鍼治のこと 4

今から約300年前に書かれた「鍼灸重宝記」という古医書がある。

それが書かれた1718年の江戸は八代将軍吉宗の時代だそうだ。

マツケンの暴れん坊将軍の時代というわけだな(笑)

それはさておき、その医書のなかのゴウコクの解説を

読んでいて、アッとビックリした。

どんな疾患に効くのかの、主治(しゅち)の項に、

「腰背いたみ」と書かれていたのだ。

たしかにゴウコクは手の陽明大腸経(ようめいだいちょうけい)と

いう経絡ライン上のツボだ。

だからゴウコクへの刺激は回り回って大腸に通じるのだ。

大腸のある部位は、むろん、腹部だが、

だから、腹部の裏にあたる「腰背いたみ」が、

ゴウコクへの刺激で治る、のはべつに不思議ではない。

待てよ。

大腸経か。ふむ、大腸と言えば便通と関連する。

便通を促進しているのは腸管筋肉マクロファージだ。

そうか! そういうことね!

ゴウコクへの刺激はゴウコクのランゲルハンス細胞というマクロファージの仲間を

ヒートショックプロテインで活気づけることで、

ヘルパーT細胞から全身のマクロファージへと伝言が届き、

腸管筋肉マクロファージも元気になることで、

腸の蠕動運動が促進されて、大腸の動きが活発化することで、

背中や腰の痛みも軽くなる、ということなのだろう。

ゴウコクへの刺激で分泌量が増す脳内鎮痛ホルモンのβエンドルフィンは

NK細胞やマクロファージを活性化するのだが、

活性化したマクロファージ自身も実はβエンドルフィンを分泌するのだ。

ゴウコクへの鍼治は便秘解消、腰痛改善という

素晴らしき効能があることが、分子レベルでも

こうして解読された。

しかし、昨夜も、熟睡だった。

もちろん、昼間打ったゴウコクへの鍼治の効果だ。

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2016.12.09 | | コメント(7) | トラックバック(0) | 養生クリエイター

コメント

ごうこくへの鍼

効きました。よく眠れ,翌日の和歌山への出発を急遽やめ,沼津まで用足しに行って1泊して先ほど戻ってきました。
もう普段通り元気です。いつもながらありがとうございました!

2016/12/09 (金) 15:42:31 | URL | ばっちゃんわらす #- [ 編集 ]

うんっ?


ばっちゃん、歯茎の腫れ、おさまったの?

ゴウコクは実は歯痛など歯の周辺症状を緩和するツボとして有名なんです。

それで、ちょうどシンクロな症状が出ていたんで、ゴウコクへの置鍼法をしながらの指圧、というアタシ独自の鍼と指圧の併用術をやってみました。

しかし、おとうちゃんの身体がみるみる若返ってきてるのには、本当にビックリ仰天!

ご本人の、ここに来るようになったら、1年に1回はどこかしらが痛くなっていたのが、まったく出なくなった、のひとことは嬉しかったです。

ウチの常連さんに、ウチの治療院に通うようになってから1度も風邪をひかなくなった、という方もいます。

神の手にあらず普通の手なんで治せないものもありますが、

普通の手による治療でも、驚異的な可塑性が顕現することも事実です。

2016/12/09 (金) 19:43:19 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

はい もうすっきりです!

いやあ お見苦しい顔お見せしましたが また
美人復活!←あつかましか?

2016/12/09 (金) 20:21:20 | URL | ばっちゃんわらす #- [ 編集 ]

マジですか!


美人復活、おめでとうございます。

やっぱ、オレ、神の手でブレイクするか。

まったく、あつかましいキャッチフレーズだな(笑)

またなんでか、シンクロ症状が出てるってのも、不思議だったね。

おとうちゃんが、それはゴウコクへ鍼打てば治る、って生意気なことを言ったと。

今回は、おとうちゃんがゴウコクへの鍼の先導役になりましたね。

ゴウコク・ランゲルハンス細胞からT細胞そして全身のマクロファージへのカスケード反応が効を奏した結果の美人復活。

でも、左肩のケンセイというツボに圧痛が出ていたから、

歯茎から来たのか、肩こりから来たのか。

案外、肩こりがおおもとの原因だったかもね。

まっ、このへん、どっちが先とか、どっちが原因とか、と言いきれませんが。

2016/12/10 (土) 02:02:46 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

目への乳酸菌水の効果

目やにが出て何かむずがゆい感じがしたもので

私は今年生まれて初めて眼科へ行きました、

診断結果は白内障はまだなし、軽い結膜炎だそうで

クモロールとオフロキシンと言う点眼薬で治まりました、で時々症状がでると使っていました。

駄菓子かし、乳酸菌水を顔面に散布吸引し始めると

その症状が全くでなくなりました。

これは気が向いたときの養生方の613さんへの助言です。

兎に角やってみる事ですね。

あそこは書き込み欄までの道のりが遠いです。

所で今朝銭湯で体重を量ると69、85K初めて70Kを切りました。

お腹の脂肪周りを見るとあと3~4K落とす位が私にはベストだと思いますので

玄米含みを続けます、最近はあまり物を食べないと便通がきつくなるので、

何か食べたいときは少量(従来の3分の1程)食べるようにしています。

ハリィ~何時も楽しみに覗いています、ありがとさんです!

2016/12/10 (土) 05:14:16 | URL | 嘘と欲 #- [ 編集 ]

肩こりに付いて

 
もう40年以上前の交通事故で、肩こりと肩全体の

すくみで鍼をしてもらった事があります。

それなりに効果は有ったと思いますが、35年ほど前

にテニスを始めるとその症状は全く出なくなりました

肩近辺の筋肉が元気になったからだと思います。

肩こりはダンベルとかラケットとかの軽い負担を

掛け毎日1時間ほど振り回しの運動をすると

無くなると思います。

さっきハリィさんのさんを忘れました、シチレイ!

2016/12/10 (土) 05:34:53 | URL | 嘘と欲 #- [ 編集 ]

さん、なしでオッケーです!


嘘と欲さん、

いつも養生法的に含蓄のあるコメントを頂きまして、ありがとうございます。

結膜炎の原因菌であるモラックス菌?だったか。これが乳酸菌とバッティングして抗生剤的に乳酸菌が作用するのかもしれませんね。

ちなみにゴウコクは眼疾患の特効穴としても有名です。

眼疾患とは、白内障、緑内障、眼底出血、眼精疲労、結膜炎など、です。

肩こりに関しての見解。まったくその通りかと存じます。

構造的には、肩甲骨に上肢が引っかかっているだけで、それゆえに肩関節はほぼ360度回転できる自由性を得ています。

この欠点が、片腕上肢の重さ3〜4キロの負荷が常に肩にかかってくることで、引っ張られるのを支えるユガミとして肩こりが発生すると。

このユガミを解消するか、筋肉を強化すれば、肩こりは解消できるはずです。

ちなみにゴウコクはどうも肩こりに効く感じです。

放知技、楽しんでくれているようで、嬉しい限りです。

色んな意味でここ5年余の内部被曝防御の試行錯誤の思考実験の復習になっており、

自分にも有意義です。

2016/12/10 (土) 06:12:48 | URL | 今村光臣 #- [ 編集 ]

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