなかろうか。単細胞のユニットが誕生するためにはまずそのユニットを守りくるむ膜が存在しなければならなかった。はじめに膜ありき。生体を構成する主要成分である糖、脂質、タンパク質、核酸が漂う原子の海が噴き出したマグマにより温められた後に雨によって冷やされる。ちょうど人肌の37度付近まで水温が下がる。心地良い温度だ。そこへ突然にカミナリが落ちる。落雷という電気ショックが加わる。電気という天界からもたらされた分裂エネルギーと地球から受ける磁場という統合エネルギーが必須成分と適温とドッキングする。ここにあって生命発生のインフォメーションフィールドが揃ったわけです。つまりはこの瞬間に必然的に単細胞のユニットが誕生したのです。ユニットがバース(誕生)したのです。これがほんとのユニヴァース(笑)このように突然変異ではなく連続変異によって極めてシステマティックな流れで生命は誕生したのだ、という視点に私は立ちます。だから生命の進化も偶発的な所産ではなく一定の意図、システムによって進行してきたと見ます。突然変異と適者生存などによって進化は進行していません。すべてはインフォメーションフィールドという宇宙の規律に従う大いなるドラマなのです。

閑話休題。命が生み出されるためには一定の温度と数種類の必須成分と電磁場が必要なのだ、と簡略に考えて無理やり自分の土俵である養生法の世界へ引き込んでしまいましょう。つまり人間にとって健康を維持するためには、ある適温と必須成分と適量の電磁場があればいい、となります。けっこうシンプルじゃん。適温は酵素反応に不可欠な温度ということで体内温度は37度。必須成分は糖、脂質、タンパク質、核酸の四種類。これらの摂取によって命は養われるわけでまあこういうものが摂取できる食材を積極的に頂きましょう。適量の電磁場とは生体電気や生体磁場をコントロールとするいうこと。気持ちを常に明るく維持することは生体電気を良好に保つことにつながります。磁場うんぬんは早い話しが身体の中心を意識するとかそんな感じでいのではないでしょうか。鍼灸指圧やそれに準ずる運動などは最適でしょう。しんどいスポーツとかはいらんからね。

生命発生から読み解く養生法。いささか拙速の感がありますがまずはお試しで思索してみました。

膜を作り出す成分として期待できるのは、水中で泡を形成するサポニン。この泡というシャボン玉のフレーム体を補強するノリの役目を果たすだろう粘性物質。このサポニンと多糖体を含むのが放射線障害を防ぐとされる十全大補湯、補中益気湯、人参湯。

つまりはサポニンや多糖体(粘性物質)を含有する食材がシャボン玉いな細胞膜を強化するのです。

さらに象形薬理で考察すれば皮を含む食材はすべて皮である細胞膜や腸管上皮、皮膚の強化になるわけです。

草根木皮これ小薬、鍼灸これ中薬、飲食衣服これ大薬、身を修め心を治むるはこれ薬源なり。

草の種や実や皮や根を食べるシンプルな食生活、衣服でこまめに体温調節、身体が温まる程度の労働と心を快活にする趣味。たまには鍼灸指圧で動電場の調整。こんな生活が今後はトレンドになりましょうか。

以上、膜から観た養生法の巻でした。

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2012.06.23 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 皮膚革命

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