食=命

今年は様々な問題を論究した。

そのなかでは既存の古典的な定説を糾弾したりもした。

例えば「乳酸害悪論」。

乳酸という分子が筋肉疲労時に増産されることから、

乳酸は疲労分子や老廃物のように、

ここ100年間ほど生理学において誤解されてきた。

しかし、実は乳酸という分子は細胞内で糖が枯渇してしまった際の

バックアップのエネルギー源であり、

まさに火事場の馬鹿力のマラソンのラストスパートには

なくてはならない必須の分子であることが近年の乳酸研究の

最前線でわかってきたエビデンスだった。

つまり、グルコースという糖が人体に必須の分子であると同時に、

乳酸という分子も人体に必須の分子なのだ。

このグルコースと乳酸の二つを敵視し、

糖質の摂取を制限し乳酸の産生を抑制することが万病を予防する、

とするまことにトンチンカンな妄論が、

いつの頃からかトレンド化している。

なんでも「ガン細胞が解糖系というエネルギー産生機構を亢進しているから、

糖を摂取するとガン細胞のエサを供給することになる。

だから、エサとなる糖質を制限すればガン細胞に栄養がいかなくなり、

乳酸もできなくなり、ガン細胞が消滅する」という理屈だそうだ。

あのね、ガン細胞が乳酸を大量に産生するのは、その乳酸を

オートファジーで分解して糖新生をするためだけど。

だから糖質制限なんかしようがしまいが、ガン細胞は自給自足で

自分で自分に必要なエネルギーを確保してしまう。

それに、そもそも、乳酸はガンの原因分子でも何でもない。

100年前の乳酸の正しい認識を誤ったのと同じ愚に陥っているわけだ。

おさらいになるけど、

筋肉疲労時に増産している分子は疲労分子ではなく、

疲労をバックアップする分子だった。

だから、ガン細胞に増産している分子はガンの原因分子ではなく、

ガン細胞が生きるためのバックアップ分子だった、が正しいのだ。

乳酸はあらゆる意味で常に必須の分子なのです。

脳細胞は糖をエネルギー源とするので糖の分解分子である乳酸も

つねに多く産生されています。

もしもクチから新たな糖が摂取されない飢餓状態になれば、

脳細胞内にストックされていた乳酸を使って認知活動が継続されます。

速筋を使うハードな筋トレをすると速筋中にいつもより多目に乳酸が

産生されます。この速筋で産生された乳酸はその後、

30分間から1時間以内に乳酸トランスポーターという細胞膜装置で

搬出・搬入がおこなわれて遅筋と心筋へと運ばれて、

遅筋と心筋のミトコンドリアのATPエネルギー産生に寄与します。

糖質制限などというまことしやかなフェイクな正論に

くれぐれも騙されないように。

糖質も、糖の分解産物の乳酸も人体に欠くべからざる

なくてはならない命を養う大事な分子です。

糖質制限の誤ったやり方で、すでに様々な事故が起きています。

健康カテゴリーに出現するニッチなトレンドは、

まずは疑ってかかりましょう。

そして、絶対にすぐに飛びつかない。

人間はあらゆるモノを食べて生きてきました。

食とは生きるために必須なものです。

食=命。

だから食を制限することは命を削ることに等しいのです。

断食もビーガンも経験した私は、

いまではまったくなにも気にしないで、

あらゆる食べ物を楽しんで食べています。

食を楽しむことは、命を楽しむこと。

命を楽しむこと、これすなわち養生。




※ 本年も当院をご愛顧頂きましてありがとうございました。

  12月の残りの営業スケジュール


  
  

休日は
  26日の月曜日 です。




  

       23日の天皇誕生日と

  
       25日の最後の日曜日は、
営業いたします。





 

  年末年始のお休みは、12月30日から1月3日まで、となります。

  県内は 沼津市、富士市、静岡市、焼津市、藤枝市、島田市
      吉田町、牧之原市、御前崎市、菊川市、掛川市、
      磐田市、浜松市から





  

国内は 宮城県、千葉県、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県、

      
      山梨県、長野県、愛知県、三重県、岐阜県、福井県、

    
  奈良県、大阪府 から、

  



  国外は アメリカ、ドイツから、

  
  これまで多くのクライアント様に
ご来院頂いております。





  

  世界でここだけの ワン&オンリーな治療をモットーとする
  
  「鍼灸指圧 光伯堂」を、
どうぞ御利用くださいませ。

  




  光伯堂 TEL 0548ー22ー8740




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2016.12.21 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

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