ビンゴ

「土と内臓」D・モントゴメリー + A・ビクレー著 片岡夏実訳 築地書館

を読み終えた。率直な感想を言えば、私にとっては普通だった。

というのは、このブログの左脇下のカテゴリ欄にある

「腸内細菌」の10本の記事にすでに同様のコンテンツが

網羅されていたからだ。

この「土と内臓」の著者が心底ビックリしている、

ヒトの腸内の腸液の浸出部に腸内細菌がコロニー(群体)を形成する事実は、

光岡知足博士がとうの昔に指摘していたことだ。

ではあるが、世界の医療や農学のトレンドがこうした本が

ブレイクしたことがキッカケになり、

今後は大きく変貌していく予感はしている。

なんとなんと、この本でもっとも驚いたことは、

複合糖質が腸内細菌を養う成分だ、と強調していることだ。

複合糖質とは通常は生理学では繊維質と呼ばれ、

植物学では多糖体と呼ばれるものだ。

ウンッ? なにっ? 多糖体だと?

そうだ。

多糖体は私がこれまで耳にタコがコロニーを作るほどに

ずっとここで言い続けているネバネバヒートのネバネバだ。

繊維質=複合糖質=多糖体=ネバネバ→

ビンゴ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

そうなのだ。

ネバネバ多糖体を含む植物性繊維が腸内細菌を活性化するのだ。

山梨県旧棡原村はその昔、日本の長寿村として名を馳せた。

その村の主治医であった古守豊甫氏は、

棡原村でよく食べられるレシピを解析し、

棡原村の長寿の秘訣は、よく食べるものに含まれる粘性物質にある、

と看破した。里芋の味噌煮、こんにゃく、ソバ、五穀類、

お焼き、地産地消の野菜・・・。

こんな変哲もない田舎料理こそが

粘性物質という複合糖質を豊富に含む

腸内細菌活性化食品だったのだ。

粘性物質=繊維質=複合糖質=多糖体=ネバネバ→

メガビンゴ〜〜〜〜〜〜!!!!!

わたしがネバネバに注目したのは古守先生の指摘がスタートでした。

世界の健康カテゴリーにおけるトレンドが今、

大きく変貌しようとしています。

そのキモは、ヒトの健康維持に多くの貢献をしている腸内細菌への注目です。

そのヒトの腸内細菌を活性化する成分こそが、

ネバネバと私が呼ぶ植物や細菌や海藻やキノコの細胞壁成分である

粘性物質=繊維質=複合糖質=多糖体=ネバネバ、なのだ。

日本の長寿村の叡智がついに世界の健康カテゴリーの

メガトレンドに躍り出る。

ネバネバヒートという言葉を造語して、

ネバネバの重要性をバカみたいに言い続けた甲斐がありました。

ようやく時代が私に追いついてきた!

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2017.01.14 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

コメント

とろろパワー

天然酵母パンの酵母材料に色々使ってきましたが,とろろが最強と再確認の日々
です。今年もとろろで頑張ります!

2017/01/14 (土) 10:45:19 | URL | ばっちゃんわらす #- [ 編集 ]

サンヤク


ばっちゃん、先日は旦那様といつもの我が治療院詣で、をして頂きまして、ありがとうございました。

ヤマイモは生薬名をサンヤクと称す下痢止めの妙薬として有名です。

それもそのはずヤマイモのトロロは腸内善玉菌を養うネバネバ成分なのですからね。

ネバネバと私が言うものは、その名の通りネバネバしていないものも含みます。

およそ植物性、菌性の細胞壁はすべてネバネバと総称できる複合糖質で構造化されています。

ですから植物性、発酵菌性の食品を多く摂取することは腸内細菌育成レシピと言えるのです。

この「土と内臓」の著者のご夫婦は庭造り、畑作り、とまったく同じように腸内を見る視点を獲得しています。

農においてはマルチ資材や有機物を畑に入れることは、すなわち土壌菌の育成につながることは、ほぼ常識。

これとおなじことを腸内細菌にやればいい、と。

つまりネバネバヒートな養生法とは腸内細菌への有機物、マルチの施肥と同じことになる。

このような考え、やり方は、菌そのものを注ぎ込む乳酸菌飲料や発酵食品の摂取のプロバイオティクスではなく、

最初の二文字目がひとつだけ違うプレバイオティクスというそうです。

プロバイオティクスがヤクルトが推奨しているメチニコフ系のやりかた。

プレバイオティクスは私がこれまで耳タコに言ってきたネバネバヒートなやりかた。

プレとプロで腸内をバイオレメディエーション(生物による汚染除去)環境にできたら、

きっと健康長寿が獲得できるでしょう。

プロバイオティクス+プレバイオティクス=腸内バイオレメディエーション。

新世紀の健康カテゴリーのメガトレンドは、今始まったばかり!

2017/01/14 (土) 13:25:59 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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